2016年09月30日
ミニカー紹介…トヨタジョブサンSDK8(水色)
おはようございますこの記事は予約投稿です。
今回紹介するミニカーは第2ミニカー倉庫から出てきた、
トヨタジョブサンSDK8のトミカです。日本製です。
以前、2015年8月1日にリッチフィールドの
ジョブサンを紹介↓
http://jyuroujinnb.naganoblog.jp/e1759422.html
したことがありますが、今回のはトミー製です。両方ともそっくりです。

建設業はもちろん、その他の建設業ではない業種でも
主に雪かき用として導入されている車です。
私が今お世話になっている会社(製造業の会社)にも
一台このジョブサン(水色)がありますが、使われている様子がありませんw
このジョブサンのミニカー、バケット可動。バケットのアームも
上下に可動します。ブルドーザーごっこにも使用できる
アクション付きで良い出来です。
このトミカ、バケットのプラ製アームが水色から緑に変色してしまっています。
しかし、緑のアクセントが出来て、おしゃれな色合いになったと思っています。
今回の記事、2015年8月1日のリッチフィールドのジョブサンの記事と
ほとんど同じ記事にしてしまいました(笑)
今回紹介するミニカーは第2ミニカー倉庫から出てきた、
トヨタジョブサンSDK8のトミカです。日本製です。
以前、2015年8月1日にリッチフィールドの
ジョブサンを紹介↓
http://jyuroujinnb.naganoblog.jp/e1759422.html
したことがありますが、今回のはトミー製です。両方ともそっくりです。
建設業はもちろん、その他の建設業ではない業種でも
主に雪かき用として導入されている車です。
私が今お世話になっている会社(製造業の会社)にも
一台このジョブサン(水色)がありますが、使われている様子がありませんw
このジョブサンのミニカー、バケット可動。バケットのアームも
上下に可動します。ブルドーザーごっこにも使用できる
アクション付きで良い出来です。
このトミカ、バケットのプラ製アームが水色から緑に変色してしまっています。
しかし、緑のアクセントが出来て、おしゃれな色合いになったと思っています。
今回の記事、2015年8月1日のリッチフィールドのジョブサンの記事と
ほとんど同じ記事にしてしまいました(笑)
タグ :ミニカー
2016年09月30日
小説『中学生も色々と』その62
おはようございます。この記事は予約投稿です。
私の作った小説『中学生も色々と』第62話(その62)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その62「暗井姉弟、ウマシ教に走る!」
クラスのみんなから差別されていじめられ、差別により心もプライドも尊厳もボロボロにさせられた暗井姉弟、あまりに傷つきすぎたため、生きているのも嫌になりました。
「そうだ死ねば天国に行くことができて楽になるかしら。」姉不機味は弟妙男に言いました。妙男は
「そうだよ。天国に行けばきっと楽しいところで、僕たちもバイキンじゃなくて人間として扱ってもらうことができるはずだよ。」と言いました。
「死にましょう。」暗井不機味は妙男に言いました。妙男は
「そうだよ、ぼく、大好きなお姉ちゃんと一緒に死にたい。」と言いました。そして、
「うううしくしくしく。」
「えーんえーんしくしくしく。」と二人で泣きました。
「トボトボ。」暗井姉弟は家からちょっと離れたところにあるりょうみ鉄道という私鉄の線路へとやって来ました。鉄道自殺をするつもりなのです。
「妙男。遺書は書いた?」
「うん。お姉ちゃん。」
「ゴットンゴットン……。」列車がやって来ます。
「さあ、飛び込むわよ!妙男!」
「うん!おねーちゃん!」
「いけなーい!」二人が列車に飛び込もうとした時、シスターみたいな格好をしたおばさんが二人の襟首をつかんで止めました。
「自殺しようとするなんて!いけません!何があったか知らないけど生きるのです!」おばさんは言いました。その声に暗井姉弟は、
「うううしくしくしく。」
「えーんえーんしくしくしく。」と号泣しました。
「何があったのですか?」おばさんは暗井姉弟に尋ねました。
「学校で『バイキン』って差別されていたの!『ブサイク』とも言われたの!それで生きているのが嫌になって自殺しようとしていたの。」暗井姉弟は言いました。
「まあ!なんてひどいことを!かわいそうです!」そしておばさんは近くに置いてあった遺書を見つけました。そしてその遺書を見るとポロポロと涙を流しました。
「まあ……なんてひどいことを……。」遺書には暗井姉弟の苦しみが書かれていたのです。
「わが、ウマシ教に入れば苦しみから救われます。私はウマシ教のシスターです。」おばさんは言いました。実はこのおばさん、あやしい新興宗教団体「ウマシ教」のシスターだったのです。暗井姉弟は、
「ウマシ教に入れば、苦しみから救われるのですか?」とシスターに聞きました。シスターは、
「はい、ウマシ教に入れば差別からもいじめからも救われます。一度、わがウマシ教の教祖、『ウマシカ リコオ様』に会って頂きたいわ。」と言いました。暗井姉弟は
「ウマシカリコオ様に会いたい!ウマシ教にも入りたい!」と言いました。シスターは、
「じゃあ、善は急げよ!早速ウマシ教の教会に行きましょう!」と言いました。
暗井姉弟に希望の光が降り注ぎました!その時の暗井姉弟の目はキラキラと輝いていました。
「わーいわーい!ウマシ教で救われるんだ!」と妙男。
「ウマシ教!なんて素敵な響きなのかしら。ウフフー。」と、不機味。シスターは
「じゃあ、早速行きましょう。今すぐ!」と言いました。暗井姉弟は
「行こう行こう!」と、大喜びで言いました。
ウマシ教の教会は暗井姉弟の家の近くにあります。教会の入り口には
「これこそ真実の宗教団体 世界救世教団ウマシ教」と書かれた看板が掲げてあります。教会の屋根には教祖の顔の像が掲げてあります。趣味悪いです。
「まあ!素敵な教会!」暗井姉弟は言いました。早速中に入ります。壁には「お救い表」という勧誘実績を書いたグラフ。そして何だか分からない壺や絵皿。そして馬と鹿の首の剥製(はくせい)が飾ってあります。おまけにウマシカリコオの胸像まで飾ってあります。
「あら、初めてのお友達ね。いらっしゃい。」暗井姉弟はすごく歓迎されました。ウマシ教の神父もいて神父も歓迎しました。
「シスター、素晴らしい。2人の迷える子羊を救ってくるとは。」神父はシスターにそう言い、褒めたたえました。そしてシスターは
「この二人は入信希望者なのです。」と言いました。神父は
「ますます素晴らしい。我がウマシ教に入ってもらって幸せになって頂こう。」と言いました。シスターは、
「まず、教祖様、ウマシカリコオ様に会って頂かないと。接見料1万円です。」と言いました。暗井は
「石鹸がいるの?手を洗うの?」と言いました。シスターはずっこけて
「セッケンってね。手を洗う石鹸じゃないのよ。接見って教祖様にお会いして頂くことよ。そのお金が一万円なの。」と説明しました。それを聞いた暗井は急に暗くなりました。
「私、中学生だからお金持ってないうううしくしくしく。」と言いました。それを聞いた神父とシスターは、
「まあ、それはかわいそうね。いいわ!お金はあなた達が就職して給料をもらうようになってからでいいわ!」と、言ってくれました。
暗井姉弟は教祖、ウマシカリコオの部屋に通されました。教祖はカールしたひげを生やし、白装束を身につけていました。
「私は教祖だ。二人とも何か困っていることがあるのだろう。相談事があったら言いなさい。」と言いました。暗井姉弟は
「学校で『汚い』とか『ブサイク』と言われて差別されていること、いじめられていること。そのことで自殺未遂をしたことなどの困りごと」を教祖に言いました。教祖は、
「フムフム。ひどい人もいるものだ。」と言いました。そして、
「二人とも、ただちに我がウマシ教に入信しなさい。」と言いました。暗井姉弟は
「入信できるんだ!これで幸せになる!」と、手を取り合って喜びました。しかし教祖は
「我がウマシ教に入るには、大人20万円、子供10万円の入会費が必要だ。」と言いました。それを聞いた暗井姉弟はまた暗くなり、
「中学生だからお金持ってないのうううしくしくしく。」
「小学生だからお金持ってないえーんえーんしくしくしく。」と泣きました。それを聞いた教祖は、
「そうか、それはかわいそうだ。しかしお前達は学校で傷つけられており、ことは緊急を要する。よし、お前達、お金はお前達が就職して給料をもらうようになってからでいいぞ。それまで待とう。」その言葉に暗井姉弟は泣いて喜び、
「教祖様ありがとうございます!」と言いました。そして教祖は
「我が教団自慢の5000万円の壺を買えば、一気に幸せになることができるのだが……。お金が無いんじゃしょうがないな。」と言いました。暗井姉弟は
「その壺欲しいです!買うことができるように貯金します!」と言いました。
いよいよ、暗井姉弟が入信するための儀式です。神父が、
「二人とも、我が教団のために財産や労力をささげることを誓いますか?」と言うと暗井姉弟は
「はい!誓います!」と、目を輝かせて言いました。次にシスターが、
「それでは入信するための『愛の接吻』の儀式をおこないます。」と言いました。妙男が、
「あいのせっぷんって何?」と聞くのでシスターは、
「ありがたい愛情のこもったキスのことよ。」と、説明しました。
「ブチュ」まずは暗井姉弟がシスターと接吻!
「ブチュ」次に暗井姉弟が神父と接吻!
「ブチュ」最後に暗井姉弟が教祖と接吻!
「これであなた達二人は我がウマシ教の信者よ!」こうして暗井姉弟は信者になり、
「わーい!わーい!これで幸せになることができる!」と喜びました。
「あなた達はバイキンじゃないの。ちゃんとした人間なの。教祖様の子よ。」シスターは暗井姉弟に言いました。その言葉に暗井姉弟は
「私たちはバイキンじゃない!教祖様の子なんだ!」と感動しました。その目はキラキラと輝いていました。ふたりとも洗脳されてるんじゃないかと思いますが違います。洗脳はまだされていません。暗井姉弟はウマシ教のことも教祖のことも信じ切っています。ちなみに、このウマシ教では暗井姉弟のことを差別する人は誰一人としていませんでした。なので(暗井姉弟にとって)学校に比べればウマシ教の教会の中は天国でした。(ある意味、この宗教団体に入って幸せだったかも?)
それからというもの、暗井姉弟は学校で差別された時、
「私はバイキンじゃないわ。教祖様の子よ!」と言うようになり、クラスメートからは
「ウマシ教」というあだ名も付けられてもっといじめられたのでした。しかし、暗井姉弟はウマシ教にどっぷりと浸かっていくのでした。
※ウマシ教とはキリスト教等とは全く関係ない架空の新興宗教団体です。
その62おわり その63につづく
いじめ・差別の話は一旦はここでおわり。次回はお里さんに恋した鎌霧くんのお話です。
私の作った小説『中学生も色々と』第62話(その62)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その62「暗井姉弟、ウマシ教に走る!」
クラスのみんなから差別されていじめられ、差別により心もプライドも尊厳もボロボロにさせられた暗井姉弟、あまりに傷つきすぎたため、生きているのも嫌になりました。
「そうだ死ねば天国に行くことができて楽になるかしら。」姉不機味は弟妙男に言いました。妙男は
「そうだよ。天国に行けばきっと楽しいところで、僕たちもバイキンじゃなくて人間として扱ってもらうことができるはずだよ。」と言いました。
「死にましょう。」暗井不機味は妙男に言いました。妙男は
「そうだよ、ぼく、大好きなお姉ちゃんと一緒に死にたい。」と言いました。そして、
「うううしくしくしく。」
「えーんえーんしくしくしく。」と二人で泣きました。
「トボトボ。」暗井姉弟は家からちょっと離れたところにあるりょうみ鉄道という私鉄の線路へとやって来ました。鉄道自殺をするつもりなのです。
「妙男。遺書は書いた?」
「うん。お姉ちゃん。」
「ゴットンゴットン……。」列車がやって来ます。
「さあ、飛び込むわよ!妙男!」
「うん!おねーちゃん!」
「いけなーい!」二人が列車に飛び込もうとした時、シスターみたいな格好をしたおばさんが二人の襟首をつかんで止めました。
「自殺しようとするなんて!いけません!何があったか知らないけど生きるのです!」おばさんは言いました。その声に暗井姉弟は、
「うううしくしくしく。」
「えーんえーんしくしくしく。」と号泣しました。
「何があったのですか?」おばさんは暗井姉弟に尋ねました。
「学校で『バイキン』って差別されていたの!『ブサイク』とも言われたの!それで生きているのが嫌になって自殺しようとしていたの。」暗井姉弟は言いました。
「まあ!なんてひどいことを!かわいそうです!」そしておばさんは近くに置いてあった遺書を見つけました。そしてその遺書を見るとポロポロと涙を流しました。
「まあ……なんてひどいことを……。」遺書には暗井姉弟の苦しみが書かれていたのです。
「わが、ウマシ教に入れば苦しみから救われます。私はウマシ教のシスターです。」おばさんは言いました。実はこのおばさん、あやしい新興宗教団体「ウマシ教」のシスターだったのです。暗井姉弟は、
「ウマシ教に入れば、苦しみから救われるのですか?」とシスターに聞きました。シスターは、
「はい、ウマシ教に入れば差別からもいじめからも救われます。一度、わがウマシ教の教祖、『ウマシカ リコオ様』に会って頂きたいわ。」と言いました。暗井姉弟は
「ウマシカリコオ様に会いたい!ウマシ教にも入りたい!」と言いました。シスターは、
「じゃあ、善は急げよ!早速ウマシ教の教会に行きましょう!」と言いました。
暗井姉弟に希望の光が降り注ぎました!その時の暗井姉弟の目はキラキラと輝いていました。
「わーいわーい!ウマシ教で救われるんだ!」と妙男。
「ウマシ教!なんて素敵な響きなのかしら。ウフフー。」と、不機味。シスターは
「じゃあ、早速行きましょう。今すぐ!」と言いました。暗井姉弟は
「行こう行こう!」と、大喜びで言いました。
ウマシ教の教会は暗井姉弟の家の近くにあります。教会の入り口には
「これこそ真実の宗教団体 世界救世教団ウマシ教」と書かれた看板が掲げてあります。教会の屋根には教祖の顔の像が掲げてあります。趣味悪いです。
「まあ!素敵な教会!」暗井姉弟は言いました。早速中に入ります。壁には「お救い表」という勧誘実績を書いたグラフ。そして何だか分からない壺や絵皿。そして馬と鹿の首の剥製(はくせい)が飾ってあります。おまけにウマシカリコオの胸像まで飾ってあります。
「あら、初めてのお友達ね。いらっしゃい。」暗井姉弟はすごく歓迎されました。ウマシ教の神父もいて神父も歓迎しました。
「シスター、素晴らしい。2人の迷える子羊を救ってくるとは。」神父はシスターにそう言い、褒めたたえました。そしてシスターは
「この二人は入信希望者なのです。」と言いました。神父は
「ますます素晴らしい。我がウマシ教に入ってもらって幸せになって頂こう。」と言いました。シスターは、
「まず、教祖様、ウマシカリコオ様に会って頂かないと。接見料1万円です。」と言いました。暗井は
「石鹸がいるの?手を洗うの?」と言いました。シスターはずっこけて
「セッケンってね。手を洗う石鹸じゃないのよ。接見って教祖様にお会いして頂くことよ。そのお金が一万円なの。」と説明しました。それを聞いた暗井は急に暗くなりました。
「私、中学生だからお金持ってないうううしくしくしく。」と言いました。それを聞いた神父とシスターは、
「まあ、それはかわいそうね。いいわ!お金はあなた達が就職して給料をもらうようになってからでいいわ!」と、言ってくれました。
暗井姉弟は教祖、ウマシカリコオの部屋に通されました。教祖はカールしたひげを生やし、白装束を身につけていました。
「私は教祖だ。二人とも何か困っていることがあるのだろう。相談事があったら言いなさい。」と言いました。暗井姉弟は
「学校で『汚い』とか『ブサイク』と言われて差別されていること、いじめられていること。そのことで自殺未遂をしたことなどの困りごと」を教祖に言いました。教祖は、
「フムフム。ひどい人もいるものだ。」と言いました。そして、
「二人とも、ただちに我がウマシ教に入信しなさい。」と言いました。暗井姉弟は
「入信できるんだ!これで幸せになる!」と、手を取り合って喜びました。しかし教祖は
「我がウマシ教に入るには、大人20万円、子供10万円の入会費が必要だ。」と言いました。それを聞いた暗井姉弟はまた暗くなり、
「中学生だからお金持ってないのうううしくしくしく。」
「小学生だからお金持ってないえーんえーんしくしくしく。」と泣きました。それを聞いた教祖は、
「そうか、それはかわいそうだ。しかしお前達は学校で傷つけられており、ことは緊急を要する。よし、お前達、お金はお前達が就職して給料をもらうようになってからでいいぞ。それまで待とう。」その言葉に暗井姉弟は泣いて喜び、
「教祖様ありがとうございます!」と言いました。そして教祖は
「我が教団自慢の5000万円の壺を買えば、一気に幸せになることができるのだが……。お金が無いんじゃしょうがないな。」と言いました。暗井姉弟は
「その壺欲しいです!買うことができるように貯金します!」と言いました。
いよいよ、暗井姉弟が入信するための儀式です。神父が、
「二人とも、我が教団のために財産や労力をささげることを誓いますか?」と言うと暗井姉弟は
「はい!誓います!」と、目を輝かせて言いました。次にシスターが、
「それでは入信するための『愛の接吻』の儀式をおこないます。」と言いました。妙男が、
「あいのせっぷんって何?」と聞くのでシスターは、
「ありがたい愛情のこもったキスのことよ。」と、説明しました。
「ブチュ」まずは暗井姉弟がシスターと接吻!
「ブチュ」次に暗井姉弟が神父と接吻!
「ブチュ」最後に暗井姉弟が教祖と接吻!
「これであなた達二人は我がウマシ教の信者よ!」こうして暗井姉弟は信者になり、
「わーい!わーい!これで幸せになることができる!」と喜びました。
「あなた達はバイキンじゃないの。ちゃんとした人間なの。教祖様の子よ。」シスターは暗井姉弟に言いました。その言葉に暗井姉弟は
「私たちはバイキンじゃない!教祖様の子なんだ!」と感動しました。その目はキラキラと輝いていました。ふたりとも洗脳されてるんじゃないかと思いますが違います。洗脳はまだされていません。暗井姉弟はウマシ教のことも教祖のことも信じ切っています。ちなみに、このウマシ教では暗井姉弟のことを差別する人は誰一人としていませんでした。なので(暗井姉弟にとって)学校に比べればウマシ教の教会の中は天国でした。(ある意味、この宗教団体に入って幸せだったかも?)
それからというもの、暗井姉弟は学校で差別された時、
「私はバイキンじゃないわ。教祖様の子よ!」と言うようになり、クラスメートからは
「ウマシ教」というあだ名も付けられてもっといじめられたのでした。しかし、暗井姉弟はウマシ教にどっぷりと浸かっていくのでした。
※ウマシ教とはキリスト教等とは全く関係ない架空の新興宗教団体です。
その62おわり その63につづく
いじめ・差別の話は一旦はここでおわり。次回はお里さんに恋した鎌霧くんのお話です。
タグ :『中学生も色々と』
2016年09月29日
10月2日以降の当ブログの内容について
こんばんは。いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
皆様にご覧いただいている樹廊臣のブログですが、
誠に勝手ながら、ミニカー紹介と小説は
10月2日以降お休みとさせて頂きます。
10月2日からしばらくは「信州バス祭り」というイベントの
レポートをお送りさせて頂きます。
自動車のバスに興味のない方にとっては
つまらないものになってしまうかもしれませんが、
もしよろしければおつきあい下さい。
信州バス祭りとは、長野市の会場に新旧の自動車のバスが集まる
おもしろいイベントです。詳しくはアルピコ交通様のホームページをご覧下さい。
第4回 信州バスまつり
【日 時】
2016年10月1日(土) 10:00~15:00
【場 所】
北陸信越運輸局 長野運輸支局 (住所:長野市西和田1丁目35番4号)
※会場には駐車場はありません。シャトルバスをご利用ください。
<公共交通ご利用のお客様>
長野駅東口(ユメリアバスパーク) ~ 会場
往復500円(小学生半額)、9:40より運行開始(所要時間約20分)
<自家用車でお越しのお客様>
富士通長野(長野市北尾張部・長電バス富士通前バス停) ~ 会場
往復400円(小学生半額)、9:40より運行開始(所要時間約15分)
だそうです。詳しくはアルピコ交通様のホームページをご覧下さい。
自動車のバスの世界をお楽しみに!
皆様にご覧いただいている樹廊臣のブログですが、
誠に勝手ながら、ミニカー紹介と小説は
10月2日以降お休みとさせて頂きます。
10月2日からしばらくは「信州バス祭り」というイベントの
レポートをお送りさせて頂きます。
自動車のバスに興味のない方にとっては
つまらないものになってしまうかもしれませんが、
もしよろしければおつきあい下さい。
信州バス祭りとは、長野市の会場に新旧の自動車のバスが集まる
おもしろいイベントです。詳しくはアルピコ交通様のホームページをご覧下さい。
第4回 信州バスまつり
【日 時】
2016年10月1日(土) 10:00~15:00
【場 所】
北陸信越運輸局 長野運輸支局 (住所:長野市西和田1丁目35番4号)
※会場には駐車場はありません。シャトルバスをご利用ください。
<公共交通ご利用のお客様>
長野駅東口(ユメリアバスパーク) ~ 会場
往復500円(小学生半額)、9:40より運行開始(所要時間約20分)
<自家用車でお越しのお客様>
富士通長野(長野市北尾張部・長電バス富士通前バス停) ~ 会場
往復400円(小学生半額)、9:40より運行開始(所要時間約15分)
だそうです。詳しくはアルピコ交通様のホームページをご覧下さい。
自動車のバスの世界をお楽しみに!
タグ :お知らせ
2016年09月29日
ミニカー紹介…日産ディーゼルESSOタンクローリー
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今回紹介するミニカーは第2ミニカー倉庫から出てきた
日産ディーゼルのESSOのタンクローリーのトミカです。
日本製です。この車は「レゾナ」という名が付く前の
日産ディーゼルの大型車で、排出ガス適合記号で言えば
K-代になります。

今から35年くらい前の形の日産ディーゼルESSOタンクローリーです。
そのデザインをうまく表現しており、大きさも手頃です。
キャビン(人が乗るところ)も、後ろのタンクも細かいところまで
よく作られています。それにこの車、キャビンがチルト(実車のように
キャビンが傾く)します。そうするとエンジンが出てきます。
良い出来です。
内装は作られておらず、フロントガラスから中を見ると
エンジンが見えます。
古い設計ですが良くできたトミカでした。
今回紹介するミニカーは第2ミニカー倉庫から出てきた
日産ディーゼルのESSOのタンクローリーのトミカです。
日本製です。この車は「レゾナ」という名が付く前の
日産ディーゼルの大型車で、排出ガス適合記号で言えば
K-代になります。
今から35年くらい前の形の日産ディーゼルESSOタンクローリーです。
そのデザインをうまく表現しており、大きさも手頃です。
キャビン(人が乗るところ)も、後ろのタンクも細かいところまで
よく作られています。それにこの車、キャビンがチルト(実車のように
キャビンが傾く)します。そうするとエンジンが出てきます。
良い出来です。
内装は作られておらず、フロントガラスから中を見ると
エンジンが見えます。
古い設計ですが良くできたトミカでした。
タグ :ミニカー
2016年09月29日
小説『中学生も色々と』その61
おはようございます。この記事は予約投稿です。
私の作った小説『中学生も色々と』第61話(その61)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その61「さ、差別だ~」
いじめがある中中1年6組。1年6組では差別もしています。差別されているのは暗井不機味です。
「気持ち悪い!」暗井が初めてこう言われたのは最近の運動会前のことでした。暗井はクラス一のブス(ものすごーいブス。田上市一のブス)で、おまけに体臭が「プ~ン」と、臭いのです。暗井は週に一度しか入浴しないのです。なのでだんだん、
「汚い。」
「臭い。」
「気持ち悪い。」という人が増えてきました。それまでそう思ってなかった人も、
「暗井って気持ち悪くて汚いと思わない?」と、言われると、
「そう言われてみれば気持ち悪くて汚いかも……。」と、思うようになって、言ってみれば気付いて行ったのです。
初めて気持ち悪いと言われてから一ヶ月。今は10月の中旬です。今ではクラスの全員から
「汚い。」
「臭い。」
「気持ち悪い。」と思われて言われ、現在では、
「暗井菌」というあだ名まで付けられてバイキン扱いされているのです。クラス全員が暗井のことをバイキンだと思っています。
この間の場面、あまりにひどい内容であり、
残酷なため
カット致します
実は暗井は小学生の時もバイキン扱いされて差別されていました。その差別、中学に入ったばかりは有りませんでしたが、だんだんとその差別がよみがえってきたのです。
帰りの会で反省というかを言う時、こんな発言がありました。
「掃除の時、暗井さんの机を運んでいたら、猪又君がからかってきたのでやめて欲しいです。」と。「暗井さん」と特定して発言している時点でもう病気です。1年6組は、小心太郎のいじめと言い、暗井不機味の差別と言い、もう「いじめ病」に侵(おか)されているのです。篠口先生は小心のいじめも暗井の差別も気付いていません。
この間の場面、あまりにひどい内容であり、
残酷なため
カット致します
「いつからこうなっちゃたんだろう……。うううしくしくしく……。」暗井は泣いて考えました。考えてもいつからこうなったかは分かりません。とにかく現状はつらい差別の日々が続いています。とにかく暗井は心もプライドも尊厳もボロボロに傷つけられて泣いています。
「私バイキンじゃない!」そう言っても
「暗井菌が何を言っている!バイキン!ブス!」と言われるだけです。差別はエスカレートし、持ち物を壊されたり、机に泥水をかけられたり、ゴミや石をぶつけられていじめられるようになっていきました。差別いじめで精神的に追いつめられていきました。
毎日差別されプライドを傷つけられてゴミをぶつけられ、毎日が生き地獄でしたが学校を休むことは親が許してくれませんでした。ちなみに暗井の親は暗井が差別されていることを知りません。
ちなみに暗井不機味の弟の小学生妙男(たえお)(いじめにたえるのでたえおと言う名)も同じように小学校で差別されていじめられています。妙男のあだ名は「バイキンクサ男」です。姉同様にバイキン扱いされ、ゴミや石をぶつけられて泣いています。妙男も一週間に一度しか入浴しないので臭いのです。妙男は姉が差別されていると知り、
「おねーちゃんかわいそー。えーんえーんしくしくしく。」と泣き、姉不機味も
「妙男もかわいそー。うううしくしくしく。」と泣きました。暗井姉弟はお互いに心の傷をなめ合い、お互いにかわいそーと泣き合っていました。お互いに限界が近いです。
暗井不機味はとうとう、学校で
「チチンプイプイ……。」と、
「差別されないおまじないよ……。」と、「差別されないおまじない」を自分で自分にかけました。すると、
「あーっ!バイキンがおまじないしてる!気持ち悪い。」と言われてしまいました。
こういう差別、中学ではよく有ります。筆者のいた学校でも友人の学校でもありました。精神的に追いつめられた暗井姉弟はどこへ行く?次回は、「暗井姉弟、ウマシ教に走る!」です。(ウマシ教=あやしい宗教団体)
その61おわり その62につづきます
前回の小心太郎のいじめの話をご覧になった方から口頭で、
「このいじめの場面はリアルで生々しくてひどい内容で最悪ですねー」
というご指摘をいただきました。
確かにその通りでして、今回その61の差別の場面は
あまりにひどいリアルないじめ描写をしている場面をカット(消去)致しました。ご了承下さい。
私の作った小説『中学生も色々と』第61話(その61)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その61「さ、差別だ~」
いじめがある中中1年6組。1年6組では差別もしています。差別されているのは暗井不機味です。
「気持ち悪い!」暗井が初めてこう言われたのは最近の運動会前のことでした。暗井はクラス一のブス(ものすごーいブス。田上市一のブス)で、おまけに体臭が「プ~ン」と、臭いのです。暗井は週に一度しか入浴しないのです。なのでだんだん、
「汚い。」
「臭い。」
「気持ち悪い。」という人が増えてきました。それまでそう思ってなかった人も、
「暗井って気持ち悪くて汚いと思わない?」と、言われると、
「そう言われてみれば気持ち悪くて汚いかも……。」と、思うようになって、言ってみれば気付いて行ったのです。
初めて気持ち悪いと言われてから一ヶ月。今は10月の中旬です。今ではクラスの全員から
「汚い。」
「臭い。」
「気持ち悪い。」と思われて言われ、現在では、
「暗井菌」というあだ名まで付けられてバイキン扱いされているのです。クラス全員が暗井のことをバイキンだと思っています。
この間の場面、あまりにひどい内容であり、
残酷なため
カット致します
実は暗井は小学生の時もバイキン扱いされて差別されていました。その差別、中学に入ったばかりは有りませんでしたが、だんだんとその差別がよみがえってきたのです。
帰りの会で反省というかを言う時、こんな発言がありました。
「掃除の時、暗井さんの机を運んでいたら、猪又君がからかってきたのでやめて欲しいです。」と。「暗井さん」と特定して発言している時点でもう病気です。1年6組は、小心太郎のいじめと言い、暗井不機味の差別と言い、もう「いじめ病」に侵(おか)されているのです。篠口先生は小心のいじめも暗井の差別も気付いていません。
この間の場面、あまりにひどい内容であり、
残酷なため
カット致します
「いつからこうなっちゃたんだろう……。うううしくしくしく……。」暗井は泣いて考えました。考えてもいつからこうなったかは分かりません。とにかく現状はつらい差別の日々が続いています。とにかく暗井は心もプライドも尊厳もボロボロに傷つけられて泣いています。
「私バイキンじゃない!」そう言っても
「暗井菌が何を言っている!バイキン!ブス!」と言われるだけです。差別はエスカレートし、持ち物を壊されたり、机に泥水をかけられたり、ゴミや石をぶつけられていじめられるようになっていきました。差別いじめで精神的に追いつめられていきました。
毎日差別されプライドを傷つけられてゴミをぶつけられ、毎日が生き地獄でしたが学校を休むことは親が許してくれませんでした。ちなみに暗井の親は暗井が差別されていることを知りません。
ちなみに暗井不機味の弟の小学生妙男(たえお)(いじめにたえるのでたえおと言う名)も同じように小学校で差別されていじめられています。妙男のあだ名は「バイキンクサ男」です。姉同様にバイキン扱いされ、ゴミや石をぶつけられて泣いています。妙男も一週間に一度しか入浴しないので臭いのです。妙男は姉が差別されていると知り、
「おねーちゃんかわいそー。えーんえーんしくしくしく。」と泣き、姉不機味も
「妙男もかわいそー。うううしくしくしく。」と泣きました。暗井姉弟はお互いに心の傷をなめ合い、お互いにかわいそーと泣き合っていました。お互いに限界が近いです。
暗井不機味はとうとう、学校で
「チチンプイプイ……。」と、
「差別されないおまじないよ……。」と、「差別されないおまじない」を自分で自分にかけました。すると、
「あーっ!バイキンがおまじないしてる!気持ち悪い。」と言われてしまいました。
こういう差別、中学ではよく有ります。筆者のいた学校でも友人の学校でもありました。精神的に追いつめられた暗井姉弟はどこへ行く?次回は、「暗井姉弟、ウマシ教に走る!」です。(ウマシ教=あやしい宗教団体)
その61おわり その62につづきます
前回の小心太郎のいじめの話をご覧になった方から口頭で、
「このいじめの場面はリアルで生々しくてひどい内容で最悪ですねー」
というご指摘をいただきました。
確かにその通りでして、今回その61の差別の場面は
あまりにひどいリアルないじめ描写をしている場面をカット(消去)致しました。ご了承下さい。
タグ :『中学生も色々と』
2016年09月28日
ミニカー紹介…トヨタランドクルーザー40(ブルー)
今回紹介するのは第2ミニカー倉庫から出てきた
ブルーのトヨタランドクルーザー40のトミカです。日本製です。
この個体は私が幼少の頃に買ってもらったトミカで、
今まで生き延びた貴重な生き残りです。40年くらい前の
トミカということになります。思い出のトミカです。

なんかこの写真、なぜか暗い・・・
このミニカー、古い物ですが良い出来です。
フロントバンパー部のウインチなど、細かいところまで良くできています。
左右ドアが開きますし、スケールも1/60でちょうど良いです。
プラスチック製の屋根は元は白かったのが茶色く変色しているのが
残念です。塗装も遊ばれてぶつけられてはげてしまっています。
タイヤも痛んでいます。それだけ、幼少の私に遊ばれた車です。
内装は赤内装で、フロアシフト。良い雰囲気が出ています。
幼少の頃が懐かしい、思い出のトミカでした。
ブルーのトヨタランドクルーザー40のトミカです。日本製です。
この個体は私が幼少の頃に買ってもらったトミカで、
今まで生き延びた貴重な生き残りです。40年くらい前の
トミカということになります。思い出のトミカです。
なんかこの写真、なぜか暗い・・・
このミニカー、古い物ですが良い出来です。
フロントバンパー部のウインチなど、細かいところまで良くできています。
左右ドアが開きますし、スケールも1/60でちょうど良いです。
プラスチック製の屋根は元は白かったのが茶色く変色しているのが
残念です。塗装も遊ばれてぶつけられてはげてしまっています。
タイヤも痛んでいます。それだけ、幼少の私に遊ばれた車です。
内装は赤内装で、フロアシフト。良い雰囲気が出ています。
幼少の頃が懐かしい、思い出のトミカでした。
タグ :ミニカー
2016年09月28日
小説『中学生も色々と』その60
おはようございます
私の作った小説『中学生も色々と』第60話(その60)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その60「い、いじめだ~」
突然ですが、からちゃんのいるクラス、中中の1年6組にはいじめがあります。ついこの間から始まりました。いじめのターゲットは小心者の小心太郎です。いじめのきっかけはよく分かりません。気が付いたらいじめは始まっていました。猪又 意慈雄(いのまた いじお)という生徒がいるのですが、彼が中心で小心太郎をいじめているのです。つまり猪又はいじめっ子です。
「小心、お前は小学校の頃いじめられていたな。俺は隣のクラスだったが知ってるぞ。」ある日突然、猪又は小心に言いました。小心はものすごい恐怖を感じました。中学に入ってからしばらくはいじめられていなかったので油断していたのですが、急に気が引き締まりました。小学校を卒業したことで、小学校時代のいじめは中断になっていたのです。
「いじめ……。」
「そう、いじめだ。」猪又は言いました。そして猪又は、
「最近いじめられていなくてつまらなかったことだろう。俺が君を小学校時代のようにいじめてあげよう。」と言って小心の顔面の真ん中をぶん殴りました。
「ぶべら!」小心はいきなり殴られました。そして、
「な、なんで……。」と、メソメソ泣きながら言いました。猪又は
「君は小学校の頃ひどくいじめられていただろう。そのいじめの続きだよ。」と冷たい声で言いました。そして、
「オラオラオラオラー」と、小心に暴力をふるいました。小心太郎は小心者なのでどうすることもできませんでした。いじめられるのに身を任せるだけでした。
「ぷすぷす」ボコボコにされていじめられた小心の体からプスプスと湯気が立っています。小心者で弱い小心太郎をいじめるとはまさに弱い者いじめと言う言葉そのまんまです。
「あう~。」ぐったりする小心太郎。
「小心、先生や親には言うなよ。言ったらわかってるな?」
「は、はい……。」先生や親に言ったらもっといじめると猪又は言うのです。小心本人も親や先生に言ったら状況が悪化するということを知っておりますのでどうすることもできません。
翌日の放課後、小心は猪又にまた呼ばれました。
「小心、どうして呼ばれたか分かってるな。」猪又は言いました。小心は
「わかりません。」としらばっくれました。猪又は、
「こういうことだよ!」と言って小心にパンチをしました。そして、
「オラオラオラオラー。」と小心に暴力をふるいました。
「小心、お前は小学校の時、こういうふうにいじめられていたんだよな!隣のクラスだったけど、偶然見たこと有るぞ!」と、猪又は言いました。小心は
「そ、そうだよ!」と、言いました。猪又は、
「そうだろう。お前は俺にとって良いいじめのターゲットだ!良く覚えておきたまへ。わーはっはっ。」と、冷たく笑いました。
翌日、小心は落ち込んでいました。
「小心のやつ、いじめられてるみたいだな。そう言えば小学校の頃いじめられていたからな。」3パートリオの一人、ワン吉が言いました。ワン吉の想像通りだったのですが、そのワン吉に猪又はこう言いました。
「ワン吉。ワン吉も勉強やなんだでストレスが貯まっているだろう?そう言う時は小心をいじめてストレス解消するが良いよ。小心はストレス解消の人形だ。」と。
その日の放課後、小心はワン吉に呼び出されました。
「どうしたの?ワン吉君。」
「小心、お前は猪又にいじめられているんだろう。だったらさあ、ついでに俺にもいじめさせてくれ!」ワン吉はそう言って小心にパンチをしました。
「ぶべら!」パンチをまともに受ける小心。そこへ、猪又がやってきて、
「どうだワン吉。いじめるとストレスが解消するだろう。」と言いました。ワン吉は、
「うーん、どうもまだつまんないな。そうだ!」と言って、小心のカバンの中身を道路にぶちまけました。
「うわわわーん。」小心は泣きながら放り出されたカバンの中身、教科書やらノートやらを拾い集めていました。ワン吉は、
「あーすっきりした♪」と言って帰っていきました。そこでは小心がただ一人号泣していました。
翌日、ワン吉はニコニコしながら登校しました。3パートリオに花賀かおるという男子もいるのですが、花賀は、
「あれ?ワン吉、すごくうれしそうじゃん。どうかしたの?」と、尋ねました。
「おお。昨日からさ、非常に素晴らしいストレス解消の道具を見つけたのだ。」ワン吉がそう言うと花賀は
「なになに?ストレス解消の道具?おもしろそう」と言いました。ワン吉は
「ストレス解消の道具は……秘密。」と言いました。花賀は、
「何だよ、ストレス解消の道具ってなんだよ。気になるじゃないか。隠すなんてずるい。独り占めするなよ。」と言いました。ワン吉は
「しょうがないなあ。特別に教えてあげよう。これだよ!」と、言って小心の頭を殴りました。花賀は、
「小心太郎?ストレス解消の道具って、小心なのか?!」と、驚いて言いました。ワン吉は、
「小心だったら弱いからさ、何しても大丈夫ってわけだ。つまり、小心は『動くストレス解消の道具』ってわけだ。わかるかな?花賀君。」と言いました。花賀は
「確かにいじめればストレス解消にはなるなあ。俺たち二人で二人占めしていたのではもったいない。童二(どうじ)にも教えてあげなきゃ。」と言いました。童二とは3パートリオのもう一人です。
「童二、おもしろい『ストレス解消の道具』があるんだけどさあ。」花賀は童二に言いました。童二は
「何々?ストレス解消の道具?」と、好奇心一杯の目で言いました。花賀は、
「小心太郎なんだけどさ。」と言いました。童二は、
「小心がストレス解消の道具?」と不思議そうな顔で言いました。花賀は
「小心って弱いだろ。弱いからいじめることができるってワン吉が言ってたよ。つまり、小心をいじめてストレス解消しちゃおうってわけなんだ。」と言いました。童二も単純な奴なので
「いじめてストレス解消?!そりゃおもしろいや!」と言いました。
3パートリオは昼休み、小心を呼び出しました。
「四人に増えてる……。」小心は小さな声で言いました。
「そう、よくおわかりだね小心君。3パートリオの三人プラス猪又!つまり花賀と童二が加わっていじめっ子は四人に増えましたー!」ワン吉は言いました。そして、
「やっちまえー!オラオラオラオラー!」と、小心に殴る蹴るのいじめをしました。
「あう~。」
「ぷすぷす。」いじめられてぐったりしている小心の体から「プスプス」と湯気が立っています。
「小心!放課後もいじめてやるからな!放課後ここに来るんだぞ!約束な!……逃げるなよ……。逃げたらひどいぞ……。」四人はそう言いました。
いじめのみんなが教室に戻ると、金田君という男子が猪又に話しかけました。
「猪又?どうしたんだ?えらい楽しそうじゃないか?」
「おお金田か。実は、小心太郎を殴って楽しんでいたんだ。おもしろかったよ。どう?金田も放課後参加する?ストレス解消になるぞ。」残酷な猪又は金田君にそう言いました。金田君は
「なに?いじめに参加?するする。毎日塾でストレスが貯まってたんだー。」と言いました。
放課後、
「五人に増えてる……。」小心は泣きそうな声で言いました。
「金田が増えて五人になりましたー。」ワン吉が言いました。
「やっちまえー!オラオラオラオラー!」小心はもっといじめられました。
「ぼくが何をしたって言うんだー!」小心は言いました。五人はその問いかけに、
「小心は何もしていないよ。しいて言えば弱いことがお前の欠点だけどな。安心しろ。小心、お前は何も悪くない。ただ俺たち、ストレスがいっぱい貯まってるんだよねー。ストレス解消をしたいわけだ。小心、お前は俺たちのストレス解消の餌食(えじき)なの!そういうこと!悲しきピエロさーん!」と答えました。
そんな感じで小心をいじめる人はどんどん増えていき、クラスのほとんど(女子も)が小心をいじめるようになりました。中学生はいじめもあって大変ですね!
1年6組では差別もあります。次回は差別についてです。差別されているのは誰であるかは次回で。
その60おわり その61につづきます
私の作った小説『中学生も色々と』第60話(その60)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その60「い、いじめだ~」
突然ですが、からちゃんのいるクラス、中中の1年6組にはいじめがあります。ついこの間から始まりました。いじめのターゲットは小心者の小心太郎です。いじめのきっかけはよく分かりません。気が付いたらいじめは始まっていました。猪又 意慈雄(いのまた いじお)という生徒がいるのですが、彼が中心で小心太郎をいじめているのです。つまり猪又はいじめっ子です。
「小心、お前は小学校の頃いじめられていたな。俺は隣のクラスだったが知ってるぞ。」ある日突然、猪又は小心に言いました。小心はものすごい恐怖を感じました。中学に入ってからしばらくはいじめられていなかったので油断していたのですが、急に気が引き締まりました。小学校を卒業したことで、小学校時代のいじめは中断になっていたのです。
「いじめ……。」
「そう、いじめだ。」猪又は言いました。そして猪又は、
「最近いじめられていなくてつまらなかったことだろう。俺が君を小学校時代のようにいじめてあげよう。」と言って小心の顔面の真ん中をぶん殴りました。
「ぶべら!」小心はいきなり殴られました。そして、
「な、なんで……。」と、メソメソ泣きながら言いました。猪又は
「君は小学校の頃ひどくいじめられていただろう。そのいじめの続きだよ。」と冷たい声で言いました。そして、
「オラオラオラオラー」と、小心に暴力をふるいました。小心太郎は小心者なのでどうすることもできませんでした。いじめられるのに身を任せるだけでした。
「ぷすぷす」ボコボコにされていじめられた小心の体からプスプスと湯気が立っています。小心者で弱い小心太郎をいじめるとはまさに弱い者いじめと言う言葉そのまんまです。
「あう~。」ぐったりする小心太郎。
「小心、先生や親には言うなよ。言ったらわかってるな?」
「は、はい……。」先生や親に言ったらもっといじめると猪又は言うのです。小心本人も親や先生に言ったら状況が悪化するということを知っておりますのでどうすることもできません。
翌日の放課後、小心は猪又にまた呼ばれました。
「小心、どうして呼ばれたか分かってるな。」猪又は言いました。小心は
「わかりません。」としらばっくれました。猪又は、
「こういうことだよ!」と言って小心にパンチをしました。そして、
「オラオラオラオラー。」と小心に暴力をふるいました。
「小心、お前は小学校の時、こういうふうにいじめられていたんだよな!隣のクラスだったけど、偶然見たこと有るぞ!」と、猪又は言いました。小心は
「そ、そうだよ!」と、言いました。猪又は、
「そうだろう。お前は俺にとって良いいじめのターゲットだ!良く覚えておきたまへ。わーはっはっ。」と、冷たく笑いました。
翌日、小心は落ち込んでいました。
「小心のやつ、いじめられてるみたいだな。そう言えば小学校の頃いじめられていたからな。」3パートリオの一人、ワン吉が言いました。ワン吉の想像通りだったのですが、そのワン吉に猪又はこう言いました。
「ワン吉。ワン吉も勉強やなんだでストレスが貯まっているだろう?そう言う時は小心をいじめてストレス解消するが良いよ。小心はストレス解消の人形だ。」と。
その日の放課後、小心はワン吉に呼び出されました。
「どうしたの?ワン吉君。」
「小心、お前は猪又にいじめられているんだろう。だったらさあ、ついでに俺にもいじめさせてくれ!」ワン吉はそう言って小心にパンチをしました。
「ぶべら!」パンチをまともに受ける小心。そこへ、猪又がやってきて、
「どうだワン吉。いじめるとストレスが解消するだろう。」と言いました。ワン吉は、
「うーん、どうもまだつまんないな。そうだ!」と言って、小心のカバンの中身を道路にぶちまけました。
「うわわわーん。」小心は泣きながら放り出されたカバンの中身、教科書やらノートやらを拾い集めていました。ワン吉は、
「あーすっきりした♪」と言って帰っていきました。そこでは小心がただ一人号泣していました。
翌日、ワン吉はニコニコしながら登校しました。3パートリオに花賀かおるという男子もいるのですが、花賀は、
「あれ?ワン吉、すごくうれしそうじゃん。どうかしたの?」と、尋ねました。
「おお。昨日からさ、非常に素晴らしいストレス解消の道具を見つけたのだ。」ワン吉がそう言うと花賀は
「なになに?ストレス解消の道具?おもしろそう」と言いました。ワン吉は
「ストレス解消の道具は……秘密。」と言いました。花賀は、
「何だよ、ストレス解消の道具ってなんだよ。気になるじゃないか。隠すなんてずるい。独り占めするなよ。」と言いました。ワン吉は
「しょうがないなあ。特別に教えてあげよう。これだよ!」と、言って小心の頭を殴りました。花賀は、
「小心太郎?ストレス解消の道具って、小心なのか?!」と、驚いて言いました。ワン吉は、
「小心だったら弱いからさ、何しても大丈夫ってわけだ。つまり、小心は『動くストレス解消の道具』ってわけだ。わかるかな?花賀君。」と言いました。花賀は
「確かにいじめればストレス解消にはなるなあ。俺たち二人で二人占めしていたのではもったいない。童二(どうじ)にも教えてあげなきゃ。」と言いました。童二とは3パートリオのもう一人です。
「童二、おもしろい『ストレス解消の道具』があるんだけどさあ。」花賀は童二に言いました。童二は
「何々?ストレス解消の道具?」と、好奇心一杯の目で言いました。花賀は、
「小心太郎なんだけどさ。」と言いました。童二は、
「小心がストレス解消の道具?」と不思議そうな顔で言いました。花賀は
「小心って弱いだろ。弱いからいじめることができるってワン吉が言ってたよ。つまり、小心をいじめてストレス解消しちゃおうってわけなんだ。」と言いました。童二も単純な奴なので
「いじめてストレス解消?!そりゃおもしろいや!」と言いました。
3パートリオは昼休み、小心を呼び出しました。
「四人に増えてる……。」小心は小さな声で言いました。
「そう、よくおわかりだね小心君。3パートリオの三人プラス猪又!つまり花賀と童二が加わっていじめっ子は四人に増えましたー!」ワン吉は言いました。そして、
「やっちまえー!オラオラオラオラー!」と、小心に殴る蹴るのいじめをしました。
「あう~。」
「ぷすぷす。」いじめられてぐったりしている小心の体から「プスプス」と湯気が立っています。
「小心!放課後もいじめてやるからな!放課後ここに来るんだぞ!約束な!……逃げるなよ……。逃げたらひどいぞ……。」四人はそう言いました。
いじめのみんなが教室に戻ると、金田君という男子が猪又に話しかけました。
「猪又?どうしたんだ?えらい楽しそうじゃないか?」
「おお金田か。実は、小心太郎を殴って楽しんでいたんだ。おもしろかったよ。どう?金田も放課後参加する?ストレス解消になるぞ。」残酷な猪又は金田君にそう言いました。金田君は
「なに?いじめに参加?するする。毎日塾でストレスが貯まってたんだー。」と言いました。
放課後、
「五人に増えてる……。」小心は泣きそうな声で言いました。
「金田が増えて五人になりましたー。」ワン吉が言いました。
「やっちまえー!オラオラオラオラー!」小心はもっといじめられました。
「ぼくが何をしたって言うんだー!」小心は言いました。五人はその問いかけに、
「小心は何もしていないよ。しいて言えば弱いことがお前の欠点だけどな。安心しろ。小心、お前は何も悪くない。ただ俺たち、ストレスがいっぱい貯まってるんだよねー。ストレス解消をしたいわけだ。小心、お前は俺たちのストレス解消の餌食(えじき)なの!そういうこと!悲しきピエロさーん!」と答えました。
そんな感じで小心をいじめる人はどんどん増えていき、クラスのほとんど(女子も)が小心をいじめるようになりました。中学生はいじめもあって大変ですね!
1年6組では差別もあります。次回は差別についてです。差別されているのは誰であるかは次回で。
その60おわり その61につづきます
タグ :『中学生も色々と』
2016年09月27日
ミニカー紹介…車種不明の大型パネルバントレーラー
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今回紹介するミニカーは、車種不明のコンボイみたいな
大型パネルバントレーラーのミニカーです。中国製です。
イオン諏訪店の2階にある玩具自動販売機(別名ガチャガチャ)から
300円で購入しました。

車種不明の大型パネルバントレーラーですが、なんとなく、
アメリカ車のような気がします。前での引っ張る方のトラクタ(トレーラーヘッド)
と、後ろの大型トレーラー(引っ張られる方)は分離させることができます。
トレーラーヘッドのボンネットと運転台はダイキャスト製のようです。
運転席後ろのスリーパー(運転手さんが休むベッドとかがある休憩スペース)は
プラスチック製です。プラスチック部分は無塗装の成形色ですが
雰囲気は出ています。
後ろの引っ張られる方のトレーラーはすべてプラスチック製です。
コンテナ部後ろの荷台ドアは開けることができて、中に物を
入れることができますが、この個体のこのドアはちゃんと閉まりませんw
コンテナ部にシール塗装で英語が色々書いてあるのですが、
なんて書いてあるのかわかりません。NOのイラストから、飲酒運転を
禁止する広告が書いてあるように見えるのですがどうでしょうか?
トミーのロングトミカよりも長い大型トレーラーでした。迫力はあります。
今回紹介するミニカーは、車種不明のコンボイみたいな
大型パネルバントレーラーのミニカーです。中国製です。
イオン諏訪店の2階にある玩具自動販売機(別名ガチャガチャ)から
300円で購入しました。
車種不明の大型パネルバントレーラーですが、なんとなく、
アメリカ車のような気がします。前での引っ張る方のトラクタ(トレーラーヘッド)
と、後ろの大型トレーラー(引っ張られる方)は分離させることができます。
トレーラーヘッドのボンネットと運転台はダイキャスト製のようです。
運転席後ろのスリーパー(運転手さんが休むベッドとかがある休憩スペース)は
プラスチック製です。プラスチック部分は無塗装の成形色ですが
雰囲気は出ています。
後ろの引っ張られる方のトレーラーはすべてプラスチック製です。
コンテナ部後ろの荷台ドアは開けることができて、中に物を
入れることができますが、この個体のこのドアはちゃんと閉まりませんw
コンテナ部にシール塗装で英語が色々書いてあるのですが、
なんて書いてあるのかわかりません。NOのイラストから、飲酒運転を
禁止する広告が書いてあるように見えるのですがどうでしょうか?
トミーのロングトミカよりも長い大型トレーラーでした。迫力はあります。
タグ :ミニカー
2016年09月27日
小説『中学生も色々と』その59
おはようございます。この記事は予約投稿です。
私の作った小説『中学生も色々と』第59話(その59)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その59「中一の文化祭がやって来る」
先の話ですが、11月5日と6日の土日は中中の文化祭です。各クラス、文化祭には展示発表かステージ発表のいずれかをやらないといけません。文化祭リーダーは金田 直善(きんだ なおよし)君。彼は頭が良いことから文化祭リーダーを押しつけられたのです。篠口先生が
「もう10月6日だ。文化祭に何をやるか早く決めないと。」と言いました。もう一ヶ月後です。
「何か案のある人は出してください。」金田君は言いました。
「し~ん。」文化祭の案などそう簡単に出てくるものではありません。
「文化祭なんて辞退しちゃえばいいじゃん!めんどくさい!」不良の渡利君がそう言いましたので篠口先生は、
「コラ!そう言うことを言うもんじゃない!」と言いました。
「まず、展示発表にするかステージ発表にするか決めなさい。」篠口先生は言いました。
「そりゃ展示発表よね。」
「ステージ発表だと、本番で失敗すると嫌だもんね。」そう言う人が多いです。
「多数決を採ります。展示発表がいい人。」金田君が言いました。
「は~い。」
「ステージ発表がいい人。」
「し~ん。」
「多数決により、展示発表にします。展示発表で何をやればいいですか?案を出してください。」
「し~ん。」文化祭の案で何をやるかという案などそう簡単に出てくるものではありません。篠口先生は、
「明日の10月7日の金曜日の学級会までに考えておきたまえ。」と言いました。不良の渡利君は、
「先生は何か、案無いの?先生の案。」と聞きました。篠口先生は
「先生の案ね?うーん。例えば、『巨大なものを作る』っていうのはどうだ?大きなものを作って展示する。っていうのは。」と言いました。するとみんなは
「それでいいでーす。」と言うではありませんか。篠口先生は
「コラ!みんなの文化祭なんだぞ!みんなで考えるの!」と言いました。
「お里さん、お里さんのクラスでは文化祭、どんな発表するの?」からちゃんは帰宅後、お里さんに聞きました。お里さんは、
「うちのクラスって言うか、南中は、『総合的な学習』の成果発表だよ。」と言いました。からちゃんは、
「ふーん。『総合的な学習』ね。中中じゃ文化祭でのクラスでの発表内容をいちいち決めなきゃいけないの。あーめんどくさ。」と、言いました。お里さんは、
「ふーん、テーマは自由と言うことか。」と言いました。からちゃんは
「そういうことになるのかな?文化祭、何をやればいいんだろう?」と言いました。全く文化祭のネタが思いつきません。
そして翌日。10月7日です。
「それでは文化祭で、展示発表で何をやればいいか案をあげてください。」金田君が言いました。
「し~ん。」
「何か案のある人。」
「し~ん。」誰からも案が出ません。
「指名します。暗井さん。」暗井に指名する金田君。
「おまじないの発表……。」暗井は顔を赤らめて言いました。すると、
「暗井!何考えてるんだ!」
「そんなのだめだ!」
「くだらないぞ!」
「文化祭に合ってないぞ!」
「おまじないなんて非科学的だ!」などとみんなからけちょんけちょんに言われました。暗井は
「うううしくしくしく。」と泣きました。
「はーい、みんなケンカしなーい。暗井、何も泣くことないだろ。」篠口先生が言いました。今度指名されたのは……、
「指名します。小心君。」
「……。」
「早く言ってください……。」
「……。」
「なんですか?」
「……。考えてません……。」
「小心、何考えてるんだ!いや、なんで考えてないんだ!」
「おい!」
「なんか考えろよ!」
「何か案を出せよ!」
「やる気有るのか?!」などとみんなからけちょんけちょんに言われました。小心者の小心は
「メソメソ。」と泣きました。
「はーい、みんなケンカしなーい。小心も何も泣くことないだろ。」篠口先生が言いました。今度指名されたのは、
「指名します。小高さん。」
「フランス料理の発表なんてどうですか?」
「フランス料理?」
「現実的じゃないぞ!」
「大体料理はどうするんだよ!」
「料理展示するなんて腐っちゃうぞ!」
「大金持ちだからって変なこと言うんじゃないぞ!」などとみんなからけちょんけちょんに言われました。小高さんは、
「まあっ!そこまで言うこと無いじゃない!」と怒りました。
「はーい、みんなケンカしなーい。小高、何も怒ることないだろ。」篠口先生が言いました。小高さんは、
「あんな言われ方したら怒りたくもなりますよ。小心の気持ちがちょっとだけ分かったわ!もう!」と、言いました。
次に指名されたのは、
「指名します。狸山さん。」
「狸の発表。」
「えっ?狸?」
「狸ってあの動物の狸?」
「狸?狸はどうするんだよ。」狸山さんは
「私の家の近くに普通の野生狸が住んでいます。その狸を観察して写真撮って発表すればいいと思います!」と力強く言いました。
「野生の狸の発表か。いいかもしれないなあー。」篠口先生は言いました。篠口先生は動物が好きなのです。金田君が、
「狸の発表でいいと思う人ー。」と聞くと、みんな
「いいでーす!」と言いました。こうして、1年6組の文化祭の展示発表は「狸の発表」になりました。
「狸か……狸はかわいいからなあ。きっと受けるぞ!」篠口先生は賛成しています。
「狸山のおかげで助かったー。」と、文化祭の案を考えてなかった多くの人々は安心しました。
翌日の土曜日、みんなで狸山さん家の近くにある小山に行きました。
「土曜日出かよー。」
「せっかくの3連休なのにー。」
「土曜日のお休みがつぶれたー。」と、文句を言う人もいましたが仕方有りません。
「いかにも狸がいそうな山だなあ。」みんなが言いました。狸の穴があります。
「この穴に狸さんが住んでいます。」狸山さんが言いました。
「いつ、穴から出てくるの?」からちゃんが聞きました。狸山さんは
「こうすれば出てくるよ。おいでおいでおいでー。」と狸を呼びました。すると、まず最初に子だぬきが出てきました。
「うわーっ!超かわいい!」写真を撮ったり観察したりして、調査は終わりました。狸山さんと野生狸ファミリーのおかげでみんな大助かりでした。
次回!からちゃんのクラスにある問題とは?次回は学校内でありがちな
きつい問題が勃発します。次回は重いテーマです。
その59おわり その60につづきます
私の作った小説『中学生も色々と』第59話(その59)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その59「中一の文化祭がやって来る」
先の話ですが、11月5日と6日の土日は中中の文化祭です。各クラス、文化祭には展示発表かステージ発表のいずれかをやらないといけません。文化祭リーダーは金田 直善(きんだ なおよし)君。彼は頭が良いことから文化祭リーダーを押しつけられたのです。篠口先生が
「もう10月6日だ。文化祭に何をやるか早く決めないと。」と言いました。もう一ヶ月後です。
「何か案のある人は出してください。」金田君は言いました。
「し~ん。」文化祭の案などそう簡単に出てくるものではありません。
「文化祭なんて辞退しちゃえばいいじゃん!めんどくさい!」不良の渡利君がそう言いましたので篠口先生は、
「コラ!そう言うことを言うもんじゃない!」と言いました。
「まず、展示発表にするかステージ発表にするか決めなさい。」篠口先生は言いました。
「そりゃ展示発表よね。」
「ステージ発表だと、本番で失敗すると嫌だもんね。」そう言う人が多いです。
「多数決を採ります。展示発表がいい人。」金田君が言いました。
「は~い。」
「ステージ発表がいい人。」
「し~ん。」
「多数決により、展示発表にします。展示発表で何をやればいいですか?案を出してください。」
「し~ん。」文化祭の案で何をやるかという案などそう簡単に出てくるものではありません。篠口先生は、
「明日の10月7日の金曜日の学級会までに考えておきたまえ。」と言いました。不良の渡利君は、
「先生は何か、案無いの?先生の案。」と聞きました。篠口先生は
「先生の案ね?うーん。例えば、『巨大なものを作る』っていうのはどうだ?大きなものを作って展示する。っていうのは。」と言いました。するとみんなは
「それでいいでーす。」と言うではありませんか。篠口先生は
「コラ!みんなの文化祭なんだぞ!みんなで考えるの!」と言いました。
「お里さん、お里さんのクラスでは文化祭、どんな発表するの?」からちゃんは帰宅後、お里さんに聞きました。お里さんは、
「うちのクラスって言うか、南中は、『総合的な学習』の成果発表だよ。」と言いました。からちゃんは、
「ふーん。『総合的な学習』ね。中中じゃ文化祭でのクラスでの発表内容をいちいち決めなきゃいけないの。あーめんどくさ。」と、言いました。お里さんは、
「ふーん、テーマは自由と言うことか。」と言いました。からちゃんは
「そういうことになるのかな?文化祭、何をやればいいんだろう?」と言いました。全く文化祭のネタが思いつきません。
そして翌日。10月7日です。
「それでは文化祭で、展示発表で何をやればいいか案をあげてください。」金田君が言いました。
「し~ん。」
「何か案のある人。」
「し~ん。」誰からも案が出ません。
「指名します。暗井さん。」暗井に指名する金田君。
「おまじないの発表……。」暗井は顔を赤らめて言いました。すると、
「暗井!何考えてるんだ!」
「そんなのだめだ!」
「くだらないぞ!」
「文化祭に合ってないぞ!」
「おまじないなんて非科学的だ!」などとみんなからけちょんけちょんに言われました。暗井は
「うううしくしくしく。」と泣きました。
「はーい、みんなケンカしなーい。暗井、何も泣くことないだろ。」篠口先生が言いました。今度指名されたのは……、
「指名します。小心君。」
「……。」
「早く言ってください……。」
「……。」
「なんですか?」
「……。考えてません……。」
「小心、何考えてるんだ!いや、なんで考えてないんだ!」
「おい!」
「なんか考えろよ!」
「何か案を出せよ!」
「やる気有るのか?!」などとみんなからけちょんけちょんに言われました。小心者の小心は
「メソメソ。」と泣きました。
「はーい、みんなケンカしなーい。小心も何も泣くことないだろ。」篠口先生が言いました。今度指名されたのは、
「指名します。小高さん。」
「フランス料理の発表なんてどうですか?」
「フランス料理?」
「現実的じゃないぞ!」
「大体料理はどうするんだよ!」
「料理展示するなんて腐っちゃうぞ!」
「大金持ちだからって変なこと言うんじゃないぞ!」などとみんなからけちょんけちょんに言われました。小高さんは、
「まあっ!そこまで言うこと無いじゃない!」と怒りました。
「はーい、みんなケンカしなーい。小高、何も怒ることないだろ。」篠口先生が言いました。小高さんは、
「あんな言われ方したら怒りたくもなりますよ。小心の気持ちがちょっとだけ分かったわ!もう!」と、言いました。
次に指名されたのは、
「指名します。狸山さん。」
「狸の発表。」
「えっ?狸?」
「狸ってあの動物の狸?」
「狸?狸はどうするんだよ。」狸山さんは
「私の家の近くに普通の野生狸が住んでいます。その狸を観察して写真撮って発表すればいいと思います!」と力強く言いました。
「野生の狸の発表か。いいかもしれないなあー。」篠口先生は言いました。篠口先生は動物が好きなのです。金田君が、
「狸の発表でいいと思う人ー。」と聞くと、みんな
「いいでーす!」と言いました。こうして、1年6組の文化祭の展示発表は「狸の発表」になりました。
「狸か……狸はかわいいからなあ。きっと受けるぞ!」篠口先生は賛成しています。
「狸山のおかげで助かったー。」と、文化祭の案を考えてなかった多くの人々は安心しました。
翌日の土曜日、みんなで狸山さん家の近くにある小山に行きました。
「土曜日出かよー。」
「せっかくの3連休なのにー。」
「土曜日のお休みがつぶれたー。」と、文句を言う人もいましたが仕方有りません。
「いかにも狸がいそうな山だなあ。」みんなが言いました。狸の穴があります。
「この穴に狸さんが住んでいます。」狸山さんが言いました。
「いつ、穴から出てくるの?」からちゃんが聞きました。狸山さんは
「こうすれば出てくるよ。おいでおいでおいでー。」と狸を呼びました。すると、まず最初に子だぬきが出てきました。
「うわーっ!超かわいい!」写真を撮ったり観察したりして、調査は終わりました。狸山さんと野生狸ファミリーのおかげでみんな大助かりでした。
次回!からちゃんのクラスにある問題とは?次回は学校内でありがちな
きつい問題が勃発します。次回は重いテーマです。
その59おわり その60につづきます
タグ :『中学生も色々と』
2016年09月26日
ミニカー紹介…R34スカイライン4ドアセダン
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今回紹介するミニカーは、R34スカイライン4ドアセダンのTLVNEOです。
商品名は「ニッサンスカイライン25GTターボ(2000年式)」です。みにか堂さんで買いました。

かつて「TLVを褒めすぎ」という言葉もありましたが
今回もこのTLVNEOを褒めます。良い出来です。(高いけど)
R34スカイライン4ドアセダンのかっこいいデザインを
忠実に再現しています。実車に似ています。
ランプ類もクリアーパーツの感じが良い出来です。
ホイールも細く、ホイールのスポークの間から
丸い部品が見えますが、その丸い部品がディスクブレーキの丸形に
見えて大変よろしいです。ドアミラーですが、別パーツになっており、実車の
ドアミラー同様に樹脂製です。なので光沢が弱くてリアルです。
塗装はホワイトパールでギラギラで良いです。
特筆すべきはタイヤで、タイヤの溝の模様がとてもリアルです。
内装ですが、黒に近いグレーです。なので見にくいのですが、
ダッシュボードには助手席エアバックの表現がされているなど、
細かいところまでよく作られています。
結構気に入ったTLVNEOでした。
今回紹介するミニカーは、R34スカイライン4ドアセダンのTLVNEOです。
商品名は「ニッサンスカイライン25GTターボ(2000年式)」です。みにか堂さんで買いました。
かつて「TLVを褒めすぎ」という言葉もありましたが
今回もこのTLVNEOを褒めます。良い出来です。(高いけど)
R34スカイライン4ドアセダンのかっこいいデザインを
忠実に再現しています。実車に似ています。
ランプ類もクリアーパーツの感じが良い出来です。
ホイールも細く、ホイールのスポークの間から
丸い部品が見えますが、その丸い部品がディスクブレーキの丸形に
見えて大変よろしいです。ドアミラーですが、別パーツになっており、実車の
ドアミラー同様に樹脂製です。なので光沢が弱くてリアルです。
塗装はホワイトパールでギラギラで良いです。
特筆すべきはタイヤで、タイヤの溝の模様がとてもリアルです。
内装ですが、黒に近いグレーです。なので見にくいのですが、
ダッシュボードには助手席エアバックの表現がされているなど、
細かいところまでよく作られています。
結構気に入ったTLVNEOでした。
タグ :ミニカー