2019年02月14日
今日の諏訪バス(メモ)
今日、用事で茅野市に行きました。ミニカーを買いに・・・
諏訪バス様では、
95455号車(U-代のエアロスターM)のナンバーがなくなっていた。
松本に居た中古のエルガミオ01510号車が
諏訪200あ・105のナンバー(つい最近の登録)
を付けて茅野発岡谷行きの運用に入っていた。
車内外には松本時代の広告がそのまま残っていた。
今日見たことの覚え書きです。
諏訪バス様では、
95455号車(U-代のエアロスターM)のナンバーがなくなっていた。
松本に居た中古のエルガミオ01510号車が
諏訪200あ・105のナンバー(つい最近の登録)
を付けて茅野発岡谷行きの運用に入っていた。
車内外には松本時代の広告がそのまま残っていた。
今日見たことの覚え書きです。
タグ :バスネタ
2019年02月14日
小説『中学生も色々と』その485
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今日のこのブログはこの小説だけです。
私の作った小説『中学生も色々と』第485話(その485)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません
今日はかなりひどい内容です。見ない方が良いです
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
1991年頃に考えた話です
その485「暗井不機味の放浪」
2019年2月14日木曜日はバレンタインデーです。
「俺の下駄箱にも入ってる!」
「私の靴入れにも!」
「俺の靴箱にも暗井のチョコが入ってる!」
「3の6全員の下駄箱に暗井菌の毒入りバイキンチョコが入ってるー!」中中3年6組は暗井のチョコでパニックになりました。
「毒入り事件だー!」と。
その頃暗井は一人教室で、
「私のチョコでクラスメイトがみんな大喜びしてくれるわ~ウフフフフフ~。」と、変な想像をしてニヤニヤしていました。
「ドカドカドカドカ!」そこへ続々と3年6組のクラスメイトがなだれ込んできました。みんなカンカンに怒っています。
「汚い奴が毒殺しようとしたー!」
「この汚いチョコを下駄箱に入れたのは暗井菌だなー!」
「田山はお前の汚い毒入りチョコを食べてトイレにこもって居るんだぞ!」その頃田山君は本当におなかを壊してトイレで苦しんでいました。差別しすぎてこうなってしまったのです。
「バカヤロー!」
「バイキン!」
「汚ねー奴が毒殺しようとしたー!」みんなはそう言って暗井の手作りチョコを暗井の机やその周辺にたたきつけていました。その横では、
「ウガッ!暗井のチョコ、汚いー!きたないー!」と、小心太郎が泣きわめいていました。いじめっ子から小心は無理矢理口の中に暗井のチョコを押し込まれていたのです。
「汚いー!毒ー!死んじゃうー!」そう言いながら泣き叫ぶ小心太郎を見た暗井は、
「もうイヤー!うううしくしくしく!」と、号泣しながらどこかに走り出して行きました。ちなみに小心太郎も本当におなかを壊してトイレにこもりました。田山君も小心もそれだけ暗井のことを汚いバイキンだと言って差別しすぎていたのです。
先生が来る頃には暗井のチョコはゴミ箱に片付けられていました。暗井への差別いじめがばれないようにするために証拠物品のチョコをゴミ箱に捨てたというか隠したのです。
「暗井が無断欠席なんて珍しいな。」篠口先生は言いました。そして篠口先生は、
「暗井から休むという連絡が何も来ていないが、誰か知っている人は居ないかー?」と、クラス中に聞きましたがみんな、
「知りませーん!」と、言いました。そして篠口先生は、
「田山と小心は登校して来た早々腹痛で早退した。季節柄O(オー)157とかの食中毒がはやっているのかもしれない。受験も間近だからみんな食べ物にも気をつけるように。」と、のんきなことを言っていました。
「ひどいわっ!ひどいわっ!私と教祖様の愛のこもったチョコレートを!せっかく私がみんなに喜んでもらうために作った手作りチョコレートを『汚い』とか『毒』だなんて!ひどいわっ!ひどいわっ!うううしくしくしく!」暗井は差別された悲しみのあまりに田上市街を走り回っていました。ものすごい悲しみでした。平常心を保つことができないくらいの悲しみでした。
「もう、汽車に乗ってどこか遠くに行っちゃいたいよ!うううしくしくしく!」暗井はそう思いました。そして、目の前にあったのは田上駅でした。駅を見た暗井は思いました。
「汽車に乗ってどこか遠いところに行っちゃおう。」と。そして財布を見ると304円有りました。
「304円有る。このお金で行くことができるところまでりょうみ鉄道に乗ろう。」暗井は自動券売機で300円の片道切符を買いました。帰ることなど考えていません。そして改札を通ってりょうみ鉄道のホームに行きました。
「まもなく快速列車宝塔(ほうとう)行きがまいります。黄色い線の内側まで下がってください……。」と、アナウンスが聞こえました。
「だったーんだったーん。」と、クモハ2528というりょうみ鉄道の列車が入ってきました。
「この汽車に乗って遠いところへ行こう!うううしくしくしく。もうどこか遠くに行っちゃいたいよ!」暗井は泣きながらりょうみ鉄道に乗り込みました。
「がったんごーがったんごー。」
「快速列車宝塔行きです。次の停車駅は田差(たさ)です。」快走するりょうみ鉄道の中で暗井は、
「うううしくしくしく。うううしくしくしく。」と、泣き続けていました。しかし、ボックスシートの車両だったのでいくら泣こうが誰も気に止める人も居ませんでした。
やがて列車は北日月(きたひつき)という駅に着きました。
「北日月です。特急列車と急行列車を先行させますため、この駅で10ほど停車します。しばらくお待ちください。」というアナウンスがありました。暗井は、止まっている快速列車の車掌さんに聞いてみることにしました。
「この切符で、一番遠くまで行くことのできる駅はなんて駅?」車掌さんが言うには、
「この北日月駅でりょうみ鉄道海花(うみばな)線に乗り換えて暮日月(くれひつき)駅まで行くのが一番遠いね。」とのことでした。その暮日月駅はこの北日月駅の隣の駅でした。暗井はその「一番遠い」暮日月駅まで行くことにしました。
「海花線に乗り換えるには5番線だよ。」と、車掌さんに言われて暗井は北日月駅5番線ホームに行きました。この「海花線」はりょうみ鉄道でもローカルな線で50分に一回しか列車が来ません。次の列車まで20分有りました。暗井は駅の待合室で待ちました。寒い待合室でした。そのうちに海花線の列車が来ました。それには「クモハ2019」と、今年の年数と同じ番号が書かれていましたが、恐ろしく古い車両でした。車内は木でできていて、「昭和2年製造」と書かれていました。
「木でできている。なんて古い汽車なのかしら。」暗井はつぶやきました。
「この古い汽車が最後の汽車になるのね。もうこの切符じゃこれ以上先に行くことはできないし、お金は4円しかないもの。」と。
「最後の汽車?」暗井は何かを決意したかのようでした。その決意のことを考えると、
「うううしくしくしく。」と、涙が出てきました。暗井はその古い列車の長い椅子に座り、
「うううしくしくしく。」と、泣いていました。暗井不機味の泣き声はいつも、
「うううしくしくしく。」です。
余談ですが、暗井の弟は
「えーんえーんしくしくしく。」と、泣き、暗井の母親は、
「めそめそしくしくしく。」と、泣き、暗井の父親は、
「わーんわーんしくしくしく。」と、泣きます。
「最後に行く駅、くれひつきえき。暮日月駅ってどんな駅なのかしら?どんな町なのかしら?そこが私の最後の町……。」実は暗井不機味、「最後の町」と言っていますが、最後の町で自殺するつもりなのです。だから、「最後の町」なのです。もはや暗井不機味の頭の中には大好きだったウマシ教もウマシカ教祖も神父もシスターも居ませんでした。大好きなウマシカ教祖すら消えてしまうくらいに、バレンタインチョコの件はつらく悲しい出来事で、暗井の心の中はもうめちゃくちゃになってしまっていて、ウマシカ教祖のこともウマシ教のことも、弟のことも、高校受験のことも無くなっていました。暗井の頭の中には、
「もっと遠いところ、すなわち天国に行こう。」という考えだけが有るのみでした。だからもう、田上の町に帰る切符はいらなかったのです。
「天国に行くわ。私。今度生まれ変わるとしたら、私は貝になりたい。」暗井は何かの映画に出ていた言葉をつぶやきました。そんなこと言っていると本当に貝に生まれ変わってしまうでしょうが。とにかくその声はとても小さかったので誰にも聞かれることはありませんでした。
「チャンチキテンテン」北日月駅5番ホームの発車の音楽が鳴りました。
「この列車は各駅停車の海花駅行きです。この列車3両編成でトイレは真ん中の車両2号車にございます。次の停車駅は暮日月駅です。」というアナウンスがありました。
「私は暮日月駅で降りる。」暗井はつぶやきました。
「まもなく暮日月駅です。お出口は右側です。」北日月駅から3分で暮日月駅に着きました。暗井は列車を降りました。暮日月駅は無人駅で、周りには田んぼと住宅地があるだけの、これと言った特徴も無い普通の町でした。ただ、近くには私立スーパーエリート高校が存在しているのでした。
暮日月駅のホーム。暗井の手からポロリと「田上駅から300円」の切符が落ちました。
「もう私は4円しかお金を持っていないから家に帰ることもできない。」暗井は一度は、
「うううしくしくしく。」と泣きましたが、
「ニヤ。」と、少しだけ微笑みました。これから暗井不機味はどうなる?!
その485おわり その486につづきます
明日もこの『小説』はひどい内容です。スルー推奨です
個人的メモ:2019-0213点検済
今日のこのブログはこの小説だけです。
私の作った小説『中学生も色々と』第485話(その485)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません
今日はかなりひどい内容です。見ない方が良いです
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
1991年頃に考えた話です
その485「暗井不機味の放浪」
2019年2月14日木曜日はバレンタインデーです。
「俺の下駄箱にも入ってる!」
「私の靴入れにも!」
「俺の靴箱にも暗井のチョコが入ってる!」
「3の6全員の下駄箱に暗井菌の毒入りバイキンチョコが入ってるー!」中中3年6組は暗井のチョコでパニックになりました。
「毒入り事件だー!」と。
その頃暗井は一人教室で、
「私のチョコでクラスメイトがみんな大喜びしてくれるわ~ウフフフフフ~。」と、変な想像をしてニヤニヤしていました。
「ドカドカドカドカ!」そこへ続々と3年6組のクラスメイトがなだれ込んできました。みんなカンカンに怒っています。
「汚い奴が毒殺しようとしたー!」
「この汚いチョコを下駄箱に入れたのは暗井菌だなー!」
「田山はお前の汚い毒入りチョコを食べてトイレにこもって居るんだぞ!」その頃田山君は本当におなかを壊してトイレで苦しんでいました。差別しすぎてこうなってしまったのです。
「バカヤロー!」
「バイキン!」
「汚ねー奴が毒殺しようとしたー!」みんなはそう言って暗井の手作りチョコを暗井の机やその周辺にたたきつけていました。その横では、
「ウガッ!暗井のチョコ、汚いー!きたないー!」と、小心太郎が泣きわめいていました。いじめっ子から小心は無理矢理口の中に暗井のチョコを押し込まれていたのです。
「汚いー!毒ー!死んじゃうー!」そう言いながら泣き叫ぶ小心太郎を見た暗井は、
「もうイヤー!うううしくしくしく!」と、号泣しながらどこかに走り出して行きました。ちなみに小心太郎も本当におなかを壊してトイレにこもりました。田山君も小心もそれだけ暗井のことを汚いバイキンだと言って差別しすぎていたのです。
先生が来る頃には暗井のチョコはゴミ箱に片付けられていました。暗井への差別いじめがばれないようにするために証拠物品のチョコをゴミ箱に捨てたというか隠したのです。
「暗井が無断欠席なんて珍しいな。」篠口先生は言いました。そして篠口先生は、
「暗井から休むという連絡が何も来ていないが、誰か知っている人は居ないかー?」と、クラス中に聞きましたがみんな、
「知りませーん!」と、言いました。そして篠口先生は、
「田山と小心は登校して来た早々腹痛で早退した。季節柄O(オー)157とかの食中毒がはやっているのかもしれない。受験も間近だからみんな食べ物にも気をつけるように。」と、のんきなことを言っていました。
「ひどいわっ!ひどいわっ!私と教祖様の愛のこもったチョコレートを!せっかく私がみんなに喜んでもらうために作った手作りチョコレートを『汚い』とか『毒』だなんて!ひどいわっ!ひどいわっ!うううしくしくしく!」暗井は差別された悲しみのあまりに田上市街を走り回っていました。ものすごい悲しみでした。平常心を保つことができないくらいの悲しみでした。
「もう、汽車に乗ってどこか遠くに行っちゃいたいよ!うううしくしくしく!」暗井はそう思いました。そして、目の前にあったのは田上駅でした。駅を見た暗井は思いました。
「汽車に乗ってどこか遠いところに行っちゃおう。」と。そして財布を見ると304円有りました。
「304円有る。このお金で行くことができるところまでりょうみ鉄道に乗ろう。」暗井は自動券売機で300円の片道切符を買いました。帰ることなど考えていません。そして改札を通ってりょうみ鉄道のホームに行きました。
「まもなく快速列車宝塔(ほうとう)行きがまいります。黄色い線の内側まで下がってください……。」と、アナウンスが聞こえました。
「だったーんだったーん。」と、クモハ2528というりょうみ鉄道の列車が入ってきました。
「この汽車に乗って遠いところへ行こう!うううしくしくしく。もうどこか遠くに行っちゃいたいよ!」暗井は泣きながらりょうみ鉄道に乗り込みました。
「がったんごーがったんごー。」
「快速列車宝塔行きです。次の停車駅は田差(たさ)です。」快走するりょうみ鉄道の中で暗井は、
「うううしくしくしく。うううしくしくしく。」と、泣き続けていました。しかし、ボックスシートの車両だったのでいくら泣こうが誰も気に止める人も居ませんでした。
やがて列車は北日月(きたひつき)という駅に着きました。
「北日月です。特急列車と急行列車を先行させますため、この駅で10ほど停車します。しばらくお待ちください。」というアナウンスがありました。暗井は、止まっている快速列車の車掌さんに聞いてみることにしました。
「この切符で、一番遠くまで行くことのできる駅はなんて駅?」車掌さんが言うには、
「この北日月駅でりょうみ鉄道海花(うみばな)線に乗り換えて暮日月(くれひつき)駅まで行くのが一番遠いね。」とのことでした。その暮日月駅はこの北日月駅の隣の駅でした。暗井はその「一番遠い」暮日月駅まで行くことにしました。
「海花線に乗り換えるには5番線だよ。」と、車掌さんに言われて暗井は北日月駅5番線ホームに行きました。この「海花線」はりょうみ鉄道でもローカルな線で50分に一回しか列車が来ません。次の列車まで20分有りました。暗井は駅の待合室で待ちました。寒い待合室でした。そのうちに海花線の列車が来ました。それには「クモハ2019」と、今年の年数と同じ番号が書かれていましたが、恐ろしく古い車両でした。車内は木でできていて、「昭和2年製造」と書かれていました。
「木でできている。なんて古い汽車なのかしら。」暗井はつぶやきました。
「この古い汽車が最後の汽車になるのね。もうこの切符じゃこれ以上先に行くことはできないし、お金は4円しかないもの。」と。
「最後の汽車?」暗井は何かを決意したかのようでした。その決意のことを考えると、
「うううしくしくしく。」と、涙が出てきました。暗井はその古い列車の長い椅子に座り、
「うううしくしくしく。」と、泣いていました。暗井不機味の泣き声はいつも、
「うううしくしくしく。」です。
余談ですが、暗井の弟は
「えーんえーんしくしくしく。」と、泣き、暗井の母親は、
「めそめそしくしくしく。」と、泣き、暗井の父親は、
「わーんわーんしくしくしく。」と、泣きます。
「最後に行く駅、くれひつきえき。暮日月駅ってどんな駅なのかしら?どんな町なのかしら?そこが私の最後の町……。」実は暗井不機味、「最後の町」と言っていますが、最後の町で自殺するつもりなのです。だから、「最後の町」なのです。もはや暗井不機味の頭の中には大好きだったウマシ教もウマシカ教祖も神父もシスターも居ませんでした。大好きなウマシカ教祖すら消えてしまうくらいに、バレンタインチョコの件はつらく悲しい出来事で、暗井の心の中はもうめちゃくちゃになってしまっていて、ウマシカ教祖のこともウマシ教のことも、弟のことも、高校受験のことも無くなっていました。暗井の頭の中には、
「もっと遠いところ、すなわち天国に行こう。」という考えだけが有るのみでした。だからもう、田上の町に帰る切符はいらなかったのです。
「天国に行くわ。私。今度生まれ変わるとしたら、私は貝になりたい。」暗井は何かの映画に出ていた言葉をつぶやきました。そんなこと言っていると本当に貝に生まれ変わってしまうでしょうが。とにかくその声はとても小さかったので誰にも聞かれることはありませんでした。
「チャンチキテンテン」北日月駅5番ホームの発車の音楽が鳴りました。
「この列車は各駅停車の海花駅行きです。この列車3両編成でトイレは真ん中の車両2号車にございます。次の停車駅は暮日月駅です。」というアナウンスがありました。
「私は暮日月駅で降りる。」暗井はつぶやきました。
「まもなく暮日月駅です。お出口は右側です。」北日月駅から3分で暮日月駅に着きました。暗井は列車を降りました。暮日月駅は無人駅で、周りには田んぼと住宅地があるだけの、これと言った特徴も無い普通の町でした。ただ、近くには私立スーパーエリート高校が存在しているのでした。
暮日月駅のホーム。暗井の手からポロリと「田上駅から300円」の切符が落ちました。
「もう私は4円しかお金を持っていないから家に帰ることもできない。」暗井は一度は、
「うううしくしくしく。」と泣きましたが、
「ニヤ。」と、少しだけ微笑みました。これから暗井不機味はどうなる?!
その485おわり その486につづきます
明日もこの『小説』はひどい内容です。スルー推奨です
個人的メモ:2019-0213点検済
タグ :『中学生も色々と』