2016年09月24日

ミニカー紹介…Z33フェアレディZ

 おはようございます。この記事は予約投稿です。

 今回紹介するミニカーはZ33フェアレディZのトミカです。
中国製で2001の刻印が車の底にあります。
Z33フェアレディZのトミカ

 Z33フェアレディZのデザインを忠実に再現しています。
前が上がっている屋根の形もリアルです。
ライトやドア後ろの小窓の形も後継のZ34とは
ちゃんと違えてあります。ドア後ろの小窓が
ちゃん抜けているのが非常によいです。
後席の側窓が抜けていない今のトミカとは大違いです。
日産のエンブレムもちゃんと印刷で表現してあります。
 スケールは1/58。やや大きい印象を持ちます。

 内装は黒内装で、ダッシュボードのない
古いタイプの内装です。なおこの車は2シーター車です。

スピード感あふれるスポーツカーのトミカでした。
  
タグ :ミニカー


Posted by 樹廊 臣 at 05:30Comments(0)ミニカー

2016年09月24日

小説『中学生も色々と』その56

おはようございます。この記事は予約投稿です。

私の作った小説『中学生も色々と』第56話(その56)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。

樹廊臣物語中学生シリーズ

              中学生も色々と

              その56「衣替え」

 10月3日月曜日より衣替えで冬服となります。今回はこの衣替えのお話です。
不良の渡利君は衣替えの何日も前から違反の学生服を通信販売で購入し、衣替えの日を待ちました。そしていよいよ衣替えの10月3日になりました。
「いよいよ今日から衣替えだぜ!このかっちょいい違反服の出番だぜベイベー。」渡利君はその違反服を着て中中へと出かけました。ちなみに渡利君、手ぶらで登校します。授業には出ないので教科書等必要ないのです。
 「おはようございます。」
「おはようございます。」
「おはようございます。」中中の入口では学校で一番恐い生徒指導の顔根(つらね)先生が竹刀片手に衣替えの違反者、すなわち、違反制服を着てくる人と、今日が衣替えだと忘れていて上着を忘れちゃってる人を摘発するために突っ立っていました。
 からちゃんは今日が衣替えであることを忘れていました。だんだんと中中の生徒が増えて行くにつれて何か違和感を感じました。そうです。みんなイートン(上着)を着ているのにからちゃんは着ていないのです。
「しまった!今日、衣替えの日だった!」気付いたのですが、上着を取りに家まで帰っている時間はありません。このまま中中に行くしかありませんでした。取りに行ったら遅刻します。
 「むっ!」校門には顔根先生。上着を着ていないからちゃんを見て「むっ!」と言いました。
「おはようございます。」顔にタテ線が入るからちゃん。にらみつける顔根先生。
「おい春田沢!上着着ていないじゃないか!どうした?!今日何の日だと思っている?!」
「すみません……。衣替えの日でしたね……。すみません。すっかり忘れていて……。」からちゃんは力ない声で言いました。顔根先生は
「バカ者!そんなことも忘れてしまうのか!バカ!」と言って怒りました。からちゃんかわいそう。
 「ヨウヨウヨウー。顔根先生、うちのクラスの女の子つかまえて何してんだよー。」そこへ不良の渡利君登校です。しっかりと違反の変形学生服を着ています。顔根先生は激怒しました。
「何だ渡利ー!その制服は?!違反服じゃないかー!!!!!!!!!!」カンカンに怒っている顔根先生。そのおかげで解放されるからちゃん。
「ちょっと職員室に来い!」
「わー何をするんだ!やめろー!」渡利君は顔根先生に引っぱられていきました。
 渡利君が職員室に入ると先生方が注目しました。
「なんだその制服は!」校長先生も怒りました。顔根先生は篠口先生を呼び出しました。その時篠口先生は
「るんるんるる~ん。ゾックンゾックンかわいいゾックン、みんなのゾックン、ゆかいなゾックン……。」と、歌いながらウポンのゾックンとたわむれていました。そこへ顔根先生からの放送です。
「篠口先生、篠口先生。至急職員室に来なさい。篠口先生、至急職員室に来なさい。」
「あれ?顔根先生の声だ。どうしたんだろう?先生は職員室に行ってくる。」篠口先生はそう言って職員室に行きました。すると顔根先生が、
「おたくのクラスの渡利!こんな違反制服を着て登校したんですよ!どういう生徒指導をしているんですか!」と、篠口先生を叱りつけました。篠口先生、さっきまで大好きなゾックンと遊んでいて良い気分だったのに、一気に嫌な気分になりました。そして渡利君を見ると、あんまりにも違反しすぎな制服に、
「なんだ!その格好は!」と怒鳴りました。そして、
「渡利!相談室へ来い!」と言って相談室へと引きずっていきました。顔根先生も一緒です。
「こんな違反服をどこから手に入れたんだ!」篠口先生が言いました。
「通信販売。」渡利君は言いました。
「こんなの着て登校していいと思ってるのか?!」顔根先生が言いました。
「いいと思ってる。」渡利君は言いました。その発言に
「ふざけるな!」と、顔根先生は激怒して渡利君にげんこつをしました。すると渡利君も激怒し、
「よくも殴ったなー!」と言って顔根先生とケンカになりました。

 さて、こちらはお里さんの通う南中です。
「しまった!今日から衣替えだったんだ!」お里さんも今日が衣替えだと言うことを忘れており、ブレザー無しのジャンスカ姿で登校してしまいました。登校途中に他の人を見て
「しまった、今日から衣替えだったんだ。」と、気付いたものの、ブレザーを取りに行ったら遅刻するので行くことはできませんでした。
「きっと反省文になる……。」お里さんはブレザーを取りに帰ろうかと思ったのですが、遅刻しても反省文になるのでそのまま学校に向かいました。
 南中の校門では生徒指導の木日志(きびし)先生が竹刀を持って待ってました。
「こらーっ!お前!上着はどうした!今日から衣替えだぞ!」お里さんはすごく怒られて反省文10枚になり、
「このことは川白先生に言って、内申書に『忘れっぽい』と書いてもらう!覚悟しろ!」と言われたあげく、
「お前は『見せ物台の刑』だ。」と言われました。
 南中の「見せ物台」とは、校則違反した違反者をさらし者(見せ物)にする台です。昇降口の隣にあって十字架の形をしています。



共謀罪の法律対策としてこの部分、カット致しました。




「苦しひ!」おなかを痛めて苦しむ二人の顔を校長先生はまたカメラでパチリ。校長先生、趣味悪い!ここまで来るともはや虐待を超えています。校長先生と木日志先生は
「わははわはは!いい気味だ!」と言って笑いました。ひ、ひどい……。たまたまこの光景を見てしまった川白先生は思わず、
「ひどい……。」とこぼしてしまいました。そして目を背けました。

 一方こちらは中中。中中に戻ります。ケンカは収まりましたが顔根先生はカンカンです。
「南中には『見せ物台』という物がある!中中でも見せ物台を設けるべきだ!」顔根先生は丸太を二本注文して十字架を作りました。
「よしよし、上手くできた。南中自慢の見せ物台が中中にもできたぞ。」顔根先生はご満悦の様子です。その見せ物台は昇降口の隣に設けられました。
「おい渡利!来い!お前の違反制服を好きなだけ見せびらかさしてやる!」顔根先生は教室を訪れ、渡利君にそう言おうとしたのですが渡利君はいません。
「渡利がいないじゃないか!渡利はどこに行った?言え!」顔根先生はたまたま近くにいたからちゃんを問いただしました。からちゃんは、
「どこに行ったか分からないです。いつもどこかに行っていますので……。」と正直に言いました。顔根先生は
「わからないだと。バカ!」と、からちゃんに吐き捨てるとちょうど篠口先生が来て、
「どうしましたか?顔根先生。」と言いました。顔根先生は、
「渡利はどこに行ったんですか?!これから渡利の特別生徒指導をします。」と言いました。渡利君を十字架にかけるつもりなのです。
 顔根先生はやっとのことで渡利君を見つけました。
「おい渡利!お前のそのご自慢の違反服を好きなだけ披露させてやる。来い!」と言いました。渡利君、
「この違反服を披露?」と、なんのことだか分からない様子です。そのまま見せ物台に連れてこられました。
「何これ?わ!何するんだ!やめろー!」渡利君は見せ物台の十字架に・・・
「さあ、そこで思う存分その服を披露するんだな!」顔根先生は笑って言いました。
「くるしー!助けてくれー!」渡利君はさらし者になりました。隣の立て札には
「今日のカカシ。恥ずかしい違反服を着てきたバカ。」と書かれていましたとさ。

                その56おわり       その57につづきます

この話は何年も前からある、過去に作った話ですが、お里さんを『見せ物台』という
十字架に縛り付けたりしてやりすぎました。お里さんごめんね・・・(筆者)


お里さんといえば-美人画家H様。すてきなお里さんの絵を描いて下さりましてありがとうございました^^





共謀罪の法律が成立しちゃったので共謀罪の法律対策として2017年6月25日一部文章を削除致しました。ご了承下さい
  


Posted by 樹廊 臣 at 05:25Comments(3)小説『中学生も色々と』