2019年02月13日
小説『中学生も色々と』その484
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今日のこのブログはこの小説だけです。
私の作った小説『中学生も色々と』第484話(その484)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません
今日はひどい内容です。スルー推奨
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
1991年頃に考えた話です
その484「暗井不機味のバレンタインデー」
2019年2月14日木曜日はバレンタインデーです。暗井はもうすぐやってくる中学校の卒業に際し、何か良い思い出を作りたかったのです。学校では差別され、いじめられているというのに良い思い出を作りたいとは意外ですが。
暗井はウマシ教のウマシカ教祖の所に行きました。もはや暗井にとって相談できるところはウマシ教以外には無くなっていたのです。
「教祖様。私、ご相談があるでごんす。」暗井はウマシカ教祖のところに行きました。教祖は、
「相談か?どれどれ言ってみろ。相談料100万円はおぬしが就職してからで良いからな。」と、言いました。早速暗井はウマシカ教祖に言います。
「私、もうすぐ中学校を卒業するのに学校に良い思い出が無いのでごんす。中中で良い思い出を作りたいのです。」と。ウマシカ教祖は、
「もうすぐ、14日の木曜日はバレンタインデーだろう。みんなになんじの手作りのチョコを配りなさい。そうすればみんな喜んで良い思い出ができるだろう。」ウマシカ教祖は「わしは我ながら良いアイデアを出すなあ。」と思いながら言いました。暗井も、
「それは良いですね。教祖様。それでは早速手作りのチョコを作りますでごんす。」と、言いました。しかしこれが、暗井不機味にとって悲劇の始まりとなるのでした。
「サア!早速私の手作りのバレンタインチョコを作りましょ!私と教祖様の愛のこもった手作りチョコレート!きっとクラスの全員が喜んでくれるはずだわ!女子にも配るから、28個作らなきゃ。」篠口先生のこともウポンのゾックンのことも忘れています。暗井は早速スーパーマーケットに行き、手作りチョコの材料や制作道具を買いに行きました。
「やっぱりバレンタインチョコと言ったらハート型ね!私と教祖様の愛がこもっているのだから!」と言う暗井。チョコ作りの道具と市販の普通のチョコレートを買いました。普通の板チョコを砕いて溶かして手作りハートチョコを作るつもりなのです。そしてそれをクラスメイトに配るつもりなのです。暗井不機味は自分が、
「汚い」
「くさい」
「暗井菌というバイキン」などと言われて学校のみんなから差別されていることをこの時点ではすっかり忘れておりました。
「お年玉が残っていて良かった。」暗井は残っていたお年玉4296円を全部バレンタインチョコのために使ってしまいます。スーパーの若い女性店員さんは顔を上げ、
「4296円です。」と、言いました。暗井は4600円持っていました。店員さんはおつり304円を渡すと暗井は、
「おつりがあって良かった!あなたに教祖様のご加護がありますように。」と、店員さんに言いました。店員さんは笑いをこらえるのに必死でしたが3分後には笑いだしていましたとさ。
「おねーちゃん何するの?」暗井ハウスに暗井不機味が帰ると暗井の弟が顔を突っ込みました。姉不機味は、
「私と教祖様の愛がこもったバレンタインチョコを作るの。そして中中のクラスのみんなに配るの。うふふふ~。すてきでしょう。」と、言いました。弟の妙男は、
「すてきだね!お姉ちゃん!僕も手伝うよ!」と、言いました。姉不機味は、
「手伝わないで良いよ。このチョコは私一人で作り上げたいの。」と、言って弟の手助けを拒絶しました。
「まず、チョコレートをつぶして煮る。」暗井は買ってきた市販のチョコをつぶし始めました。せっかくの板チョコの形が崩れていきます。暗井はそれを煮たり冷やしたりしてバレンタインチョコを作りました。もうじき受験だというのに受験勉強もせず……。
「できたわ!うふふふふ~!」ついにとうとう暗井不機味特製のバレンタインチョコができあがりました。形はハート型。チョコには白い文字でLOVEと書いてあります。女子にも男子にも「LOVE」です。暗井は「LOVE」の意味が分かっているのでしょうか?いいえ分かっていません。とにかく暗井はバレンタインチョコには「LOVE」の文字が付き物だと思っているのです。
「あとはバレンタインデー本番を待つだけ。2月14日が木曜日の平日で学校がある日で良かったわ~。」暗井はニヤニヤしていました。バレンタインデーに自身のチョコでみんなが歓喜する様子を思い浮かべてニヤニヤしているのです。そのニヤニヤが気持ち悪いので学校ではみんながさらに避けていました。
「暗井菌のやつニヤニヤしてどうしたんだ?」
「分からないけどいつもよりも気持ち悪い。」
「触らぬ神に祟り(たたり)なしだ。あのバイキンにはいつも以上に近づかない方が良いぞ。」
なーんてみんな言っていましたが暗井は喜びに満ちあふれていたのでそう言う声は全然聞こえていませんでした。
「コケコッコー!」とうとう2月14日木曜日、バレンタインデーの日がやってきました。この日はよく晴れた日でした。放射冷却現象で寒くなるかと思えば、そんなには寒くありませんでした。
「とうとう今日!バレンタインデー当日!」いつもは寝坊の暗井ですがこの日は早起きしました。そしてカバンの中に28個のチョコを詰め込むと午前6時に家を出ました。
「不機味の奴、『今日は朝早くから学校で用事がある』なんて言っていたけど、一体何があるのかしら?頭の悪い子の補習かしら?」なんて暗井ママは言っていました。暗井ママ、暗井が早く家を出るために早めの朝ご飯まで用意してくれていたのです。しかし、早く家を出た目的がバレンタインのためだなんて夢にも思っていませんでした。
暗井が田上中部中学校に着いたとき、ちょうど学校の校舎昇降口が開いた頃でした。
「良かった!一番乗り!みんな私からのこのチョコを見て大喜びするはずだわ!そして、今日が私にとって中学校生活一番の良い思い出の日となるのよ!ウフフフフ~。」暗井はもう大喜びです。
「早速クラス全員のくつばこにこのチョコを入れましょう。」暗井は自分のクラスである3年6組のクラスメイトのくつばこにお手製の……手作りのバレンタインチョコを入れました。男子も女子も関係なく、一人に一個ずつチョコを入れました。そして、28個全部のチョコの配布が終わりました。暗井は、
「ウフフフフフ~みんながこのチョコを食べれば……。私と教祖様の愛がいっぱい入った手作りチョコレート!みんなが大喜びするわ!楽しみ!」みんなが大喜びする様(さま)を想像して大喜びです。とりあえず暗井は教室に行くことにしました。教室に行けば、暗井の手作りチョコを持って喜んでいるみんなが上がってくるはずです。
「ビー!ビー!ビー!」教室に入るとウポンのゾックンが騒いでいますが暗井には全然気になりません。
「みんな私のチョコで大喜び……。ウフフフフ~。教祖様も良いアイデアを出してくださったものねー。」暗井は一人机でニヤニヤしていました。
「ワハハワハハ!わーい!一番乗りだじょー!」暗井の次に登校してきたのは田山君でした。暗井がチョコを入れ終わってから10分後のことでした。田山君は時々早く登校してくることがあるのです。
「あれ?下駄箱に何か入ってるじょー!今日は……。バレンタインチョコだじょー!早速食べるじょー!」田山君はそのチョコが誰からの物であるかも確認せずに暗井手作りチョコを食べました。
「あれ?なんか変な味だじょー。」
「?」そこへやってきたのはからちゃんでした。今日からちゃんはウポン当番なので早く登校してきたのです。
「田山?何?そのチョコは?」からちゃんは「田山にバレンタインチョコなんておかしいなー。」と思いながら聞きました。田山は、
「ワハハワハハ!俺の下駄箱にバレンタインのチョコが入っていたんだじょー!チョコをもらったなんてうれしいじょー!」と、言いました。からちゃんは、
「誰からのチョコさ?」と、聞きました。田山君は、
「誰だろう?」と、言いました。からちゃんは、
「ズコ。誰からもらったチョコかも確認せずに食べるなよ。」と言うと田山君は、
「どこかに名前が書いてないかな?」と、ちょっこのランピングを見ました。そこには、
「愛をこめて 暗井不機味」と、書いてありました。それを見た田山君は
「ギャ!」と、悲鳴を上げて倒れました。そして、
「お、オナカが……。バイキンのチョコだったとは……。」と、おなかを押さえてひっくり返っています。からちゃんは、
「ちょっと田山!大丈夫じゃ無いね!」と、心配しました。そこへ続々と他の生徒達も登校してきました。
「田山どうしたんだ?」他の生徒が聞きました。からちゃんは暗井のチョコのことを説明しました。すると他の人々は……。
その484おわり その485につづきます
明日はもっとひどい内容です。スルー推奨です
個人的メモ:2019-0212点検済
今日のこのブログはこの小説だけです。
私の作った小説『中学生も色々と』第484話(その484)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません
今日はひどい内容です。スルー推奨
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
1991年頃に考えた話です
その484「暗井不機味のバレンタインデー」
2019年2月14日木曜日はバレンタインデーです。暗井はもうすぐやってくる中学校の卒業に際し、何か良い思い出を作りたかったのです。学校では差別され、いじめられているというのに良い思い出を作りたいとは意外ですが。
暗井はウマシ教のウマシカ教祖の所に行きました。もはや暗井にとって相談できるところはウマシ教以外には無くなっていたのです。
「教祖様。私、ご相談があるでごんす。」暗井はウマシカ教祖のところに行きました。教祖は、
「相談か?どれどれ言ってみろ。相談料100万円はおぬしが就職してからで良いからな。」と、言いました。早速暗井はウマシカ教祖に言います。
「私、もうすぐ中学校を卒業するのに学校に良い思い出が無いのでごんす。中中で良い思い出を作りたいのです。」と。ウマシカ教祖は、
「もうすぐ、14日の木曜日はバレンタインデーだろう。みんなになんじの手作りのチョコを配りなさい。そうすればみんな喜んで良い思い出ができるだろう。」ウマシカ教祖は「わしは我ながら良いアイデアを出すなあ。」と思いながら言いました。暗井も、
「それは良いですね。教祖様。それでは早速手作りのチョコを作りますでごんす。」と、言いました。しかしこれが、暗井不機味にとって悲劇の始まりとなるのでした。
「サア!早速私の手作りのバレンタインチョコを作りましょ!私と教祖様の愛のこもった手作りチョコレート!きっとクラスの全員が喜んでくれるはずだわ!女子にも配るから、28個作らなきゃ。」篠口先生のこともウポンのゾックンのことも忘れています。暗井は早速スーパーマーケットに行き、手作りチョコの材料や制作道具を買いに行きました。
「やっぱりバレンタインチョコと言ったらハート型ね!私と教祖様の愛がこもっているのだから!」と言う暗井。チョコ作りの道具と市販の普通のチョコレートを買いました。普通の板チョコを砕いて溶かして手作りハートチョコを作るつもりなのです。そしてそれをクラスメイトに配るつもりなのです。暗井不機味は自分が、
「汚い」
「くさい」
「暗井菌というバイキン」などと言われて学校のみんなから差別されていることをこの時点ではすっかり忘れておりました。
「お年玉が残っていて良かった。」暗井は残っていたお年玉4296円を全部バレンタインチョコのために使ってしまいます。スーパーの若い女性店員さんは顔を上げ、
「4296円です。」と、言いました。暗井は4600円持っていました。店員さんはおつり304円を渡すと暗井は、
「おつりがあって良かった!あなたに教祖様のご加護がありますように。」と、店員さんに言いました。店員さんは笑いをこらえるのに必死でしたが3分後には笑いだしていましたとさ。
「おねーちゃん何するの?」暗井ハウスに暗井不機味が帰ると暗井の弟が顔を突っ込みました。姉不機味は、
「私と教祖様の愛がこもったバレンタインチョコを作るの。そして中中のクラスのみんなに配るの。うふふふ~。すてきでしょう。」と、言いました。弟の妙男は、
「すてきだね!お姉ちゃん!僕も手伝うよ!」と、言いました。姉不機味は、
「手伝わないで良いよ。このチョコは私一人で作り上げたいの。」と、言って弟の手助けを拒絶しました。
「まず、チョコレートをつぶして煮る。」暗井は買ってきた市販のチョコをつぶし始めました。せっかくの板チョコの形が崩れていきます。暗井はそれを煮たり冷やしたりしてバレンタインチョコを作りました。もうじき受験だというのに受験勉強もせず……。
「できたわ!うふふふふ~!」ついにとうとう暗井不機味特製のバレンタインチョコができあがりました。形はハート型。チョコには白い文字でLOVEと書いてあります。女子にも男子にも「LOVE」です。暗井は「LOVE」の意味が分かっているのでしょうか?いいえ分かっていません。とにかく暗井はバレンタインチョコには「LOVE」の文字が付き物だと思っているのです。
「あとはバレンタインデー本番を待つだけ。2月14日が木曜日の平日で学校がある日で良かったわ~。」暗井はニヤニヤしていました。バレンタインデーに自身のチョコでみんなが歓喜する様子を思い浮かべてニヤニヤしているのです。そのニヤニヤが気持ち悪いので学校ではみんながさらに避けていました。
「暗井菌のやつニヤニヤしてどうしたんだ?」
「分からないけどいつもよりも気持ち悪い。」
「触らぬ神に祟り(たたり)なしだ。あのバイキンにはいつも以上に近づかない方が良いぞ。」
なーんてみんな言っていましたが暗井は喜びに満ちあふれていたのでそう言う声は全然聞こえていませんでした。
「コケコッコー!」とうとう2月14日木曜日、バレンタインデーの日がやってきました。この日はよく晴れた日でした。放射冷却現象で寒くなるかと思えば、そんなには寒くありませんでした。
「とうとう今日!バレンタインデー当日!」いつもは寝坊の暗井ですがこの日は早起きしました。そしてカバンの中に28個のチョコを詰め込むと午前6時に家を出ました。
「不機味の奴、『今日は朝早くから学校で用事がある』なんて言っていたけど、一体何があるのかしら?頭の悪い子の補習かしら?」なんて暗井ママは言っていました。暗井ママ、暗井が早く家を出るために早めの朝ご飯まで用意してくれていたのです。しかし、早く家を出た目的がバレンタインのためだなんて夢にも思っていませんでした。
暗井が田上中部中学校に着いたとき、ちょうど学校の校舎昇降口が開いた頃でした。
「良かった!一番乗り!みんな私からのこのチョコを見て大喜びするはずだわ!そして、今日が私にとって中学校生活一番の良い思い出の日となるのよ!ウフフフフ~。」暗井はもう大喜びです。
「早速クラス全員のくつばこにこのチョコを入れましょう。」暗井は自分のクラスである3年6組のクラスメイトのくつばこにお手製の……手作りのバレンタインチョコを入れました。男子も女子も関係なく、一人に一個ずつチョコを入れました。そして、28個全部のチョコの配布が終わりました。暗井は、
「ウフフフフフ~みんながこのチョコを食べれば……。私と教祖様の愛がいっぱい入った手作りチョコレート!みんなが大喜びするわ!楽しみ!」みんなが大喜びする様(さま)を想像して大喜びです。とりあえず暗井は教室に行くことにしました。教室に行けば、暗井の手作りチョコを持って喜んでいるみんなが上がってくるはずです。
「ビー!ビー!ビー!」教室に入るとウポンのゾックンが騒いでいますが暗井には全然気になりません。
「みんな私のチョコで大喜び……。ウフフフフ~。教祖様も良いアイデアを出してくださったものねー。」暗井は一人机でニヤニヤしていました。
「ワハハワハハ!わーい!一番乗りだじょー!」暗井の次に登校してきたのは田山君でした。暗井がチョコを入れ終わってから10分後のことでした。田山君は時々早く登校してくることがあるのです。
「あれ?下駄箱に何か入ってるじょー!今日は……。バレンタインチョコだじょー!早速食べるじょー!」田山君はそのチョコが誰からの物であるかも確認せずに暗井手作りチョコを食べました。
「あれ?なんか変な味だじょー。」
「?」そこへやってきたのはからちゃんでした。今日からちゃんはウポン当番なので早く登校してきたのです。
「田山?何?そのチョコは?」からちゃんは「田山にバレンタインチョコなんておかしいなー。」と思いながら聞きました。田山は、
「ワハハワハハ!俺の下駄箱にバレンタインのチョコが入っていたんだじょー!チョコをもらったなんてうれしいじょー!」と、言いました。からちゃんは、
「誰からのチョコさ?」と、聞きました。田山君は、
「誰だろう?」と、言いました。からちゃんは、
「ズコ。誰からもらったチョコかも確認せずに食べるなよ。」と言うと田山君は、
「どこかに名前が書いてないかな?」と、ちょっこのランピングを見ました。そこには、
「愛をこめて 暗井不機味」と、書いてありました。それを見た田山君は
「ギャ!」と、悲鳴を上げて倒れました。そして、
「お、オナカが……。バイキンのチョコだったとは……。」と、おなかを押さえてひっくり返っています。からちゃんは、
「ちょっと田山!大丈夫じゃ無いね!」と、心配しました。そこへ続々と他の生徒達も登校してきました。
「田山どうしたんだ?」他の生徒が聞きました。からちゃんは暗井のチョコのことを説明しました。すると他の人々は……。
その484おわり その485につづきます
明日はもっとひどい内容です。スルー推奨です
個人的メモ:2019-0212点検済
タグ :『中学生も色々と』
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Posted by 樹廊 臣 at 04:25│Comments(0)
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