2018年01月11日

小説『中学生も色々と』その307

 おはようございます。この記事は予約投稿です。

 私の作った小説『中学生も色々と』第307話(その307)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません。

樹廊臣物語中学生シリーズ

                  中学生も色々と

              その307「田上警察署にて」

 洗脳が治らないからちゃんは、
「お勉強をしたいわ。」なんて言いながら立ち上がりました。
「ちょっとからちゃん。どこへ行くん?」と、お里さんがついていきます。すると涼交バス会社の松木課長(待遇)さんと出会いました。からちゃんは、松木さんを見て、
「まあ!おじさま!ごきげんうるわしいですね!」と言いました。松木さんは、
「?!からちゃん。なんか変。んっ?!目がキラキラして変だぞ!」と言いました。お里さんが松木さんの耳元でヒソヒソ言うと松木さんは、
「えっ!からちゃんが洗脳された?!うそだろ!」と言いました。お里さんは、
「乗り物のバスも魚のバスもお風呂のバスも分からなくなってるんです。」と言いました。松木さんは窓の外の
他社高速バス車両↓(松電様の04190号車)を指差し、
04190
「からちゃん、あれは何か分かるか?」と言いました。からちゃんは、
「あれ何?アルピコ交通上高地線だわ。」と言いました。お里さんは、
「四角い箱形の乗り物はすべて電車だと認識してるようなんです。」と言いました。
上高地線
(ちなみにアルピコ交通上高地線というのは↑なんで他県人のからちゃんがこの鉄道を知っていたのかよくわからない)
松木さんは、
「確かに変だ!からちゃんの親はなんて言った?」とお里さんに聞きました。お里さんは、
「からちゃんの親はまだ知りませんよ。変なところからさっき帰ったばかりでして、行ったところで変な魔法使いに洗脳されて帰ってきたばかりなんですよ。」と言いました。そこへ史乃とひな乃ちゃんも来ると松木さんは、
「あれ?名取君、(松木さんは史乃のことをこう呼ぶ)来年まで山にこもってるんじゃなかったの?」と言いました。史乃は、
「それは事情により中止になりました。だから来たんです。」と言いました。松木さんは、
「よくわかんないけどそうか。お里さん、とにかくからちゃんの親に知らせなさい。」と言いました。お里さんは、
「なんて言えばいいのか……。」と困り、史乃は、
「こんなこと知ったらからちゃんの親御さん大騒ぎになって……。」と困りました。松木さんは、
「お里さんも名取君も困らなくていいから、洗脳されたことだけでも伝えなさい。」と言いました。なのでからちゃんとお里さんとひな乃ちゃんと史乃の4人でとりあえずからちゃんの家に行きました。
 からちゃん家にはからちゃんのパパもママも居ました。ご両親はからちゃんを見て、
「あらあらみなさんで。あれ?から。冬休み中、えらい先生の施設に泊まり込みでお勉強してるんじゃなかったの?」と言いました。ひな乃ちゃんが、
「からちゃん、その『えらい先生』に魔法で洗脳されたんです!」と言いました。
「ええーっ?!洗脳?!ひな乃ちゃん、新世紀エヴァンゲリオンの見過ぎじゃないのか?」と、からちゃんパパは言いました。ひな乃ちゃんは、
「だから、からちゃんを見れば分かります!からちゃん、将来の進路はどうしたいか聞かせて?」と言いました。からちゃんは、
「進路は、トップの高校に行って、大学に行って、大学院に進んで、教員免許取って学校の先生になりたいです。」と言いました。からちゃんのご両親は、
「確かに変だ!どうしよう!」とうろたえました。そしてとりあえずからちゃんパパが、
「よし!洗脳した魔法使いが居るということはとりあえず警察に行こう!」と言い、からちゃん家の最終型ブルーバードシルフィにからちゃんとご両親とお里さんとひな乃ちゃんの5人を乗せて田上警察署に行きました。5人乗りの車なので史乃は置き去り。史乃は路線バス乗り継ぎで田上警察署に行きます。
 ここは田上警察署です。からちゃんのご両親が、
「すみません!うちの娘が魔法使いに洗脳されちゃいまして。」と言うと警察官は、
「魔法使いに洗脳された?どこの魔法使い?」と聞きました。お里さんが、
「長野県小谷村で武田鉄子という魔法使いです!」と言いました。警察官は、
「長野県ー?こりゃまたえらい遠い。ここの管轄外だから長野県警に言うけど、大丈夫かなあ?長野県って、魔法使いがとても少なくて魔法犯罪がほとんど無いから本気にしてくれないと思うんだけど。」と言いました。みんなは
「とりあえず長野県警に言ってください。」と言いました。警察官は電話します。
「あーもしもし。O町警察さんですか?こちら涼海県警田上警察署ですけどお世話様ですー。そちらの小谷村でね、女の子が魔法使いに洗脳されて変になっちゃったとね。え?冗談ではないですよ。いや、だから笑い事ではなくてね。え?小谷村に魔法使いなんて知らない?あ、ちょっと最後まで聞いて!」警察官は、
「電話切られたわ。やっぱり本気にしてくれなかった。魔法とかこういうの犯罪として立件できないんだよね。その魔法使いに直談判して戻してもらうが早いよ。」と言いました。
 からちゃんママが、
「もう!田上警察の役立たず。」と言っている間にひな乃ちゃんが警察の公衆電話から104で武田先生の基地、「学校問題をどうにかしようの会」の電話番号を聞きました。ご両親を差し置いて真っ先に電話したのはお里さんでした。その時史乃も到着しました。
「ジリーン!」学校問題をどうにかしようの会の「鉄子の部屋」の電話が鳴りました。
「はい!学校問題をどうにかしようの会たちつてとです!」とたちつてとさんが出ました。お里さんは、
「ちょっと!里子だけど!たちつてとさんね!幹部の一人の!武田先生出して!」と言いました。たちつてとさんはかなりあせった様子で、
「武田先生がね、ついさっき大怪我してドクターヘリで松本の大学病院に行っちゃって、俺はここで一人で留守番で。」と言いました。お里さんは、
「はあ?大怪我してドクターヘリで入院?なにわけ分かんないこと言ってるんよ。なんで小谷村から松本なんて遠い病院に搬送されるんよ!」と言いました。たちつてとさんは、
「ドクターヘリだと自動的に松本の大学病院に搬送されちゃうみたいなんですよ!いや、ほんとに武田先生、例のマシーンの有る部屋に行ったら床が抜けて、下の1階の道場、あの劇の練習した部屋に落ちて手足が骨折したんです~!」と言いました。お里さんは、
「本当か?電話に出たくなくて言ってんじゃないか?」と言いました。たちつてとさんは、
「本当ですよ!幹部3人松本に向かいましてね、かきくけこさんが付き添いでヘリコプター乗ったみたいだから、先生とかきくけこさんのスマホの番号教えるからそっちにかけてください!」と言いました。お里さんは、
「なになに?これ公衆電話だから早く言って!武田先生のスマホ番号が090-****-****。かきくけこさんが080-****-****。あい!わかった!」と電話番号をメモしました。そして公衆電話を切ったお里さんは、
「洗脳した魔法使いは手足骨折して松本の病院に向かったそうで、あっちの世界にしかない携帯電話にかけろと言うことなんでそっちにかけてみます。確か090-って電話料金くそ高いんだよな。テレホンカード足りるかなあ?」と言いながら武田先生のスマホにダイヤルしますが出ません。
「出ないか。かきくけこさんにかける。」と、お里さん。それを見て、
「病院でスマホって使っちゃいけないんじゃ?」と、心配する史乃でした。
 その頃武田先生は松本の大学病院で、
「いてーよー!おかーちゃーん!」とうめいていました。かきくけこさんはオロオロ。
「付き添いの方ですか?あちこち怪我して骨折しているのでこれより緊急手術をします。」と医者が言ったのでもっとオロオロしました。
「ガシャーン!」武田先生は手術室の中に入って「手術中」のランプが点きました。その時にかきくけこさんのスマホが鳴りました。病院内でスマホに出るかきくけこさん。
「ちょっと!かきくけこさんですか?!里子だけど!」
「えっ!お里さん?なんで私のスマホの?!」
「たちつてとさんが番号教えてくれたんよね。武田先生は?!」
「今手術室に入って手術を……。」
「本当に怪我したんか?ウソじゃないのか?」
「本当よ!手と足が骨折してるのよ!だから今手術が始まったのよ!」
「なんで怪我したの?」
「よく分からないけど、武田先生が2階の例のマシーンの有る部屋に行ったの。そしたらなぜか床が抜けて1階の道場に落ちて大怪我して。」
「じゃあ、魔法かける状態じゃないみたいね。からちゃんと史乃さんの洗脳が解けてないんよ!なんとかして!」
「ごめんなさい。それは私では無理!武田先生が魔法をかけないと治らないの。」
 お里さんは、
「どうしよう……。洗脳した主が魔法をかけないと治らないみたいなんだけど、その魔法使いが大怪我して今松本の大学病院で手術中みたいで。」と言いました。からちゃん親は、
「えーっ!」と言いつつかきくけこさんに電話して、
「そっちが手術中って、それどころじゃないよ!なんとかしろよ!」と、押し問答していました。ひな乃ちゃんはしっかり武田先生とかきくけこさんのスマホ番号を控えていました。
             
                     その307おわり        その308につづきます



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