珍しい10180号車つづきです

樹廊 臣

2017年11月26日 04:28

 おはようございます。この記事は予約投稿です。

 本日の画像

 昨日、「珍しいバス」と書いた松電様の10180号車
日野ブルーリボンシティHIMR(HM-HU1JMEP)
何が珍しいのかと言いますと、まず、モーターとバッテリーを積んだ
電気式ハイブリッドカーであると言うこと、ハイブリッドなのに
ワンステップバスであるという点が珍しいです。苦労して開発されたバスです。
多分このバスは世界に4台だけ。

 ワンステップバスは床が低いのですが、低い床で
上高地まで運行されたこともある車です。
 本来上高地に行くバスは、1974,1975年式の
北村ボディのいすゞBU10Kのようにステップを
高くした車を導入したこともあったくらいの路線だったので、
ステップの低いワンステだと地面にこすらないかと
心配になります。今では上高地に行くことは無くなりました。

 この形のバスは現在、松本で1台、長野で多分2台運用されています。
松本にもう一台の10181号車は早くに引退して、部品取りの車に
なってしまっています。調子が悪かったのかな?
 この形のバスは2001年に東京都営バスさんでも導入する予定
(都営バスH代(2001年度導入という意味)があったのですが、
東京の市民団体が「都営バスはノンステップバスを入れろ!」と、要望したために、
このHIMRワンステ(都営バスさんだとちょっと変えて「らくらくステップ」となります)は
導入できなくなってしまいました。作った日野自動車さんも、都営バスさんに
売る予定でがんばって開発したのに売れずにがっかりとなった型のバスです。
(この話のソースは当時の2ちゃんねるからです)

10180号車さんでした。

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