2016年09月15日
ミニカー紹介…初代トヨタヴィッツ(GReddy)
今回紹介するミニカーは初代トヨタヴィッツのトミカです。
GReddyの特別仕様車で中国製です。
車の裏に1999の刻印があります。
これも売れ残りで安売りされていたものです。
確か200円で10年ほど前に購入しました。
購入した場所は忘れましたが、諏訪市の
スワプラザだったかもしれません。

GReddyの文字の塗装が印象的なヴィッツのトミカです。
ワイドホイールを履いた特別仕様車です。
バンパー一体型シャーシである関係上、シャーシまで
水色メタリックで塗られておりギラギラです。
スケールは1/57で大きい印象です。
ボンネットが開きます。窓はすべて抜けており良いできです。
内装は黒内装で見にくいですが、前席ギアレバー前の
カップホルダーまでちゃんと表現されています。
ボンネットが開くのが楽しい特別仕様塗装車のトミカでした。
GReddyの特別仕様車で中国製です。
車の裏に1999の刻印があります。
これも売れ残りで安売りされていたものです。
確か200円で10年ほど前に購入しました。
購入した場所は忘れましたが、諏訪市の
スワプラザだったかもしれません。
GReddyの文字の塗装が印象的なヴィッツのトミカです。
ワイドホイールを履いた特別仕様車です。
バンパー一体型シャーシである関係上、シャーシまで
水色メタリックで塗られておりギラギラです。
スケールは1/57で大きい印象です。
ボンネットが開きます。窓はすべて抜けており良いできです。
内装は黒内装で見にくいですが、前席ギアレバー前の
カップホルダーまでちゃんと表現されています。
ボンネットが開くのが楽しい特別仕様塗装車のトミカでした。
タグ :ミニカー
2016年09月15日
小説『中学生も色々と』その47
夜も遅くにこんばんは。
私の作った小説『中学生も色々と』第47話(その47)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
本日の話は最近作った完全新作です。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その47「『こち亀』が終わる」
2016年9月3日。衝撃的なニュースが飛び込んできました。週刊少年ジャンプの人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の漫画が終わってしまうと言うのです。このニュースは中学生にも影響を及ぼしました。
「こち亀終わるってー。」
「おいおいほんとかよ。」
「ニュースで言ってた。」
「ニュース?マスコミ情報か。」
「そう、マスコミ情報。」
「マスコミの言うことなんて当てにならないからな。ガセネタじゃないの?そう言う時はインターネットを見てみよう。」ちなみに筆者はマスコミの情報よりもインターネットの情報の方を信頼しています。まあ、どちらもいい加減なものだと思っていますが。こち亀のホームページには、「連載終了」なんて書いてある。どうやらこち亀が終わるのは本当らしい。でも、なんかウソっぽい感じもするのであります。なぜウソっぽいかというと、以前のこち亀(67巻か69巻あたり?)で、こち亀が終わるとウソ付かれたことがあって実際は終わらずに連載が続けられたということがありました。なので今回も実はウソだったんじゃないかという期待みたいなもののあるのです。
実は筆者は昔はこち亀を読んでいたが、最近は見ていないというクチです。最近、と言っても100巻以降のこち亀はキャラの絵が変になったりキャラがおかしくなってしまったり(特に中川)で、なんかおかしくなってしまったので最近のは見ていないのです。終わると聞いて最近のも見てみようかな?と思ったクチです。最終回の載っている週刊ジャンプは買おうと思います。
田上中部中の休み時間。
「こち亀終わるってよ。」なんて言っていた生徒達がこち亀を休み時間に見ています。しかしもちろんのこと中中では漫画は学校内に持ち込み禁止です。運悪く篠口先生に見つかってしまいました。
「没収!」
「あー、こち亀の199巻が……。」
「だめ!漫画は持ち込み禁止!だから没収!」と、篠口先生。
「あー、500円が……。」篠口先生は没収したこち亀199巻を持って国語準備室に。
「まったく……。漫画は持ち込んじゃいけないと、あれほど言っているのに……。」そう言っている篠口先生でしたが、
「おもしろそうですね。」と言って読み始めました。しかし、昔のこち亀とはだいぶ違う。
「なんか、昔のこち亀とはだいぶ違うような……。」
「昔のこち亀の方が良かったな……。」と、言って読むのをやめてしまいました。
一方こちらはお里さんの通う田上南部中。
「こち亀が終わる」というニュースにショックを受けた生徒が一人、こち亀の56巻を南中に持ってきてしまいました。南中に漫画を持ってくるのは重罪です。それでも持ってくるとはなんとも大胆な生徒です。先生に見つかってしまうのでしょうか?
はい、ご期待通り川白先生に見つかってしまいました。ちょうど帰りの会が終わってしばらくした放課後の時間でした。
「バッカモーン!いくらこち亀が終わるからって言って、本当にこち亀を学校に持ってくる奴がいるか!」生徒は川白先生からげんこつの洗礼を受け
「漫画を持ってきたことについての反省文十枚!罰ドリル3冊!そしてこのことは、『学校に漫画を持ってきた』と内申書に書く!」こち亀を持ってきた生徒は川白先生に
「ガミガミガミガミ」とすごく怒られました。
「このこち亀は没収する。」川白先生はそのこち亀56巻を持って没収品倉庫へ。没収品倉庫にはたくさんの漫画が山積みになっています。その中にたくさんのこち亀の漫画本がありました。家庭訪問で生徒の家から没収した物です。
「こんなにたくさんのこち亀がある……。1巻から揃っている……。」
「…………。」
「おもしろそうですね……。」川白先生は没収品倉庫のドアの鍵を中から閉めました。そして、
「おもしろそうだ……。」と小声でつぶやいて、
たくさん積んである没収品のこち亀を読み始めました。
「これがこち亀の1巻か。フムフム。おもしろいぞ。」
その時です。
「ガチャリ。」急に没収品倉庫の扉が開きました。生徒から没収したこち亀92巻を持った校長先生でした。
「あっ!川白先生!」
「あっ!校長先生!!!!!!」川白先生はびっくりして読んでいたこち亀1巻を放り出しました。
「バッカモーン!教師が生徒から没収した漫画を読むとは何事だー!」校長先生から怒鳴られる川白先生。げんこつも食らいました。
「大体教師が漫画を読むなんて言語道断!絶対に許すことができない行為だ!」
「申し訳ございません……。」平謝りの川白先生。
「教師が漫画を読むなんて……。川白先生!あんたは本当に教師か?!」
「申し訳ございません……。」
「川白先生。あんたは教師失格だ!」
「申し訳ございません……。」
「教師は勉強の本だけ読んでいれば良いんだ!」
「はい……おっしゃるとおりです……。」
「夜まで職員室前の廊下に立ってろ!」川白先生は両手に水の入ったバケツを持たされて職員室前の廊下に立たされました。生徒がジロジロと川白先生を見ます。
「こらっ!見るな!先生は見せ物じゃないぞ!バカヤロー!」川白先生はバケツを持ったまま生徒達に怒鳴りました。その声に校長先生が飛んできて、
「川白先生。黙れ!お前は今怒られて、立たされているんだぞ。自分の立場と、置かれている状況をよく理解しろ。」川白先生はまた校長先生に怒られました。校長先生は
「川白先生はまったく本当に最低な教師だ。」とまで言いました。
「あっ。」部活(美術部)を終えたお里さんが立たされている川白先生を見かけました。川白先生は
「げっ。里子……。」とつぶやき、あさっての方向を向きました。お里さんは
「見てはいけなかったかな?」と思い、一礼だけして見ないふりをして通り過ぎました。
夜になり、校長先生が帰る時間になりました。
「川白先生。反省したか。バカ。」校長先生が川白先生に言いました。川白先生は
「はい、十分反省致しました。」と言いました。校長先生は
「教師たる者、一生漫画は読まないように。」と言いました。川白先生は
「はい、分かりました。」と、うなだれて言いました。
「川白先生、お前は罰として始末書と反省文二十枚、減給半年、冬のボーナス無しだ。休日出勤の手当ももうやらない!馬鹿な最低教師。いや、失格教師!クビにならなかっただけありがたいと思いたまえ!」と、校長先生は言いました。川白先生は漫画を読んだだけでボーナス無しになったのです。なんと、南中は生徒だけでなく先生にも厳しかったのです。
「なんでこち亀を読んでしまったのだろう……。」それだけこち亀は魅力のある漫画であるということです。川白先生は後悔しました。しかし、後悔してもボーナスをもらうことはできません。
「始末書を書かないと……。」
「始末書。私は勤務中漫画を読みました。教師としてあるまじき軽率な行動をし、誠に申し訳ございませんでした……。」始末書を書くと、今度は別に反省文二十枚を書かなくてはいけません。
「反省文。私はこの度、勤務時間中であるにもかかわらず、『こちら葛飾区亀有公園前派出所一巻』という漫画を読みました。生徒の見本にならなければならない教師が漫画を読むという最低な行動をし、誠に悪かったと思っております。本当に申し訳ありませんでした。」
「反省文二十枚?!どうやって二十枚も反省文を書けば良いんだ?!」川白先生はすごく困りました。
「反省文二十枚も書くことないよー……。校長先生、忙しいから反省文ちゃんと読まないかなあ?いや、ちゃんと読むかもしれない……。だからちゃんと書かないと……。」一生懸命反省文に取り組む川白先生。
「生徒達も反省文でこんな苦労しているんだろうなあ……。」今回は生徒の気持ちが分かったような川白先生でした。
その47おわり その48につづきます
私の作った小説『中学生も色々と』第47話(その47)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
本日の話は最近作った完全新作です。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その47「『こち亀』が終わる」
2016年9月3日。衝撃的なニュースが飛び込んできました。週刊少年ジャンプの人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の漫画が終わってしまうと言うのです。このニュースは中学生にも影響を及ぼしました。
「こち亀終わるってー。」
「おいおいほんとかよ。」
「ニュースで言ってた。」
「ニュース?マスコミ情報か。」
「そう、マスコミ情報。」
「マスコミの言うことなんて当てにならないからな。ガセネタじゃないの?そう言う時はインターネットを見てみよう。」ちなみに筆者はマスコミの情報よりもインターネットの情報の方を信頼しています。まあ、どちらもいい加減なものだと思っていますが。こち亀のホームページには、「連載終了」なんて書いてある。どうやらこち亀が終わるのは本当らしい。でも、なんかウソっぽい感じもするのであります。なぜウソっぽいかというと、以前のこち亀(67巻か69巻あたり?)で、こち亀が終わるとウソ付かれたことがあって実際は終わらずに連載が続けられたということがありました。なので今回も実はウソだったんじゃないかという期待みたいなもののあるのです。
実は筆者は昔はこち亀を読んでいたが、最近は見ていないというクチです。最近、と言っても100巻以降のこち亀はキャラの絵が変になったりキャラがおかしくなってしまったり(特に中川)で、なんかおかしくなってしまったので最近のは見ていないのです。終わると聞いて最近のも見てみようかな?と思ったクチです。最終回の載っている週刊ジャンプは買おうと思います。
田上中部中の休み時間。
「こち亀終わるってよ。」なんて言っていた生徒達がこち亀を休み時間に見ています。しかしもちろんのこと中中では漫画は学校内に持ち込み禁止です。運悪く篠口先生に見つかってしまいました。
「没収!」
「あー、こち亀の199巻が……。」
「だめ!漫画は持ち込み禁止!だから没収!」と、篠口先生。
「あー、500円が……。」篠口先生は没収したこち亀199巻を持って国語準備室に。
「まったく……。漫画は持ち込んじゃいけないと、あれほど言っているのに……。」そう言っている篠口先生でしたが、
「おもしろそうですね。」と言って読み始めました。しかし、昔のこち亀とはだいぶ違う。
「なんか、昔のこち亀とはだいぶ違うような……。」
「昔のこち亀の方が良かったな……。」と、言って読むのをやめてしまいました。
一方こちらはお里さんの通う田上南部中。
「こち亀が終わる」というニュースにショックを受けた生徒が一人、こち亀の56巻を南中に持ってきてしまいました。南中に漫画を持ってくるのは重罪です。それでも持ってくるとはなんとも大胆な生徒です。先生に見つかってしまうのでしょうか?
はい、ご期待通り川白先生に見つかってしまいました。ちょうど帰りの会が終わってしばらくした放課後の時間でした。
「バッカモーン!いくらこち亀が終わるからって言って、本当にこち亀を学校に持ってくる奴がいるか!」生徒は川白先生からげんこつの洗礼を受け
「漫画を持ってきたことについての反省文十枚!罰ドリル3冊!そしてこのことは、『学校に漫画を持ってきた』と内申書に書く!」こち亀を持ってきた生徒は川白先生に
「ガミガミガミガミ」とすごく怒られました。
「このこち亀は没収する。」川白先生はそのこち亀56巻を持って没収品倉庫へ。没収品倉庫にはたくさんの漫画が山積みになっています。その中にたくさんのこち亀の漫画本がありました。家庭訪問で生徒の家から没収した物です。
「こんなにたくさんのこち亀がある……。1巻から揃っている……。」
「…………。」
「おもしろそうですね……。」川白先生は没収品倉庫のドアの鍵を中から閉めました。そして、
「おもしろそうだ……。」と小声でつぶやいて、
たくさん積んである没収品のこち亀を読み始めました。
「これがこち亀の1巻か。フムフム。おもしろいぞ。」
その時です。
「ガチャリ。」急に没収品倉庫の扉が開きました。生徒から没収したこち亀92巻を持った校長先生でした。
「あっ!川白先生!」
「あっ!校長先生!!!!!!」川白先生はびっくりして読んでいたこち亀1巻を放り出しました。
「バッカモーン!教師が生徒から没収した漫画を読むとは何事だー!」校長先生から怒鳴られる川白先生。げんこつも食らいました。
「大体教師が漫画を読むなんて言語道断!絶対に許すことができない行為だ!」
「申し訳ございません……。」平謝りの川白先生。
「教師が漫画を読むなんて……。川白先生!あんたは本当に教師か?!」
「申し訳ございません……。」
「川白先生。あんたは教師失格だ!」
「申し訳ございません……。」
「教師は勉強の本だけ読んでいれば良いんだ!」
「はい……おっしゃるとおりです……。」
「夜まで職員室前の廊下に立ってろ!」川白先生は両手に水の入ったバケツを持たされて職員室前の廊下に立たされました。生徒がジロジロと川白先生を見ます。
「こらっ!見るな!先生は見せ物じゃないぞ!バカヤロー!」川白先生はバケツを持ったまま生徒達に怒鳴りました。その声に校長先生が飛んできて、
「川白先生。黙れ!お前は今怒られて、立たされているんだぞ。自分の立場と、置かれている状況をよく理解しろ。」川白先生はまた校長先生に怒られました。校長先生は
「川白先生はまったく本当に最低な教師だ。」とまで言いました。
「あっ。」部活(美術部)を終えたお里さんが立たされている川白先生を見かけました。川白先生は
「げっ。里子……。」とつぶやき、あさっての方向を向きました。お里さんは
「見てはいけなかったかな?」と思い、一礼だけして見ないふりをして通り過ぎました。
夜になり、校長先生が帰る時間になりました。
「川白先生。反省したか。バカ。」校長先生が川白先生に言いました。川白先生は
「はい、十分反省致しました。」と言いました。校長先生は
「教師たる者、一生漫画は読まないように。」と言いました。川白先生は
「はい、分かりました。」と、うなだれて言いました。
「川白先生、お前は罰として始末書と反省文二十枚、減給半年、冬のボーナス無しだ。休日出勤の手当ももうやらない!馬鹿な最低教師。いや、失格教師!クビにならなかっただけありがたいと思いたまえ!」と、校長先生は言いました。川白先生は漫画を読んだだけでボーナス無しになったのです。なんと、南中は生徒だけでなく先生にも厳しかったのです。
「なんでこち亀を読んでしまったのだろう……。」それだけこち亀は魅力のある漫画であるということです。川白先生は後悔しました。しかし、後悔してもボーナスをもらうことはできません。
「始末書を書かないと……。」
「始末書。私は勤務中漫画を読みました。教師としてあるまじき軽率な行動をし、誠に申し訳ございませんでした……。」始末書を書くと、今度は別に反省文二十枚を書かなくてはいけません。
「反省文。私はこの度、勤務時間中であるにもかかわらず、『こちら葛飾区亀有公園前派出所一巻』という漫画を読みました。生徒の見本にならなければならない教師が漫画を読むという最低な行動をし、誠に悪かったと思っております。本当に申し訳ありませんでした。」
「反省文二十枚?!どうやって二十枚も反省文を書けば良いんだ?!」川白先生はすごく困りました。
「反省文二十枚も書くことないよー……。校長先生、忙しいから反省文ちゃんと読まないかなあ?いや、ちゃんと読むかもしれない……。だからちゃんと書かないと……。」一生懸命反省文に取り組む川白先生。
「生徒達も反省文でこんな苦労しているんだろうなあ……。」今回は生徒の気持ちが分かったような川白先生でした。
その47おわり その48につづきます
タグ :『中学生も色々と』