樹廊臣のブログ

　おはようございます。この記事は予約投稿です。

　私の作った物語『こでねりまわりの物語』その３４です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません

　じつは、このお話はまだ出来ていません。
でも、いつまで経っても発表できないので
コマ切れにして、（出来たところまで少しずつ）
発表します。

　今回もちょっとだけ

樹廊臣物語メルヘンシリーズ

　　　　　　　　　　　　　　　　　こでねりまわりの物語

　　　　　　　　　その３４の０．２「湊諌（みなといさむ）くんの世界へ行く」

　そして、とうとう高速バスが黄蓮寺(おうれんじ)市という地方都市に到着しました。もうすぐ終点の黄連寺駅です。ここはもう、湊諌くんが住んでいる世界です。
「この町に湊諌さんが住んでらっしゃるんだ。運が良ければ、憧れの湊諌さんにお会いできるんだ。」鎌霧くんの目はキラキラと輝いていました。
　「湊諌さんは高校生だから高校のある場所をバスの運転手さんに聞こう。」鎌霧くんは、綺羅急バスの運転手さんに、
「すみません。市立高校はどっちですか？」と尋ねました。フリフリのワンピース姿を見た運転手さんは一瞬ギョッとしながらも、
「市立高校ね。あっちの方だよ。」と指を指して教えてくれました。鎌霧くんは運転手さんに丁寧にお礼を言い、バスから出てきました。
　「あっちに市立高校があるんだって！早速行ってみませうよ！」鎌霧くんは他の４人に言いました。他の４人は面白そうだから行ってみよう。と鎌霧くんに付いていきました。５人は公園にさしかかりました。すると、
「Ａｋａｒｉ！マッサージ！」と、不破　鐘音(ふわ べるね）ちゃんという女の子が眼鏡をかけた四葉あかり（よつば　あかり）ちゃんという女の子に何やら命令をしていました。
「なんでいつもこうやってマッサージしなくてはいけないの？」あかりちゃんは泣きながら鐘音ちゃんをマッサージしていました。
「女の子が女の子にこき使われている。」ねりくんが言いました。
「かわいそう。マッサージだったら私がいくらでもしてあげるのに。」鳩野さんが言いました。そして鳩野さんは、
「あの、マッサージなら私が致しましょうか？」と、唐突に鐘音ちゃんに言いました。鐘音ちゃんは、
「なんだこの少女は？あんただれ？」と、英語で言いました。鳩野さんは、
「鳩野ひまりと申します。マッサージが得意なんです。」と、言いました。鐘音ちゃんは、
「できるもんならやってみな。」と、言いました。すると鳩野さん。芝生の上にペタリと座り、鐘音ちゃんのおなかに優しく手を置きました。鐘音ちゃんはびっくりして、
「Ｏｈ！ｎｏ！気持ちいいじゃない！」と、言いました。鳩野さんは、
「なぜなぜ、なぜなぜ、なぜなぜ……。」と、鐘音ちゃんのおなかをまわるくマッサージしています。鐘音ちゃんは、
「Ｏｈ～良い気持ち。Ａｋａｒｉの下手くそなマッサージとは大違いだ。突然現れたこの少女よ。マッサージ上手ねえ。」と、感動しています。そして、あまりに気持ちが良いのでおぽんぽんの力が抜けてしまいました。
「Ａｈ～。天国だわ。おなかが気持ちいい。」鐘音ちゃんは夢心地です。鳩野さんは、
「おなかは優しさの象徴です。そしてとても多感で柔らかいところです。おなかが気持ちよくなってくると、全身がリラックスできます。」と、鐘音ちゃんに優しく言ひながらマッサージを続け、
「私はこの方をマッサージしてるから、みなさん先に進んでて。」と言う始末です。
　と言うわけで、後の４人は鳩野さんを置いて湊諌くん捜しに行くわけですが、あかりちゃんが、
「今が逃げるチャンス！」と、
「ダーッ！」とその場から逃げ出しました。すると銃を持った真昼ちゃんという少女が現れました。

つづきます



続きはまだ出来ていません。

出来たら少しずつ発表します。
次が何日の発表になるかは未定です。