2017年12月31日
小説『中学生も色々と』その296
おはようございます。この記事は予約投稿です。
私の作った小説『中学生も色々と』第296話(その296)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その296「ドカーン」
ひな乃ちゃんが出てくるまで武田先生は、昨日史乃が出したわけの分からないバスクイズを考えていました。
「出題者が乗り物のバスを分からなくなっている状態では、自力で答えを考えるしかないわね!水晶玉で調べたら、このバスは本当に珍しいバスらしいわよ。答えはあるということよ!悔しい!絶対にこのクイズ解いてやる!」と、武田先生。あいうえおさんは、
「先生、魔法の水晶玉見ちゃったんですか?それってカンニングでは?」と言いました。武田先生は、
「答えまでは見ていないわよ!本当に答えがあるかどうか調べただけよ!水晶玉が言うにはこのクイズの答えはちゃんとあるのよ。あ~!答えが出なければ高卒の史乃さんに負けてしまう!それは防ぎたいわ!なんたって私達は大学に入ったんだからね!世の中は学歴が物を言うのよ!」と言いました。しかし、武田先生もあいうえおさんもクイズの答えが分かりません。武田先生は、
「そうだわ!私が作った洗脳マシーンなら、クイズの答えが分かるかも!」と、言い出しました。あいうえおさんは、
「ええっ?!あの洗脳マシーンで?!」と言いました。武田先生は、
「あの洗脳マシーンは最新のパソコン3台と、私のすばらしい魔法を材料に作ったの!あのマシーンにはね、世界中の辞書とお勉強の教科書と東大ナゾトレの本をインプットしてあるのよ!あのマシーンは東大入試や国家公務員1級試験の問題に全問正解するくらいに頭が良いコンピューターなのよ!ただの洗脳専用機じゃないんだから!」と言いました。あいうえおさんは、
「教科書や辞書を全部インプットしてあるなんて!あのマシ-ンはそんなにかしこいのですね!でも……それってカンニングじゃ……。」と言いました。武田先生は、
「私が作ったマシーンなんだからカンニングじゃありません!細かいこと考えない!さあ、答えが気になるから、洗脳マシーンに答えを聞きに行きましょう。」と言いました。あいうえおさんも、
「おもしろそうだから見に行こう。」と言って付いていきました。
ここは洗脳部屋の洗脳マシーンの所です。武田先生は、
「マシーンを『おしゃべりモード』に切り替えましょう。このマシーンはおしゃべりモードで話すことも出来るのよ。すごいでしょう!エッヘン!」とあいうえおさんに言いました。あいうえおさんも、
「すごいですね!」と感心しました。武田先生は昨日のバスの写真をマシーンのカメラに見せて、
「機械よ機械。このクイズに答えておくれ!問題は……」と、質問しました。
クイズ問題とは

クイズ↑の画像のバスはとても珍しいバスです。さて、何が珍しいのでしょう?バス趣味の人が「異様」とか「大珍車」と言うぐらいのバスです。
マシーンは、
「ピポパピ。コレハ、乗リ物ノバス。珍シイ……。エ?……ドウミテモタダノバス。」と、答えが分からないようです。武田先生は、
「インプットしてあるバスの情報を思い起こしなさい!バスよ!バス!」と、マシーンに言いました。マシーンは、
「バスハ人員輸送用ノ大型自動車。運転ニハ大型自動車運転免許ガ必要。大キクテ重イ。他ノバスハオフロノ英語名。マタ、魚類ノブラックバスヤコクチバスヲ指ス。理科ノ教科書デハブラックバスハ湖沼ノ生態系ヲ破壊シ在来ノオサカナヲ全部食ベテシマウ特定外来種デ大キナ社会問題ニ……。」と言います。武田先生は、
「魚のバスじゃなくて乗り物のバス!このバスは珍しいらしいのよ!ヒントはLVって言っていたわ!東大合格する頭脳でこのクイズを解きなさい!教科書が全てインプットされているでしょう!」と、マシーンに言いました。マシーンは、
「コレハ、私ニハ、インプットサレテイマセン。」と言いました。武田先生は、
「インプットされて無くても解けー!答えが気になってしょうがないのよ!」と言いました。マシーンは、
「ワカラナイ、ワカラナイ。スバラシイコンピューターノ私ニモワカラナイ。ドウ見テモタダノバス……。ガー。ピー。」と言い出しました。あいうえおさんは、
「先生、マシーンの様子が変ですよ!」と言いました。武田先生は、
「あれ?どうしたのかしら?!」と言いました。マシーンは、
「ワカラナイワカラナイ……LVトハレベルヲ示ス。ガー。ピー。ドウ見テモタダノ普通ノバス。珍シクナイヨウナ。コレノドコガ珍シイノカワカラナイ!ワカラナイ!ワカラナイ!ワカラナイ!私ニワカラナイコトガアルナンテ!ガー!ピー!」と言いながら煙を出しました。あいうえおさんは、
「マシーンから煙が!」と言いました。さらにマシーンのランプがめちゃくちゃに点灯!
「キットコレハトテモマニアックナ問題!ワカラナイ!ワカラナイ!ワカラナイ!」と、おかしくなるマシーン!そして、
「ぐわっ!爆発する!」と武田先生が言った時、
「ドカーン!」と、マシーンは爆発しました。
「もくもくもく。」爆発したマシーンの前で武田先生とあいうえおさんはドリフのコントのようになっていました。
「武田先生ー!どうしてこんな爆発するもん作ったんですかー!」とあいうえおさん。
「知らないわよー!出来たらこういうふうになってたのよー!」と武田先生。二人揃って、
「だめだこりゃ。」と、いかりや長介のように言い、おなかの力が抜けて二人で仲良く気絶しました。
さて、こちらはひな乃ちゃんとねりくんが居る寝室です。
「何?!今の『ドカーン』って音は?!」と、ひな乃ちゃん。
「どっかの国のミサイルが落ちたんか?!」と、ねりくん。寝室の窓を開けて外を見ると、建物の向こうの窓が壊れて薄い煙がもくもくしています。
「ちょっ。やばいね。」と、ひな乃ちゃんは言いましたが、窓の下はガケになっていて窓からの脱出は無理。と思ったらねりくんが
「俺が抱えていこうか?」と言うのでとりあえずドアの前に置いておいた靴を二人で履きます。ねりくんが後ろからひな乃ちゃんを抱えて窓からぱたぱたと飛び立ちました。ねりくんが後ろからひな乃ちゃんのおなかを締めるような感じで抱えているので、心配になり、
「ひな乃ちゃん、こんなにくっついちゃって大丈夫?」と聞くとひな乃ちゃん曰く
「全然平気。大丈夫。」とのこと、また、ねりくん曰く、
「ひな乃ちゃんはお里さんよりずっと軽い。」とのこと。ねりくんは過去にお里さんを抱えて飛んだことがあるようです。とにかく煙の立つ窓まで飛んで行きます。
「わー。窓のスチールサッシが吹っ飛んでいる。」とひな乃ちゃん。火は出ていないようなので窓からその部屋に入ってみます。
「何?この機械?」と、ねりくん。ひな乃ちゃんは壊れた機械を見て、
「こんな椅子があって、こんな部品があって、ハハーン。これが洗脳マシーンね。洗脳マシンが爆発したと。」と言いました。そして、
「これは操作盤ね。ん?このカメラは外部映像入力装置ね。」という下には、昨日の史乃のクイズのバスの写真が落ちていました。ひな乃ちゃんの足下には、気絶した武田先生とあいうえおさんが仰向けで転がっていました。
「ピーン!」それらを見たひな乃ちゃんはここで何が起こったのか分かりました。
「わひゃはっはっはっ!クスクス。二人共アホ!そんなふうに自爆するか!あー!可笑しい可笑しい!キャハハハッ!」と、おなかを抱えて爆笑するひな乃ちゃん。ねりくんは、
「ひな乃ちゃん?大丈夫?なんでそんなに笑ってるん?」と聞きました。ひな乃ちゃんは、
「これ、これねえ……。キャハハハッ!これ、ここに入ってるのがCPU。キャハハハ!これがね、過電流が流れたのよねヒャハハハ!そうすとね、(そうするとね)キャハハハ!ダメ!可笑しすぎて説明できなひ!とにかく結果的には、どかーん!ってわけでキャハハハハ!」と、ねりくんの両肩に手を置いて笑い続けました。コンピューターに詳しくないねりくんは、
「なんだかよく分かんないけど、洗脳の機械が爆発したわけね。」と思いました。ねりくんが床を見るともくもくの中に二人の人が転がっています。
「大変だ!人が倒れてる!」とねりくん。ひな乃ちゃんは、
「あら。武田先生と、ここの幹部のあいうえおさんね。うん。怪我はして無くて、ただ気絶しているだけみたいだからほっときなって。キャハハハ!爆発にびっくりして気絶したんよこの二人!」と、笑いながら言いました。しかしねりくんは、
「助けなきゃ。手当てする。」と言ってのびている二人のおでこに手のひらを当てました。
「ねりくん、何してるの?」と、ひな乃ちゃん。ねりくんは、
「手当て。昔は具合悪いところにはこんなふうに手を当てて治したんだって。妖精(フェアリー)は手からね、良いオーラが出るんよ。それでおでこが冷えて元気になるというわけ。」と言いました。ひな乃ちゃんは、
「助けなくても……。でも大丈夫?こいつら寝息を立ててる。目を覚ましたら襲いかかってこないかしら。」と言ってのびている二人のおなかに手を置きました。
「うん。おなかの力は抜けてるみたいだから大丈夫かな?」と言いました。どうなる?
その296おわり その297につづきます
私の作った小説『中学生も色々と』第296話(その296)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その296「ドカーン」
ひな乃ちゃんが出てくるまで武田先生は、昨日史乃が出したわけの分からないバスクイズを考えていました。
「出題者が乗り物のバスを分からなくなっている状態では、自力で答えを考えるしかないわね!水晶玉で調べたら、このバスは本当に珍しいバスらしいわよ。答えはあるということよ!悔しい!絶対にこのクイズ解いてやる!」と、武田先生。あいうえおさんは、
「先生、魔法の水晶玉見ちゃったんですか?それってカンニングでは?」と言いました。武田先生は、
「答えまでは見ていないわよ!本当に答えがあるかどうか調べただけよ!水晶玉が言うにはこのクイズの答えはちゃんとあるのよ。あ~!答えが出なければ高卒の史乃さんに負けてしまう!それは防ぎたいわ!なんたって私達は大学に入ったんだからね!世の中は学歴が物を言うのよ!」と言いました。しかし、武田先生もあいうえおさんもクイズの答えが分かりません。武田先生は、
「そうだわ!私が作った洗脳マシーンなら、クイズの答えが分かるかも!」と、言い出しました。あいうえおさんは、
「ええっ?!あの洗脳マシーンで?!」と言いました。武田先生は、
「あの洗脳マシーンは最新のパソコン3台と、私のすばらしい魔法を材料に作ったの!あのマシーンにはね、世界中の辞書とお勉強の教科書と東大ナゾトレの本をインプットしてあるのよ!あのマシーンは東大入試や国家公務員1級試験の問題に全問正解するくらいに頭が良いコンピューターなのよ!ただの洗脳専用機じゃないんだから!」と言いました。あいうえおさんは、
「教科書や辞書を全部インプットしてあるなんて!あのマシ-ンはそんなにかしこいのですね!でも……それってカンニングじゃ……。」と言いました。武田先生は、
「私が作ったマシーンなんだからカンニングじゃありません!細かいこと考えない!さあ、答えが気になるから、洗脳マシーンに答えを聞きに行きましょう。」と言いました。あいうえおさんも、
「おもしろそうだから見に行こう。」と言って付いていきました。
ここは洗脳部屋の洗脳マシーンの所です。武田先生は、
「マシーンを『おしゃべりモード』に切り替えましょう。このマシーンはおしゃべりモードで話すことも出来るのよ。すごいでしょう!エッヘン!」とあいうえおさんに言いました。あいうえおさんも、
「すごいですね!」と感心しました。武田先生は昨日のバスの写真をマシーンのカメラに見せて、
「機械よ機械。このクイズに答えておくれ!問題は……」と、質問しました。
クイズ問題とは

クイズ↑の画像のバスはとても珍しいバスです。さて、何が珍しいのでしょう?バス趣味の人が「異様」とか「大珍車」と言うぐらいのバスです。
マシーンは、
「ピポパピ。コレハ、乗リ物ノバス。珍シイ……。エ?……ドウミテモタダノバス。」と、答えが分からないようです。武田先生は、
「インプットしてあるバスの情報を思い起こしなさい!バスよ!バス!」と、マシーンに言いました。マシーンは、
「バスハ人員輸送用ノ大型自動車。運転ニハ大型自動車運転免許ガ必要。大キクテ重イ。他ノバスハオフロノ英語名。マタ、魚類ノブラックバスヤコクチバスヲ指ス。理科ノ教科書デハブラックバスハ湖沼ノ生態系ヲ破壊シ在来ノオサカナヲ全部食ベテシマウ特定外来種デ大キナ社会問題ニ……。」と言います。武田先生は、
「魚のバスじゃなくて乗り物のバス!このバスは珍しいらしいのよ!ヒントはLVって言っていたわ!東大合格する頭脳でこのクイズを解きなさい!教科書が全てインプットされているでしょう!」と、マシーンに言いました。マシーンは、
「コレハ、私ニハ、インプットサレテイマセン。」と言いました。武田先生は、
「インプットされて無くても解けー!答えが気になってしょうがないのよ!」と言いました。マシーンは、
「ワカラナイ、ワカラナイ。スバラシイコンピューターノ私ニモワカラナイ。ドウ見テモタダノバス……。ガー。ピー。」と言い出しました。あいうえおさんは、
「先生、マシーンの様子が変ですよ!」と言いました。武田先生は、
「あれ?どうしたのかしら?!」と言いました。マシーンは、
「ワカラナイワカラナイ……LVトハレベルヲ示ス。ガー。ピー。ドウ見テモタダノ普通ノバス。珍シクナイヨウナ。コレノドコガ珍シイノカワカラナイ!ワカラナイ!ワカラナイ!ワカラナイ!私ニワカラナイコトガアルナンテ!ガー!ピー!」と言いながら煙を出しました。あいうえおさんは、
「マシーンから煙が!」と言いました。さらにマシーンのランプがめちゃくちゃに点灯!
「キットコレハトテモマニアックナ問題!ワカラナイ!ワカラナイ!ワカラナイ!」と、おかしくなるマシーン!そして、
「ぐわっ!爆発する!」と武田先生が言った時、
「ドカーン!」と、マシーンは爆発しました。
「もくもくもく。」爆発したマシーンの前で武田先生とあいうえおさんはドリフのコントのようになっていました。
「武田先生ー!どうしてこんな爆発するもん作ったんですかー!」とあいうえおさん。
「知らないわよー!出来たらこういうふうになってたのよー!」と武田先生。二人揃って、
「だめだこりゃ。」と、いかりや長介のように言い、おなかの力が抜けて二人で仲良く気絶しました。
さて、こちらはひな乃ちゃんとねりくんが居る寝室です。
「何?!今の『ドカーン』って音は?!」と、ひな乃ちゃん。
「どっかの国のミサイルが落ちたんか?!」と、ねりくん。寝室の窓を開けて外を見ると、建物の向こうの窓が壊れて薄い煙がもくもくしています。
「ちょっ。やばいね。」と、ひな乃ちゃんは言いましたが、窓の下はガケになっていて窓からの脱出は無理。と思ったらねりくんが
「俺が抱えていこうか?」と言うのでとりあえずドアの前に置いておいた靴を二人で履きます。ねりくんが後ろからひな乃ちゃんを抱えて窓からぱたぱたと飛び立ちました。ねりくんが後ろからひな乃ちゃんのおなかを締めるような感じで抱えているので、心配になり、
「ひな乃ちゃん、こんなにくっついちゃって大丈夫?」と聞くとひな乃ちゃん曰く
「全然平気。大丈夫。」とのこと、また、ねりくん曰く、
「ひな乃ちゃんはお里さんよりずっと軽い。」とのこと。ねりくんは過去にお里さんを抱えて飛んだことがあるようです。とにかく煙の立つ窓まで飛んで行きます。
「わー。窓のスチールサッシが吹っ飛んでいる。」とひな乃ちゃん。火は出ていないようなので窓からその部屋に入ってみます。
「何?この機械?」と、ねりくん。ひな乃ちゃんは壊れた機械を見て、
「こんな椅子があって、こんな部品があって、ハハーン。これが洗脳マシーンね。洗脳マシンが爆発したと。」と言いました。そして、
「これは操作盤ね。ん?このカメラは外部映像入力装置ね。」という下には、昨日の史乃のクイズのバスの写真が落ちていました。ひな乃ちゃんの足下には、気絶した武田先生とあいうえおさんが仰向けで転がっていました。
「ピーン!」それらを見たひな乃ちゃんはここで何が起こったのか分かりました。
「わひゃはっはっはっ!クスクス。二人共アホ!そんなふうに自爆するか!あー!可笑しい可笑しい!キャハハハッ!」と、おなかを抱えて爆笑するひな乃ちゃん。ねりくんは、
「ひな乃ちゃん?大丈夫?なんでそんなに笑ってるん?」と聞きました。ひな乃ちゃんは、
「これ、これねえ……。キャハハハッ!これ、ここに入ってるのがCPU。キャハハハ!これがね、過電流が流れたのよねヒャハハハ!そうすとね、(そうするとね)キャハハハ!ダメ!可笑しすぎて説明できなひ!とにかく結果的には、どかーん!ってわけでキャハハハハ!」と、ねりくんの両肩に手を置いて笑い続けました。コンピューターに詳しくないねりくんは、
「なんだかよく分かんないけど、洗脳の機械が爆発したわけね。」と思いました。ねりくんが床を見るともくもくの中に二人の人が転がっています。
「大変だ!人が倒れてる!」とねりくん。ひな乃ちゃんは、
「あら。武田先生と、ここの幹部のあいうえおさんね。うん。怪我はして無くて、ただ気絶しているだけみたいだからほっときなって。キャハハハ!爆発にびっくりして気絶したんよこの二人!」と、笑いながら言いました。しかしねりくんは、
「助けなきゃ。手当てする。」と言ってのびている二人のおでこに手のひらを当てました。
「ねりくん、何してるの?」と、ひな乃ちゃん。ねりくんは、
「手当て。昔は具合悪いところにはこんなふうに手を当てて治したんだって。妖精(フェアリー)は手からね、良いオーラが出るんよ。それでおでこが冷えて元気になるというわけ。」と言いました。ひな乃ちゃんは、
「助けなくても……。でも大丈夫?こいつら寝息を立ててる。目を覚ましたら襲いかかってこないかしら。」と言ってのびている二人のおなかに手を置きました。
「うん。おなかの力は抜けてるみたいだから大丈夫かな?」と言いました。どうなる?
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Posted by 樹廊 臣 at 04:25│Comments(0)
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