2016年09月27日

ミニカー紹介…車種不明の大型パネルバントレーラー

 おはようございます。この記事は予約投稿です。

 今回紹介するミニカーは、車種不明のコンボイみたいな
大型パネルバントレーラーのミニカーです。中国製です。
イオン諏訪店の2階にある玩具自動販売機(別名ガチャガチャ)から
300円で購入しました。
車種不明の大型パネルバントレーラー

 車種不明の大型パネルバントレーラーですが、なんとなく、
アメリカ車のような気がします。前での引っ張る方のトラクタ(トレーラーヘッド)
と、後ろの大型トレーラー(引っ張られる方)は分離させることができます。
トレーラーヘッドのボンネットと運転台はダイキャスト製のようです。
運転席後ろのスリーパー(運転手さんが休むベッドとかがある休憩スペース)は
プラスチック製です。プラスチック部分は無塗装の成形色ですが
雰囲気は出ています。
 後ろの引っ張られる方のトレーラーはすべてプラスチック製です。
コンテナ部後ろの荷台ドアは開けることができて、中に物を
入れることができますが、この個体のこのドアはちゃんと閉まりませんw
コンテナ部にシール塗装で英語が色々書いてあるのですが、
なんて書いてあるのかわかりません。NOのイラストから、飲酒運転を
禁止する広告が書いてあるように見えるのですがどうでしょうか?

トミーのロングトミカよりも長い大型トレーラーでした。迫力はあります。  
タグ :ミニカー


Posted by 樹廊 臣 at 05:30Comments(1)ミニカー

2016年09月27日

小説『中学生も色々と』その59

おはようございます。この記事は予約投稿です。

私の作った小説『中学生も色々と』第59話(その59)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。

樹廊臣物語中学生シリーズ

                中学生も色々と

          その59「中一の文化祭がやって来る」

 先の話ですが、11月5日と6日の土日は中中の文化祭です。各クラス、文化祭には展示発表かステージ発表のいずれかをやらないといけません。文化祭リーダーは金田 直善(きんだ なおよし)君。彼は頭が良いことから文化祭リーダーを押しつけられたのです。篠口先生が
「もう10月6日だ。文化祭に何をやるか早く決めないと。」と言いました。もう一ヶ月後です。
「何か案のある人は出してください。」金田君は言いました。
「し~ん。」文化祭の案などそう簡単に出てくるものではありません。
「文化祭なんて辞退しちゃえばいいじゃん!めんどくさい!」不良の渡利君がそう言いましたので篠口先生は、
「コラ!そう言うことを言うもんじゃない!」と言いました。
 「まず、展示発表にするかステージ発表にするか決めなさい。」篠口先生は言いました。
「そりゃ展示発表よね。」
「ステージ発表だと、本番で失敗すると嫌だもんね。」そう言う人が多いです。
「多数決を採ります。展示発表がいい人。」金田君が言いました。
「は~い。」
「ステージ発表がいい人。」
「し~ん。」
「多数決により、展示発表にします。展示発表で何をやればいいですか?案を出してください。」
「し~ん。」文化祭の案で何をやるかという案などそう簡単に出てくるものではありません。篠口先生は、
「明日の10月7日の金曜日の学級会までに考えておきたまえ。」と言いました。不良の渡利君は、
「先生は何か、案無いの?先生の案。」と聞きました。篠口先生は
「先生の案ね?うーん。例えば、『巨大なものを作る』っていうのはどうだ?大きなものを作って展示する。っていうのは。」と言いました。するとみんなは
「それでいいでーす。」と言うではありませんか。篠口先生は
「コラ!みんなの文化祭なんだぞ!みんなで考えるの!」と言いました。
 「お里さん、お里さんのクラスでは文化祭、どんな発表するの?」からちゃんは帰宅後、お里さんに聞きました。お里さんは、
「うちのクラスって言うか、南中は、『総合的な学習』の成果発表だよ。」と言いました。からちゃんは、
「ふーん。『総合的な学習』ね。中中じゃ文化祭でのクラスでの発表内容をいちいち決めなきゃいけないの。あーめんどくさ。」と、言いました。お里さんは、
「ふーん、テーマは自由と言うことか。」と言いました。からちゃんは
「そういうことになるのかな?文化祭、何をやればいいんだろう?」と言いました。全く文化祭のネタが思いつきません。
 そして翌日。10月7日です。
「それでは文化祭で、展示発表で何をやればいいか案をあげてください。」金田君が言いました。
「し~ん。」
「何か案のある人。」
「し~ん。」誰からも案が出ません。
「指名します。暗井さん。」暗井に指名する金田君。
「おまじないの発表……。」暗井は顔を赤らめて言いました。すると、
「暗井!何考えてるんだ!」
「そんなのだめだ!」
「くだらないぞ!」
「文化祭に合ってないぞ!」
「おまじないなんて非科学的だ!」などとみんなからけちょんけちょんに言われました。暗井は
「うううしくしくしく。」と泣きました。
 「はーい、みんなケンカしなーい。暗井、何も泣くことないだろ。」篠口先生が言いました。今度指名されたのは……、
「指名します。小心君。」
「……。」
「早く言ってください……。」
「……。」
「なんですか?」
「……。考えてません……。」
「小心、何考えてるんだ!いや、なんで考えてないんだ!」
「おい!」
「なんか考えろよ!」
「何か案を出せよ!」
「やる気有るのか?!」などとみんなからけちょんけちょんに言われました。小心者の小心は
「メソメソ。」と泣きました。
 「はーい、みんなケンカしなーい。小心も何も泣くことないだろ。」篠口先生が言いました。今度指名されたのは、
「指名します。小高さん。」
「フランス料理の発表なんてどうですか?」
「フランス料理?」
「現実的じゃないぞ!」
「大体料理はどうするんだよ!」
「料理展示するなんて腐っちゃうぞ!」
「大金持ちだからって変なこと言うんじゃないぞ!」などとみんなからけちょんけちょんに言われました。小高さんは、
「まあっ!そこまで言うこと無いじゃない!」と怒りました。
「はーい、みんなケンカしなーい。小高、何も怒ることないだろ。」篠口先生が言いました。小高さんは、
「あんな言われ方したら怒りたくもなりますよ。小心の気持ちがちょっとだけ分かったわ!もう!」と、言いました。
 次に指名されたのは、
「指名します。狸山さん。」
「狸の発表。」
「えっ?狸?」
「狸ってあの動物の狸?」
「狸?狸はどうするんだよ。」狸山さんは
「私の家の近くに普通の野生狸が住んでいます。その狸を観察して写真撮って発表すればいいと思います!」と力強く言いました。
 「野生の狸の発表か。いいかもしれないなあー。」篠口先生は言いました。篠口先生は動物が好きなのです。金田君が、
「狸の発表でいいと思う人ー。」と聞くと、みんな
「いいでーす!」と言いました。こうして、1年6組の文化祭の展示発表は「狸の発表」になりました。
 「狸か……狸はかわいいからなあ。きっと受けるぞ!」篠口先生は賛成しています。
「狸山のおかげで助かったー。」と、文化祭の案を考えてなかった多くの人々は安心しました。
 翌日の土曜日、みんなで狸山さん家の近くにある小山に行きました。
「土曜日出かよー。」
「せっかくの3連休なのにー。」
「土曜日のお休みがつぶれたー。」と、文句を言う人もいましたが仕方有りません。
 「いかにも狸がいそうな山だなあ。」みんなが言いました。狸の穴があります。
「この穴に狸さんが住んでいます。」狸山さんが言いました。
「いつ、穴から出てくるの?」からちゃんが聞きました。狸山さんは
「こうすれば出てくるよ。おいでおいでおいでー。」と狸を呼びました。すると、まず最初に子だぬきが出てきました。
「うわーっ!超かわいい!」写真を撮ったり観察したりして、調査は終わりました。狸山さんと野生狸ファミリーのおかげでみんな大助かりでした。

 次回!からちゃんのクラスにある問題とは?次回は学校内でありがちな
きつい問題が勃発します。次回は重いテーマです。


              その59おわり         その60につづきます  


Posted by 樹廊 臣 at 05:25Comments(1)小説『中学生も色々と』