2016年09月25日
ミニカー紹介…アウディA1
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今回紹介するミニカーはみにか堂さんで買った
アウディA1のトミカです。ベトナム製で、車の裏に2012の
刻印がありますが2013年の新車です。

私のコレクションとしては珍しいアウディのトミカです。
丸っこくておもしろいデザインです。
あいにくこの車の実車を見たことはありませんが、
ユニークなデザインです。
後ろのバックドアが開きます。
正面と真後ろにはちゃんとアウディのマークが印刷されています。
内装は黒内装で全然よく見えていませんが
左ハンドル車です。後席は折りたたまれた状態になっています。
赤い車体に白い帯がかなり目立つ
アウディA1のトミカでした。
今回紹介するミニカーはみにか堂さんで買った
アウディA1のトミカです。ベトナム製で、車の裏に2012の
刻印がありますが2013年の新車です。
私のコレクションとしては珍しいアウディのトミカです。
丸っこくておもしろいデザインです。
あいにくこの車の実車を見たことはありませんが、
ユニークなデザインです。
後ろのバックドアが開きます。
正面と真後ろにはちゃんとアウディのマークが印刷されています。
内装は黒内装で全然よく見えていませんが
左ハンドル車です。後席は折りたたまれた状態になっています。
赤い車体に白い帯がかなり目立つ
アウディA1のトミカでした。
タグ :ミニカー
2016年09月25日
小説『中学生も色々と』その57
おはようございます。この記事は予約投稿です。
私の作った小説『中学生も色々と』第57話(その57)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
今回のその57のお話は二週間ほど前に作った完全新作です。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その57「川白先生と樹廊 臣」
厳しい南中の川白先生。ですが、前回、10月3日に「見せ物台」という十字架にはりつけにされて苦しんでいたお里さんの姿が目から離れませんでした。
「ほおーっ。目がハの字になってる。苦しんでる苦しんでる。実に良い表情だ。」南中の校長先生、ぐったりしている人の写真見てニヤニヤなんて趣味悪いです!
「ぐったり生徒~生徒。生徒~生徒。なぜかー知らないけど鼻血を出してる~。」そんな歌まで歌う校長先生。大丈夫でしょうか?
放課後、川白先生はお里さんに会いました。
「里子、今日は見せ物台にはりつけにされてたな。上着を忘れるから自業自得だよ。バーカ。」川白先生がそう言うと、お里さんは泣きそうな顔でうなずきました。
「バーカ。元気出せよ。で、おなかは大丈夫か?」と川白先生。
「苦しいです……。」お里さんは小さな声で言いました。
「大事にしろよ。」川白先生はそう言って去っていきました。お里さんは、
「あの人、厳しいんだか優しいんだか分からない……。」と、つぶやきました。
さて、10月8日の土曜日。川白先生は田上駅前の丸本デパートに南中生徒捜しのパトロールに行きました。川白先生は南中内で漫画を読むという不祥事を犯したために、もう、休日出勤手当は出ません。
「あっ。先生じゃないですか。今日もパトロール?」川白先生に声をかける人がいました。それは樹廊臣でした。
「ああ、作者さんですか。そうですよ。パトロール。」川白先生はそう言い、ちょっと考えてから樹廊臣に
「作者さん、何時間か時間取れないかな?」と言いました。樹廊臣は
「時間?いいすよ。どうしたんですか?」と言いました。川白先生は
「飲み明かしましょうや、作者さん。」なんて言いますが樹廊臣は、
「私、金持ってないすよ!おまけに酒飲むことできないんで。」と言いました。先生は、
「金なら全部私が出します!作者さんはウーロン茶で良いですよ。私は作者さんと飲みたいんですよ。」と言いました。樹廊臣は、
「先生、車の運転は?」と聞くと先生は、
「大丈夫。今日は車は運転しません。作者さんは車は?」と聞くので樹廊臣は
「私も今日は運転しませんよ。バスで来たので。」と言いました。川白先生は
「それなら決まり!パトロールも今日はここまで!飲みましょう。作者さん。」と言いました。樹廊臣は川白先生と仲が悪いわけでもないのでたまには飲みに行こうと思いました。
「作者さん、どこの店が良いですか?」
「カシスオレンジが有るところ。」
「作者さん、飲むことできないんじゃ?」
「カシスオレンジ一杯くらいなら大丈夫。」川白先生と樹廊臣はデパート近くの居酒屋に行きました。
「一度私は作者さんと飲みたいと思ってたんですよ。」川白先生は言いました。
「たまには酒でも飲まないと鬱憤(うっぷん)が貯まってしまってね……。」川白先生は周りを確認しながら言いました。南中の人に聞かれたらやばいことも言いたいのでしょう。
「作者さん、まずこれ、里子の反省文なんですけどね。」川白先生はお里さんがかつて書いた反省文を取り出しました。樹廊臣はそれを見ました。川白先生は、
「この反省文なんですが『苑内中の生徒からタオルを受け取ったことについての反省文』と書いてあるんですがね、どういうことです?これ?」と樹廊臣に尋ねました。樹廊臣は、
「ああ、これ、中体連の時のですね。実況中継した覚えありますわ。(中学生も色々とその14参照)苑中の生徒さんが雨に濡れたお里さんにね、タオルを貸してくれたんですよ。それをお里さんが受け取って、木日志先生に校則違反だと怒られた。そういうこと。」と言いました。川白先生は、
「病んでいる……。」と言いました。樹廊臣は
「え、先生、今、なんと……。」と聞き返しました。川白先生は
「南中の木日志先生は病んでいると思いませんか?」と樹廊臣に言いました。樹廊臣は川白先生のその発言に驚きました。
「先生からそう言う、南中を批判する発言が出るとは思いませんでしたよ。」樹廊臣はそう言いました。川白先生はもう酔っぱらっており、
「3日の日ですがね、作者さんの言う『お里さん』が十字架にはりつけにされて見せ物にされて、おまけにムチでおなかを打たれたんです。女の子を十字架にはりつけにして苦しめてムチで打つなんて常軌を一脱しているでしょう!そう思いません?里子がかわいそうで、見ていることができなかったですよ!それで校長先生は苦しんでる姿を写真に撮って楽しんでるんですよ!南中は異常ですよ!」なんて言います。その発言に驚いた樹廊臣は、
「先生、南中の先生がそんなこと言っちゃっていいんですか?」と言いましたら先生は、
「いいんです!南中の関係者いないから!私だってね、勤務中に漫画を読んだのは確かに許されない行為でしたよ!でもそれで立たされて、反省文20枚!減給半年!冬のボーナス無し!校長先生からそう言われたんですよ!ひどいでしょ!それから私は南中に疑問を持ち始めましたね!反省文20枚書いて生徒の気持ちが分かりましたよ!里子なんて、英語ができないのは気に入らないけどかわいそうですよ。鼻血まで出してがんばって、行きたくもない塾にまで行ってがんばってるのに、他の先生にもいじめられてかわいそうです!」なんて言います。意外な発言です。
「先生、お里さんの味方なんですか?」樹廊臣は川白先生に酒を飲ませながら聞きました。川白先生は、
「今は味方じゃない。南中の教師が生徒の味方をすることは許されない。でもできれば味方をしたい……。他の生徒だって……。」と言いました。樹廊臣は、
「じゃあもっと、お里さんに優しくしてあげれば……。『バーカ』とか言わないで。」と言いました。川白先生は
「南中の教師は生徒と仲良くなっちゃダメなんだ。南中の規則で決まっているんだ。教師にも校則みたいな物がありましてね!『生徒には厳しくスパルタ式で当たること』ってしっかり書いてあるんですよ!だから私は里子のことを『バーカ』と言うしかないんです!それにできれば呼び捨てでなくて『お里さん』ってかわいく呼んであげたいですよ!でも南中じゃ規則でダメなんです!」と、言いました。樹廊臣は
「もしかして、お里さんがかわいいですか?」と冗談で聞いてみました。川白先生は
「ああ……。あの子はかわいい生徒ですよ。優しくて頑張り屋で……。だからあの里子のかわいい髪型は困るんだ。かわいい髪型でかわいい顔してるでしょう。情が移るというか……、だからかわいくないおかっぱの髪型にしてもらいたいんだよな……。」と意外な発言をしました。
「先生も大変だね。」樹廊臣がそう言うと川白先生は、
「大変。苑中に戻りたい……。」とこれまた意外なことを言いました。樹廊臣は
「先生、苑中の先生だったんですか?!意外!」と言いました。川白先生は、
「意外なもんか。教師の人事異動は当たり前のこと。苑中から南中に来るって言う人事異動もあって当然ですよ。中中に顔根(つらね)先生って生徒指導の厳しい先生いるでしょう。顔根先生は元々は南中の先生だったんですよ。私は3年前の4月に苑中から南中に来たんですよ。」と言いました。樹廊臣は、
「苑中と南中、教師の立場としてどっちが良いですか?」と質問しました。川白先生は
「そりゃ、苑中の方が良いですよ。みんな仲良くて、あの頃は生徒も慕(した)ってくれていたし、みんな仲良しで、生徒に手を上げる必要もなくて、変な決まりもなくて……だから、苑中に戻りたい……。『お里さん』にも苑中を体験させてあげたい……。」と言って酒片手に泣きました。おいおい泣きました。
「作者さん、『お里さん』に伝言をお願いできませんか?」川白先生は樹廊臣に、
「『私が里子のことをバーカと言うのは南中の決まりで生徒に厳しくしなきゃいけないからバーカと言うのであって、本当は里子はバカじゃないんだよ。』って伝えてもらえませんか?」と、伝言を頼みました。樹廊臣は
「手紙で良いんなら……。郵便で……。良いんですか?お里さんにそんなこと伝えて。」と、言いながらも引き受けました。そして紙に、
「お里さんへ、川白先生から伝言です。川白先生がお里さんのことをバーカと言うのは『南中の決まりで生徒に厳しくしなきゃいけないからバーカと言うのであって、本当は里子はバカじゃないんだよ。』って言っていました。樹廊 臣より」と書きました。そしてお里さんに郵送しました。
数日後、川白先生はお里さんに
「里子、樹廊臣から郵便は来たか?」と聞きました。お里さんはうなずきました。先生は、
「そう言うことだ。悪く思わなんでくれ。ごめんな。」と言って去っていきました。お里さんは、
「なんだ、川白先生ってそんな悪い人じゃないんだ。」と思ったのでした。
その57おわり その58につづきます
共謀罪の法律が成立しちゃったので共謀罪の法律対策として2017年6月25日一部文章を削除致しました。ご了承下さい
私の作った小説『中学生も色々と』第57話(その57)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
今回のその57のお話は二週間ほど前に作った完全新作です。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その57「川白先生と樹廊 臣」
厳しい南中の川白先生。ですが、前回、10月3日に「見せ物台」という十字架にはりつけにされて苦しんでいたお里さんの姿が目から離れませんでした。
「ほおーっ。目がハの字になってる。苦しんでる苦しんでる。実に良い表情だ。」南中の校長先生、ぐったりしている人の写真見てニヤニヤなんて趣味悪いです!
「ぐったり生徒~生徒。生徒~生徒。なぜかー知らないけど鼻血を出してる~。」そんな歌まで歌う校長先生。大丈夫でしょうか?
放課後、川白先生はお里さんに会いました。
「里子、今日は見せ物台にはりつけにされてたな。上着を忘れるから自業自得だよ。バーカ。」川白先生がそう言うと、お里さんは泣きそうな顔でうなずきました。
「バーカ。元気出せよ。で、おなかは大丈夫か?」と川白先生。
「苦しいです……。」お里さんは小さな声で言いました。
「大事にしろよ。」川白先生はそう言って去っていきました。お里さんは、
「あの人、厳しいんだか優しいんだか分からない……。」と、つぶやきました。
さて、10月8日の土曜日。川白先生は田上駅前の丸本デパートに南中生徒捜しのパトロールに行きました。川白先生は南中内で漫画を読むという不祥事を犯したために、もう、休日出勤手当は出ません。
「あっ。先生じゃないですか。今日もパトロール?」川白先生に声をかける人がいました。それは樹廊臣でした。
「ああ、作者さんですか。そうですよ。パトロール。」川白先生はそう言い、ちょっと考えてから樹廊臣に
「作者さん、何時間か時間取れないかな?」と言いました。樹廊臣は
「時間?いいすよ。どうしたんですか?」と言いました。川白先生は
「飲み明かしましょうや、作者さん。」なんて言いますが樹廊臣は、
「私、金持ってないすよ!おまけに酒飲むことできないんで。」と言いました。先生は、
「金なら全部私が出します!作者さんはウーロン茶で良いですよ。私は作者さんと飲みたいんですよ。」と言いました。樹廊臣は、
「先生、車の運転は?」と聞くと先生は、
「大丈夫。今日は車は運転しません。作者さんは車は?」と聞くので樹廊臣は
「私も今日は運転しませんよ。バスで来たので。」と言いました。川白先生は
「それなら決まり!パトロールも今日はここまで!飲みましょう。作者さん。」と言いました。樹廊臣は川白先生と仲が悪いわけでもないのでたまには飲みに行こうと思いました。
「作者さん、どこの店が良いですか?」
「カシスオレンジが有るところ。」
「作者さん、飲むことできないんじゃ?」
「カシスオレンジ一杯くらいなら大丈夫。」川白先生と樹廊臣はデパート近くの居酒屋に行きました。
「一度私は作者さんと飲みたいと思ってたんですよ。」川白先生は言いました。
「たまには酒でも飲まないと鬱憤(うっぷん)が貯まってしまってね……。」川白先生は周りを確認しながら言いました。南中の人に聞かれたらやばいことも言いたいのでしょう。
「作者さん、まずこれ、里子の反省文なんですけどね。」川白先生はお里さんがかつて書いた反省文を取り出しました。樹廊臣はそれを見ました。川白先生は、
「この反省文なんですが『苑内中の生徒からタオルを受け取ったことについての反省文』と書いてあるんですがね、どういうことです?これ?」と樹廊臣に尋ねました。樹廊臣は、
「ああ、これ、中体連の時のですね。実況中継した覚えありますわ。(中学生も色々とその14参照)苑中の生徒さんが雨に濡れたお里さんにね、タオルを貸してくれたんですよ。それをお里さんが受け取って、木日志先生に校則違反だと怒られた。そういうこと。」と言いました。川白先生は、
「病んでいる……。」と言いました。樹廊臣は
「え、先生、今、なんと……。」と聞き返しました。川白先生は
「南中の木日志先生は病んでいると思いませんか?」と樹廊臣に言いました。樹廊臣は川白先生のその発言に驚きました。
「先生からそう言う、南中を批判する発言が出るとは思いませんでしたよ。」樹廊臣はそう言いました。川白先生はもう酔っぱらっており、
「3日の日ですがね、作者さんの言う『お里さん』が十字架にはりつけにされて見せ物にされて、おまけにムチでおなかを打たれたんです。女の子を十字架にはりつけにして苦しめてムチで打つなんて常軌を一脱しているでしょう!そう思いません?里子がかわいそうで、見ていることができなかったですよ!それで校長先生は苦しんでる姿を写真に撮って楽しんでるんですよ!南中は異常ですよ!」なんて言います。その発言に驚いた樹廊臣は、
「先生、南中の先生がそんなこと言っちゃっていいんですか?」と言いましたら先生は、
「いいんです!南中の関係者いないから!私だってね、勤務中に漫画を読んだのは確かに許されない行為でしたよ!でもそれで立たされて、反省文20枚!減給半年!冬のボーナス無し!校長先生からそう言われたんですよ!ひどいでしょ!それから私は南中に疑問を持ち始めましたね!反省文20枚書いて生徒の気持ちが分かりましたよ!里子なんて、英語ができないのは気に入らないけどかわいそうですよ。鼻血まで出してがんばって、行きたくもない塾にまで行ってがんばってるのに、他の先生にもいじめられてかわいそうです!」なんて言います。意外な発言です。
「先生、お里さんの味方なんですか?」樹廊臣は川白先生に酒を飲ませながら聞きました。川白先生は、
「今は味方じゃない。南中の教師が生徒の味方をすることは許されない。でもできれば味方をしたい……。他の生徒だって……。」と言いました。樹廊臣は、
「じゃあもっと、お里さんに優しくしてあげれば……。『バーカ』とか言わないで。」と言いました。川白先生は
「南中の教師は生徒と仲良くなっちゃダメなんだ。南中の規則で決まっているんだ。教師にも校則みたいな物がありましてね!『生徒には厳しくスパルタ式で当たること』ってしっかり書いてあるんですよ!だから私は里子のことを『バーカ』と言うしかないんです!それにできれば呼び捨てでなくて『お里さん』ってかわいく呼んであげたいですよ!でも南中じゃ規則でダメなんです!」と、言いました。樹廊臣は
「もしかして、お里さんがかわいいですか?」と冗談で聞いてみました。川白先生は
「ああ……。あの子はかわいい生徒ですよ。優しくて頑張り屋で……。だからあの里子のかわいい髪型は困るんだ。かわいい髪型でかわいい顔してるでしょう。情が移るというか……、だからかわいくないおかっぱの髪型にしてもらいたいんだよな……。」と意外な発言をしました。
「先生も大変だね。」樹廊臣がそう言うと川白先生は、
「大変。苑中に戻りたい……。」とこれまた意外なことを言いました。樹廊臣は
「先生、苑中の先生だったんですか?!意外!」と言いました。川白先生は、
「意外なもんか。教師の人事異動は当たり前のこと。苑中から南中に来るって言う人事異動もあって当然ですよ。中中に顔根(つらね)先生って生徒指導の厳しい先生いるでしょう。顔根先生は元々は南中の先生だったんですよ。私は3年前の4月に苑中から南中に来たんですよ。」と言いました。樹廊臣は、
「苑中と南中、教師の立場としてどっちが良いですか?」と質問しました。川白先生は
「そりゃ、苑中の方が良いですよ。みんな仲良くて、あの頃は生徒も慕(した)ってくれていたし、みんな仲良しで、生徒に手を上げる必要もなくて、変な決まりもなくて……だから、苑中に戻りたい……。『お里さん』にも苑中を体験させてあげたい……。」と言って酒片手に泣きました。おいおい泣きました。
「作者さん、『お里さん』に伝言をお願いできませんか?」川白先生は樹廊臣に、
「『私が里子のことをバーカと言うのは南中の決まりで生徒に厳しくしなきゃいけないからバーカと言うのであって、本当は里子はバカじゃないんだよ。』って伝えてもらえませんか?」と、伝言を頼みました。樹廊臣は
「手紙で良いんなら……。郵便で……。良いんですか?お里さんにそんなこと伝えて。」と、言いながらも引き受けました。そして紙に、
「お里さんへ、川白先生から伝言です。川白先生がお里さんのことをバーカと言うのは『南中の決まりで生徒に厳しくしなきゃいけないからバーカと言うのであって、本当は里子はバカじゃないんだよ。』って言っていました。樹廊 臣より」と書きました。そしてお里さんに郵送しました。
数日後、川白先生はお里さんに
「里子、樹廊臣から郵便は来たか?」と聞きました。お里さんはうなずきました。先生は、
「そう言うことだ。悪く思わなんでくれ。ごめんな。」と言って去っていきました。お里さんは、
「なんだ、川白先生ってそんな悪い人じゃないんだ。」と思ったのでした。
その57おわり その58につづきます
共謀罪の法律が成立しちゃったので共謀罪の法律対策として2017年6月25日一部文章を削除致しました。ご了承下さい
タグ :『中学生も色々と』