2019年05月02日
小説『中学生も色々と』その510
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今回もひどいです
私の作った小説『中学生も色々と』第510話(その510)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その510「中中生の同窓会」
みんなが2019年度の高校に入って1か月が経ちました。田上中部中学校での中学校生活はいじめや差別。最悪な中学生活でした。しかも暗井不機味は高校落ちて中学浪人。毎日泣いて寝て過ごしていました。
「高校落ちて中学浪人。うううしくしくしく。」暗井の親が、
「泣いてばかりじゃなくてちっとは勉強してくれよ!」と言っても、
「中学浪人になって心が傷ついて勉強できない。うううしくしくしく。」と、言って泣くばかりで勉強しません。それだけ高校不合格は暗井の心に深い傷を負わせたのです。
「うううしくしくしく。うううしくしくしく。うううしくしくしく。」暗井はずうっと泣いていました。
さて、こちらは進学校の田上高校に入学したいじめっ子の猪又です。猪又は田上高校でもいじめをしたくて、いじめられっ子を物色しているのですがなかなか手頃ないじめられっ子が見つかりません。そして、こんなことを思いつきました。
「ゴールデンウィークに同窓会を開いて、そこで小心太郎と暗井不機味をいじめてやるのだ!」ということを思いついたのです。
「金田!林原!ゴールデンウィークに中中の同窓会しようぜ!カラオケボックスのパーティールーム借り切ってさ!」猪又は同じ田上高校に行った金田君と林原さんに声をかけました。小心と暗井をいじめることは今の時点では言っていません。いじめのことは後で二人に言います。
「卒業して1か月しか経っていないけど同窓会か!いいねえ!」金田君と林原さんは猪又に賛成しました。
「パルコの近くのカラオケボックスのパーティールームを借りよう。」
「日にちは5月3日金曜日の憲法記念日が良いかな?」猪又、金田君、林原さんの3人で着々と同窓会の作戦は決まっていきました。そして猪又は言いました。
「小心と暗井も呼んでいじめてやろうぜ。」と。すると、金田君も林原さんも、
「それは良い。小心と暗井もいじめて楽しもう。」と、賛成してしまったのです。
「ジリ~ン」4月もおわり、からちゃんの家の電話が鳴りました。林原さんからの電話でした。
「ねえねえからちゃん。中中3年6組の同窓会をするの!からちゃんも来て。篠口は居ない同窓会だからさ!」と、林原さん。からちゃんは、
「うんうん。いつやるの?」と、日程を聞きました。林原さんは
「5月3日の午後2時から。」と、言いました。
「5月3日午後2時……。」と、からちゃん。林原さんは、
「からちゃん、どうかしたん?」と、聞きました。からちゃんは、
「もっと早く言ってよー。5月3日、親戚の法事で行くことできないよー。親戚の十三回忌なんよ。残念だけど、私欠席ー!残念!」と、からちゃんは言いました。そんなわけでからちゃんは同窓会に欠席することになってしまいました。しかしそれはからちゃんにとって不幸中の幸いであったのです。
林原さんは最後に暗井に電話をかけました。
「暗井!5月3日金曜日の憲法記念日の日に中中3年6組の同窓会をするの!あなたも来て!」と、林原さん。暗井は、
「私、差別されてたでしょう。差別されていたのに行って良いの?」と、言いました。林原さんは、
「私たち、あなたを差別していたこと、反省したの!この日はあなたもいっしょに楽しい時を過ごしましょう。」と、言いました。
「パアアアァ~」暗井の顔が明るくなり、暗井の目が輝きました。
「みんなと楽しい時間を過ごすの?!私も行きたいわ!ウフフフ~。」と、暗井は微笑みました。そして林原さんは、
「私たち、暗井の手作りのケーキを食べたいの!暗井さん手作りの大きなデコレーションケーキを作って持ってきて!あなたなら素敵なケーキができるはずよ!大きなケーキ、待ってるわ!」と、言いました。暗井はもっと、
「パアアアアアァ~」と、ハイになり、
「私の手作りケーキを食べたいのね!うれしいわ!イチゴの乗った生クリームたっぷりのケーキを作って持って行くわ!時間は?場所は?」と、大喜びで言いました。林原さんは、
「日時は5月3日金曜日午後2時から。場所はパルコの向かいのカラオケボックスのパーティールームよ!ケーキを持ってきてね!みんなで待ってるわ!」と、言いました。暗井は、
「分かったわ!ケーキを作って持って行くわ!私も呼んでくれるなんてうれしい!パアアアアアァ~」と、喜んでいました。
「ガチャン。」電話を切った林原さんは、
「暗井の奴。これが罠だと分からずにハイになってた。」と、猪又と金田君に言いました。猪又と金田君は、
「3日は暗井をひどい目に遭わせてやろうぜ。」と、言っていましたとさ。
今日は平成も終わって新時代になっている5月2日の木曜日です。暗井不機味は明日の同窓会に持って行くためのデコレーションケーキ作りに取りかかっていました。
「ねえねえお姉ちゃん。何やってるの?」暗井の弟が姉不機味に話しかけました。姉不機味は、
「明日、中中の同窓会があるの!それで私はケーキを作って持って行く係になったの!それで今は、そのケーキを作っているの!ルルル~。」と、鼻歌交じりに言いました。小学6年になった弟妙男は、
「お姉ちゃん!僕も手伝うよ!」と、手も洗わずに言いました。暗井不機味は、
「まあ!うれしいわ!手伝ってくれるのね!二人でおいしいケーキを作りましょう!クリスマスケーキみたいな大きな丸いケーキを作るのよ!」と、ケーキ作りを続けました。姉も弟も、ものすごく幸せそうな顔で、
「ウフフフフ~おいしいケーキを作りましょう~。」と、微笑みながらケーキを作っていました。このケーキがいじめに使われるとは夢にも思わずに……。悲惨な奴らです。
「できたわ!」とうとうケーキが完成しました。形はいびつでしたが、クリスマスケーキのような大きくて丸いケーキでした。
「お姉ちゃん!とうとう完成したね!」と、弟。
「うん!ついにできたわ!ラララ~。」と、姉。
「おいしそうだね!このケーキを見たらみんな喜ぶね!」と、弟。
「そうよ!私のケーキでみんな大喜び!」と、姉。
「美味しくて、みんなほっぺが落ちちゃうね!」と、弟。二人はこんなふうにケーキ完成の喜びを完成したケーキの上で語り合っていました。マスクもせずに……。
さて、こちらは小心太郎です。
「ジリ~ン」小心の家の電話が鳴りました。
「もしもし小心です。」小心太郎は電話に出ました。電話の向こうは、
「ヨオ!俺だ!猪又だ!」いじめっ子の猪又でした。
「ガーン!恐い……。」目の前が真っ暗になる小心太郎。小心にとって猪又は恐怖の対象なのです。
「猪又君。恐い恐い恐い……。」小心は恐怖で手が震えていました。もう中中は卒業したので、猪又との交流は絶(た)たれたはずなのに……。なんでこうやって猪又から電話がかかってくるのか小心には理解できませんでした。
そんな小心に猪又は一方的に言います。
「オイ小心!明日の5月3日の憲法記念日に中中3年6組の同級会をする!小心貴様も参加しろ!」と。小心は行きたくありません。いじめっ子の猪又だけでなく、他の同級生にも会いたくないのです。小心にとって嫌な思い出しか無い田上中部中学校とは完全に縁を切りたい小心なのです。縁切り寺に行きたいくらいの小心なのです。だから同級会なんて絶対に行きたく有りません。行ったらまたいじめられるかもしれないと小心は思いました。だからどうやって断ろうかと思いました。だから小心は、
「明日は用事があるんです。だから同級会は欠席します。」と電話で言いました。すると猪又は、
「ウソだ。」と、恐い声で言いました。小心は、
「ウソじゃありません。」と、言いました。本当はウソなのですが。
「とにかく絶対に小心も明日の同窓会に参加しろ!」と、猪又は言いました。小心は、
「困ります。欠席します。」と、勇気を振り絞って言いました。すると猪又は、
「小心のくせに同級会の誘いを断るんだな?」と、言いました。小心は、
「……。」と、言葉も出ませんでしたが、猪又が、
「同級会に来なければ殺す。」と言ったので、小心は、
「は、ハイ!行きます!」と、答えてしまいました。そして小心は行きたくもない田上中部中3年6組同級会に行くことになりました。次回は同級会です。
その510おわり その511につづきます
次回の「小説」は5月3日の発表です。見ない方が良いです
なんで小説『中学生も色々と』はこういう内容なのか
「樹廊臣のブログ」に出している
小説『中学生も色々と』ですが、いじめがいっぱいのひどい内容です。
かなり悪質な小説にしてしまいましたが、どうしてこういう内容にしたかの説明です。
まず、現実のいじめについてですが、
何気なく存在する中学校の多くで、
今日もいじめは起こっています。これがいじめの現実なのです。
今日もどこかの小中学校でいじめはおこなわれています。
小説『中学生も色々と』は、そのように中学校で起こっている出来事を
そのまま実況中継しているだけなんですよ。実況中継ですから、
学校内での残酷な描写もそのまま書いてしまったわけです。
私は、小中学校時代、実際にいじめられていました。
そんなにひどいいじめではなく、殴られるとか蹴られるとかデコピンされるとか、
物を壊されるとか金品を取られるとか、自転車で追突されるとか、
一番ひどくておせなにガムのカスを入れられた程度のいじめでしたが。
そんな私は学校が恐怖でした。学校より会社の方がずっと楽です。
だから私は学校を「ものすごく恐くてつらいところ」と、思っています。
それで、中学校を卒業した頃から「学校は恐いところなのだ」という
お話を作りたくなりました。二十数年構想したあげく、できあがったのが
小説『中学生も色々と』です。この小説はいじめなどの中学校の恐怖を
実況中継しています。5月7日に発表する512話はかなりひどい内容となり、
やり過ぎとなりますが、実際に起こりうる恐怖です。
私は、「学校って、こんなに恐くてつらい所なんですよ」ということを
小説化して発表したかったんです。それが二十何年間の私の夢でした。
その夢を現実化してしてしまったのが小説『中学生も色々と』です。
私は中学校とはこの小説みたいな恐いところだと思っています。
「会社は学校みたいに甘いところではないんだ」と、おっしゃる方も
いらっしゃいますが、学校もものすごく厳しい所なんですよ。
あの小説で起こっているような、いえ、もっとひどいいじめはリアルに起こっているんです。
その厳しい学校を、現実に起こっているいじめの実態を実況中継したかったんです。
学校って恐いところだというリアルを発表したかったんです。私(樹廊 臣)は学校恐いから。
昔、山田花子先生という漫画家の方がいらっしゃいました。山田花子先生も
いじめの漫画を作っていました。私もそういうの作ってみたいと思いました。それが夢でした。
それを、その夢を小説『中学生も色々と』でかなえてしまいました。
あんなひどい内容のもの作ってごめんなさい。
今年の5月13日には最終回となりますので、もうしばらくのご辛抱を・・・
と、言いますか、見ない方が良いです。
今までのこの文章の内容を要約します。
趣味で「学校は恐いところである」というひどい小説を作りました。すみません。
樹廊 臣
今回もひどいです
私の作った小説『中学生も色々と』第510話(その510)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その510「中中生の同窓会」
みんなが2019年度の高校に入って1か月が経ちました。田上中部中学校での中学校生活はいじめや差別。最悪な中学生活でした。しかも暗井不機味は高校落ちて中学浪人。毎日泣いて寝て過ごしていました。
「高校落ちて中学浪人。うううしくしくしく。」暗井の親が、
「泣いてばかりじゃなくてちっとは勉強してくれよ!」と言っても、
「中学浪人になって心が傷ついて勉強できない。うううしくしくしく。」と、言って泣くばかりで勉強しません。それだけ高校不合格は暗井の心に深い傷を負わせたのです。
「うううしくしくしく。うううしくしくしく。うううしくしくしく。」暗井はずうっと泣いていました。
さて、こちらは進学校の田上高校に入学したいじめっ子の猪又です。猪又は田上高校でもいじめをしたくて、いじめられっ子を物色しているのですがなかなか手頃ないじめられっ子が見つかりません。そして、こんなことを思いつきました。
「ゴールデンウィークに同窓会を開いて、そこで小心太郎と暗井不機味をいじめてやるのだ!」ということを思いついたのです。
「金田!林原!ゴールデンウィークに中中の同窓会しようぜ!カラオケボックスのパーティールーム借り切ってさ!」猪又は同じ田上高校に行った金田君と林原さんに声をかけました。小心と暗井をいじめることは今の時点では言っていません。いじめのことは後で二人に言います。
「卒業して1か月しか経っていないけど同窓会か!いいねえ!」金田君と林原さんは猪又に賛成しました。
「パルコの近くのカラオケボックスのパーティールームを借りよう。」
「日にちは5月3日金曜日の憲法記念日が良いかな?」猪又、金田君、林原さんの3人で着々と同窓会の作戦は決まっていきました。そして猪又は言いました。
「小心と暗井も呼んでいじめてやろうぜ。」と。すると、金田君も林原さんも、
「それは良い。小心と暗井もいじめて楽しもう。」と、賛成してしまったのです。
「ジリ~ン」4月もおわり、からちゃんの家の電話が鳴りました。林原さんからの電話でした。
「ねえねえからちゃん。中中3年6組の同窓会をするの!からちゃんも来て。篠口は居ない同窓会だからさ!」と、林原さん。からちゃんは、
「うんうん。いつやるの?」と、日程を聞きました。林原さんは
「5月3日の午後2時から。」と、言いました。
「5月3日午後2時……。」と、からちゃん。林原さんは、
「からちゃん、どうかしたん?」と、聞きました。からちゃんは、
「もっと早く言ってよー。5月3日、親戚の法事で行くことできないよー。親戚の十三回忌なんよ。残念だけど、私欠席ー!残念!」と、からちゃんは言いました。そんなわけでからちゃんは同窓会に欠席することになってしまいました。しかしそれはからちゃんにとって不幸中の幸いであったのです。
林原さんは最後に暗井に電話をかけました。
「暗井!5月3日金曜日の憲法記念日の日に中中3年6組の同窓会をするの!あなたも来て!」と、林原さん。暗井は、
「私、差別されてたでしょう。差別されていたのに行って良いの?」と、言いました。林原さんは、
「私たち、あなたを差別していたこと、反省したの!この日はあなたもいっしょに楽しい時を過ごしましょう。」と、言いました。
「パアアアァ~」暗井の顔が明るくなり、暗井の目が輝きました。
「みんなと楽しい時間を過ごすの?!私も行きたいわ!ウフフフ~。」と、暗井は微笑みました。そして林原さんは、
「私たち、暗井の手作りのケーキを食べたいの!暗井さん手作りの大きなデコレーションケーキを作って持ってきて!あなたなら素敵なケーキができるはずよ!大きなケーキ、待ってるわ!」と、言いました。暗井はもっと、
「パアアアアアァ~」と、ハイになり、
「私の手作りケーキを食べたいのね!うれしいわ!イチゴの乗った生クリームたっぷりのケーキを作って持って行くわ!時間は?場所は?」と、大喜びで言いました。林原さんは、
「日時は5月3日金曜日午後2時から。場所はパルコの向かいのカラオケボックスのパーティールームよ!ケーキを持ってきてね!みんなで待ってるわ!」と、言いました。暗井は、
「分かったわ!ケーキを作って持って行くわ!私も呼んでくれるなんてうれしい!パアアアアアァ~」と、喜んでいました。
「ガチャン。」電話を切った林原さんは、
「暗井の奴。これが罠だと分からずにハイになってた。」と、猪又と金田君に言いました。猪又と金田君は、
「3日は暗井をひどい目に遭わせてやろうぜ。」と、言っていましたとさ。
今日は平成も終わって新時代になっている5月2日の木曜日です。暗井不機味は明日の同窓会に持って行くためのデコレーションケーキ作りに取りかかっていました。
「ねえねえお姉ちゃん。何やってるの?」暗井の弟が姉不機味に話しかけました。姉不機味は、
「明日、中中の同窓会があるの!それで私はケーキを作って持って行く係になったの!それで今は、そのケーキを作っているの!ルルル~。」と、鼻歌交じりに言いました。小学6年になった弟妙男は、
「お姉ちゃん!僕も手伝うよ!」と、手も洗わずに言いました。暗井不機味は、
「まあ!うれしいわ!手伝ってくれるのね!二人でおいしいケーキを作りましょう!クリスマスケーキみたいな大きな丸いケーキを作るのよ!」と、ケーキ作りを続けました。姉も弟も、ものすごく幸せそうな顔で、
「ウフフフフ~おいしいケーキを作りましょう~。」と、微笑みながらケーキを作っていました。このケーキがいじめに使われるとは夢にも思わずに……。悲惨な奴らです。
「できたわ!」とうとうケーキが完成しました。形はいびつでしたが、クリスマスケーキのような大きくて丸いケーキでした。
「お姉ちゃん!とうとう完成したね!」と、弟。
「うん!ついにできたわ!ラララ~。」と、姉。
「おいしそうだね!このケーキを見たらみんな喜ぶね!」と、弟。
「そうよ!私のケーキでみんな大喜び!」と、姉。
「美味しくて、みんなほっぺが落ちちゃうね!」と、弟。二人はこんなふうにケーキ完成の喜びを完成したケーキの上で語り合っていました。マスクもせずに……。
さて、こちらは小心太郎です。
「ジリ~ン」小心の家の電話が鳴りました。
「もしもし小心です。」小心太郎は電話に出ました。電話の向こうは、
「ヨオ!俺だ!猪又だ!」いじめっ子の猪又でした。
「ガーン!恐い……。」目の前が真っ暗になる小心太郎。小心にとって猪又は恐怖の対象なのです。
「猪又君。恐い恐い恐い……。」小心は恐怖で手が震えていました。もう中中は卒業したので、猪又との交流は絶(た)たれたはずなのに……。なんでこうやって猪又から電話がかかってくるのか小心には理解できませんでした。
そんな小心に猪又は一方的に言います。
「オイ小心!明日の5月3日の憲法記念日に中中3年6組の同級会をする!小心貴様も参加しろ!」と。小心は行きたくありません。いじめっ子の猪又だけでなく、他の同級生にも会いたくないのです。小心にとって嫌な思い出しか無い田上中部中学校とは完全に縁を切りたい小心なのです。縁切り寺に行きたいくらいの小心なのです。だから同級会なんて絶対に行きたく有りません。行ったらまたいじめられるかもしれないと小心は思いました。だからどうやって断ろうかと思いました。だから小心は、
「明日は用事があるんです。だから同級会は欠席します。」と電話で言いました。すると猪又は、
「ウソだ。」と、恐い声で言いました。小心は、
「ウソじゃありません。」と、言いました。本当はウソなのですが。
「とにかく絶対に小心も明日の同窓会に参加しろ!」と、猪又は言いました。小心は、
「困ります。欠席します。」と、勇気を振り絞って言いました。すると猪又は、
「小心のくせに同級会の誘いを断るんだな?」と、言いました。小心は、
「……。」と、言葉も出ませんでしたが、猪又が、
「同級会に来なければ殺す。」と言ったので、小心は、
「は、ハイ!行きます!」と、答えてしまいました。そして小心は行きたくもない田上中部中3年6組同級会に行くことになりました。次回は同級会です。
その510おわり その511につづきます
次回の「小説」は5月3日の発表です。見ない方が良いです
なんで小説『中学生も色々と』はこういう内容なのか
「樹廊臣のブログ」に出している
小説『中学生も色々と』ですが、いじめがいっぱいのひどい内容です。
かなり悪質な小説にしてしまいましたが、どうしてこういう内容にしたかの説明です。
まず、現実のいじめについてですが、
何気なく存在する中学校の多くで、
今日もいじめは起こっています。これがいじめの現実なのです。
今日もどこかの小中学校でいじめはおこなわれています。
小説『中学生も色々と』は、そのように中学校で起こっている出来事を
そのまま実況中継しているだけなんですよ。実況中継ですから、
学校内での残酷な描写もそのまま書いてしまったわけです。
私は、小中学校時代、実際にいじめられていました。
そんなにひどいいじめではなく、殴られるとか蹴られるとかデコピンされるとか、
物を壊されるとか金品を取られるとか、自転車で追突されるとか、
一番ひどくておせなにガムのカスを入れられた程度のいじめでしたが。
そんな私は学校が恐怖でした。学校より会社の方がずっと楽です。
だから私は学校を「ものすごく恐くてつらいところ」と、思っています。
それで、中学校を卒業した頃から「学校は恐いところなのだ」という
お話を作りたくなりました。二十数年構想したあげく、できあがったのが
小説『中学生も色々と』です。この小説はいじめなどの中学校の恐怖を
実況中継しています。5月7日に発表する512話はかなりひどい内容となり、
やり過ぎとなりますが、実際に起こりうる恐怖です。
私は、「学校って、こんなに恐くてつらい所なんですよ」ということを
小説化して発表したかったんです。それが二十何年間の私の夢でした。
その夢を現実化してしてしまったのが小説『中学生も色々と』です。
私は中学校とはこの小説みたいな恐いところだと思っています。
「会社は学校みたいに甘いところではないんだ」と、おっしゃる方も
いらっしゃいますが、学校もものすごく厳しい所なんですよ。
あの小説で起こっているような、いえ、もっとひどいいじめはリアルに起こっているんです。
その厳しい学校を、現実に起こっているいじめの実態を実況中継したかったんです。
学校って恐いところだというリアルを発表したかったんです。私(樹廊 臣)は学校恐いから。
昔、山田花子先生という漫画家の方がいらっしゃいました。山田花子先生も
いじめの漫画を作っていました。私もそういうの作ってみたいと思いました。それが夢でした。
それを、その夢を小説『中学生も色々と』でかなえてしまいました。
あんなひどい内容のもの作ってごめんなさい。
今年の5月13日には最終回となりますので、もうしばらくのご辛抱を・・・
と、言いますか、見ない方が良いです。
今までのこの文章の内容を要約します。
趣味で「学校は恐いところである」というひどい小説を作りました。すみません。
樹廊 臣
タグ :『中学生も色々と』
小説『中学生も色々と』がアニメ化された夢
小説『中学生も色々と』その513(最終回)
小説『中学生も色々と』その512
小説『中学生も色々と』その511
小説『中学生も色々と』その509
小説『中学生も色々と』その508
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Posted by 樹廊 臣 at 04:25│Comments(7)
│小説『中学生も色々と』
この記事へのコメント
こんばんは。確かに私も中学時代になってからは殴る蹴るなどはされましたが、今までにされてきたようなものとは桁違いですね。
私の場合は85%が言葉の暴力だったので、いじめのレベルの差が貴方様とはありすぎるのでしょうね(私の方がレベルが低い)。
そうなると、私が今までに受けてきたいじめはまだほんのかすり傷程度ぐらいだったかと思われますね。
私の場合は85%が言葉の暴力だったので、いじめのレベルの差が貴方様とはありすぎるのでしょうね(私の方がレベルが低い)。
そうなると、私が今までに受けてきたいじめはまだほんのかすり傷程度ぐらいだったかと思われますね。
Posted by Rose_Mahiru at 2020年02月22日 18:55
じつはですね、私の受けてきたいじめはまだまだ軽い物だったのです。
早乙女さんもきっと聞いたことのある学校名だと思うのですが、
東西南北の中学校がある市の T部中学校出身の友人(良い人だったけど高一の終わりで中退した)
から高校に入ったばかりに聞いた話なのですが、(1990年の話)
そのT部中のいじめられっ子は、
「殴られすぎて顔の大きさが二倍に腫れて顔が原形をとどめていなかった」そうで・・・
私はそこまでされていなかったので、
「世の中はもっとひどいいじめがあるんだな。私のはまだ序の口のいじめだったじゃないか。
私はそこまでひどいことはされていない。」と、反省したものでした。
(その話を聞くまで自分が一番悲惨だと思っていた)
ちなみに私は、いじめられたショックか、怒られたショックかどうか分からないですが、
「樹廊 臣はいじめられて当然。自分が悪い。自分は悪いやつだ。」とずうっと信じています。
まさかいじめのショックで変になってしまったんじゃなかろうな?!
早乙女さんもきっと聞いたことのある学校名だと思うのですが、
東西南北の中学校がある市の T部中学校出身の友人(良い人だったけど高一の終わりで中退した)
から高校に入ったばかりに聞いた話なのですが、(1990年の話)
そのT部中のいじめられっ子は、
「殴られすぎて顔の大きさが二倍に腫れて顔が原形をとどめていなかった」そうで・・・
私はそこまでされていなかったので、
「世の中はもっとひどいいじめがあるんだな。私のはまだ序の口のいじめだったじゃないか。
私はそこまでひどいことはされていない。」と、反省したものでした。
(その話を聞くまで自分が一番悲惨だと思っていた)
ちなみに私は、いじめられたショックか、怒られたショックかどうか分からないですが、
「樹廊 臣はいじめられて当然。自分が悪い。自分は悪いやつだ。」とずうっと信じています。
まさかいじめのショックで変になってしまったんじゃなかろうな?!
Posted by 樹廊 臣
at 2020年02月22日 20:18

そうですか。お互いレベルが低かったとは...。
当時私の卒業したY中学校もかなりの荒れようで不良も当たり前のように居る学校でした。
記事には書いていませんが、高校の頃の友人にMくんという子がいて、その子は松本のK中学に通っていたそうですが、やはりそこは荒れていたと仰っていました。
話が変わりますが、私が最近になって精神科に通院するようになったのは、いじめられたり怒られたりしたショックが原因です。
自分でも自暴自棄な所があり、躁鬱疑惑があるのではと疑っていましたが、実際に医師に言われた症状名は「自閉症スペクトラム」という症状でした。
現在では精神安定剤の服用をしてはいますが、それでも相変わらず自暴自棄になってしまう所があります。
当時私の卒業したY中学校もかなりの荒れようで不良も当たり前のように居る学校でした。
記事には書いていませんが、高校の頃の友人にMくんという子がいて、その子は松本のK中学に通っていたそうですが、やはりそこは荒れていたと仰っていました。
話が変わりますが、私が最近になって精神科に通院するようになったのは、いじめられたり怒られたりしたショックが原因です。
自分でも自暴自棄な所があり、躁鬱疑惑があるのではと疑っていましたが、実際に医師に言われた症状名は「自閉症スペクトラム」という症状でした。
現在では精神安定剤の服用をしてはいますが、それでも相変わらず自暴自棄になってしまう所があります。
Posted by Rose_Mahiru at 2020年02月22日 21:04
恐いですよね。もっとひどいレベルのいじめがあるという事実。
私は不良じゃ無い人からもいじめられました。
かえって不良の方がいじめについてはまともでした。
それにしても、過去の小中学生時代のいじめが
今になって影響するとは・・・そういう影響もあるのですね
私は不良じゃ無い人からもいじめられました。
かえって不良の方がいじめについてはまともでした。
それにしても、過去の小中学生時代のいじめが
今になって影響するとは・・・そういう影響もあるのですね
Posted by 樹廊 臣
at 2020年02月22日 21:22

あと、精神科って言葉を出さない方が良いですよ。
病気じゃ無い人からの差別や批判の危険があります。
(その関係の病気で馬鹿にされたりした被害を受けたブロガーさんがいらっしゃった事例あり)
病気じゃ無い人からの差別や批判の危険があります。
(その関係の病気で馬鹿にされたりした被害を受けたブロガーさんがいらっしゃった事例あり)
Posted by 樹廊 臣
at 2020年02月22日 21:25

私の記事も修正した方が良いですかね?
http://rosemahiru.naganoblog.jp/e2449787.htmlで思いっきり「諸事情でどうのこうの」と書いてしまっていますが。
http://rosemahiru.naganoblog.jp/e2449787.htmlで思いっきり「諸事情でどうのこうの」と書いてしまっていますが。
Posted by Rose_Mahiru at 2020年02月22日 22:18
おはようございます。
修正して消しておくのをおすすめします。
修正して消しておくのをおすすめします。
Posted by 樹廊 臣
at 2020年02月23日 05:39
