2016年11月03日
ミニカー紹介…いすゞエルフFFマイパッククレーン車
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今回紹介するミニカーはいすゞエルフFFマイパックという
トラックのクレーン車です。クレーン部分はタダノです。トミカです。
日本製で、車の裏に1978の刻印があります。

ナンバーはELF。お手製の検査証票は緑の1月。
珍しいいすゞエルフFFマイパックのトミカです。
実車は写真でしか見たことはありません。
このトラックは荷台に様々なものを架装できるのが特徴で、
このトラックの場合はタダノクレーンを架装しています。
それも操作室付きの本格的なクレーンです。このクレーン、
回転、伸縮し、上下に角度を変えることができます。
キャビン以外はプラスチック製ですがなかなか良い出来です。
赤いホイールが良いアクセントです。
内装は作られておらず、キャビンには緑色のガラスが入っています。
古いけれど良くできたトミカでした。
今回紹介するミニカーはいすゞエルフFFマイパックという
トラックのクレーン車です。クレーン部分はタダノです。トミカです。
日本製で、車の裏に1978の刻印があります。
ナンバーはELF。お手製の検査証票は緑の1月。
珍しいいすゞエルフFFマイパックのトミカです。
実車は写真でしか見たことはありません。
このトラックは荷台に様々なものを架装できるのが特徴で、
このトラックの場合はタダノクレーンを架装しています。
それも操作室付きの本格的なクレーンです。このクレーン、
回転、伸縮し、上下に角度を変えることができます。
キャビン以外はプラスチック製ですがなかなか良い出来です。
赤いホイールが良いアクセントです。
内装は作られておらず、キャビンには緑色のガラスが入っています。
古いけれど良くできたトミカでした。
タグ :ミニカー
2016年11月03日
小説『中学生も色々と』その74
おはようございます。この記事は予約投稿です。
私の作った小説『中学生も色々と』第74話(その74)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その74「美術の甜瀬先生」
中中の美術の先生は甜瀬鈴音(てんせりんね)先生という若い女の先生です。27歳です。甜瀬先生は服装はいつもジャージですが、かわいらしい顔をしています。それでいつも話し方が
「はい、みなさーん!これより美術の授業を始めます!」と、言うのも、なんか感動しながらしゃべっているような感じなのです。いちいち感動しながら話す甜瀬先生。先生、ちょっとずれてます。
1年6組の教室に何か用事があってきた時に
「ビー!ビー!ビー!」と騒ぐウポンのゾックンを見て、
「まあ、教室にウポン!このウポン、なんてかわいくないのかしら!」と感動して言いました。
「先生、感動してる。」花賀が言いました。甜瀬先生は、
「まあ!感動なんかしていないわ!このウポンの顔がかわいくないのですもの!」と、感動して言いました。その時です。
「わあ!虹だ!」窓の外にきれいな虹が架(か)かりました。甜瀬先生はきれいな虹を見てもちろん、
「まあ!虹!なんてきれいなのかしらん!」と、もっと感動しました。しかし甜瀬先生、感動しすぎて
「ププッ!」と鼻血を出しました。
「まあ!鼻血!なんて赤いのでしょう!なんていう色なのでしょう!」と、また感動しました。
「血の赤もこうして見ると美しいわ!」まだ感動しています。
「先生、保健室に行った方が……。」みんなが言いました。甜瀬先生は、
「保健室!なんて響きかしら。早速行ってくるわ!」と、感動して言いました。保健室で甜瀬先生は保健の先生に
「どうして鼻血を出したの?」と聞かれました。甜瀬先生は
「虹があまりにきれいだったもので感動して……。」と、窓の外を指さしました。きれいな虹が架かっています。
「本当にきれいね。」保健の先生もこの虹には感動しました。
次の美術の授業は教室内での芸術鑑賞の授業でした。甜瀬先生はピカソの絵の写真を持ってきました。
「これはピカソの『ゲルニカ』という絵です!」またもや感動して言いました。
「先生また感動してる。」誰かが言いました。甜瀬先生は、
「美しい美術品を見れば感動するものよ。」と言いました。
「ピカソの『ゲルニカ』という絵はあーでーこーで、であるから、こうなるのです。」甜瀬先生は感動しながら説明しました。そして甜瀬先生は感動しすぎて
「ヨヨヨ」と、泣き出しました。
「この『ゲルニカ』という絵は戦争でゲルニカという都市が空襲を受けたという悲しい絵なの……。」
1年6組には感動する生徒が一人います。それはみんなから差別されている暗井不機味です。
「戦争?!空襲?!かわいそう!うううしくしくしく。」暗井は感動して泣きました。甜瀬先生は、
「まあ!暗井さん、暗井さんはこのピカソの絵の良さが分かるのね。感動してるのね?!すごいわ!えらいわ暗井さん!」と暗井を褒めました。いつも褒められることのない暗井は
「褒められた!うれしい!うううしくしくしく。」とうれしくて泣きました。美術室では甜瀬先生の
「ヨヨ」という泣き声と、暗井の
「うううしくしくしく。」という泣き声が響いていたのでした。
「ポカーン」みんな、その光景を見て「ポカーン」となりました。美しい絵画や美術品を見て感動するのは分かりますが、何もピカソの絵で泣くこと無いのでは……。と思いました。
甜瀬先生の感動は絵画だけではありません。
「今日は、自分の顔の粘土細工を作りましょう!」甜瀬先生はまた感動しながら言いました。
「皆さん、粘土が乾燥しないためのビニール袋は持ってきましたね!?」こんなことも感動しながら言います。
「ワハハワハハ。ビニール袋忘れたじょ。」田山君はビニール袋を忘れました。忘れ物をしても笑っている田山君。
「笑い事ではありません!」甜瀬先生はまたもや感動しながら言いました。
「まあ!田山君!あなたは忘れ物をしたのですよ!」感動しながら注意する甜瀬先生。田山君は、
「ワハハワハハ……。は、はいっ!」と言って笑い声を止めました。
「どうするつもりですか!粘土が乾いてしまいますよ!」感動しながら怒る甜瀬先生。田山君はその異様な迫力で怖(お)じ気(け)づきました。
「しょうがないから、後ろにある新聞紙でもかぶせておきなさい!」甜瀬先生は感動しながらそう言いました。
「ワハハワハハ……。」田山君は制作が始まると再び笑い始めました。
「まず。木の芯に発泡スチロールをくくりつけます。発泡スチロールをヒモでぐるぐる巻きにしばって下さい!」甜瀬先生は感動しながら言いました。
「ぐるぐるぐるぐる。」みんなヒモで木の芯に発泡スチロールを巻き付けます。これが顔の粘土細工の中身になります。
「まあ!春田沢さん、上手に発泡スチロールを巻いたわねえ!美しい巻き方だわ!」甜瀬先生はまた感動して
「ヨヨ。」と泣きました。まだこれ、美術品ではありません。粘土細工の中身になる発泡スチロールを巻いただけのものです。それを見て感動するとは……。
みんなが木の芯に発泡スチロールを巻き終わりました。こんどはそれに粘土をくっつける番です。
「このバケツの中に粘土が入っています。皆さん好きなだけ粘土を持って行って下さい。」甜瀬先生は感動しながら言いました。
「この粘土は非常に良い粘土です。」甜瀬先生はまた感動して
「ヨヨ」と泣きました。
「せんせー。なんで泣いているんですか?」金田君が聞きました。甜瀬先生は
「粘土がとてもきれいだから感動したの……。」これはまだ粘土です。美術品ではありません。
「せんせー。なんで感動したんですか?」金田君がまた聞きました。甜瀬先生は
「この粘土の質の良さ、粘土の美しさに感動したの。」と言いました。甜瀬先生感動しすぎです。
「先生、このバケツを見ても感動しますか?」誰かが聞きました。甜瀬先生は
「もちろん感動するわ。」はっきりと自分で感動することを認めました。
「このバケツの形、美しい水色。粘土をたたえた姿。すべて美しいわ。感動するわ。」と言いました。
不良の渡利君が、
「先生!俺のこのかっちょいい短ラン(違反制服)を見ても感動してくれるよな?」と甜瀬先生に言いました。甜瀬先生は、
「まあ!なんて変な違反服なんでしょう。変よ!感動しないわ!」と、感動して言いました。口では感動しないと言っているものの、心が感動していることは一目瞭然です。渡利君は
「なんだ、俺の服は感動しないのか……。」とずっこけました。甜瀬先生は実は感動していたのですが……(まあ!変な服と。)
田山君は
「できたー!俺の顔!」意外と早く粘土細工を完成させました。
「完成しちゃえばビニール袋はいらないんですよね。」田山君がそう言うと甜瀬先生はまた、
「まあ!早いわね!できあがってしまえばビニール袋はもういらないわ!」と感動して言いました。
「それにしても、田山君の作品はあまり上手くは無いけれどいい味を出しているわ!良い雰囲気です!」と感動して言いました。
「褒められてるのかな~?」田山君は言いました。感動はしてもらいましたが……。
こうして感動する甜瀬先生はかわいい先生で人気者です。
その74おわり その75につづきます
私の作った小説『中学生も色々と』第74話(その74)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その74「美術の甜瀬先生」
中中の美術の先生は甜瀬鈴音(てんせりんね)先生という若い女の先生です。27歳です。甜瀬先生は服装はいつもジャージですが、かわいらしい顔をしています。それでいつも話し方が
「はい、みなさーん!これより美術の授業を始めます!」と、言うのも、なんか感動しながらしゃべっているような感じなのです。いちいち感動しながら話す甜瀬先生。先生、ちょっとずれてます。
1年6組の教室に何か用事があってきた時に
「ビー!ビー!ビー!」と騒ぐウポンのゾックンを見て、
「まあ、教室にウポン!このウポン、なんてかわいくないのかしら!」と感動して言いました。
「先生、感動してる。」花賀が言いました。甜瀬先生は、
「まあ!感動なんかしていないわ!このウポンの顔がかわいくないのですもの!」と、感動して言いました。その時です。
「わあ!虹だ!」窓の外にきれいな虹が架(か)かりました。甜瀬先生はきれいな虹を見てもちろん、
「まあ!虹!なんてきれいなのかしらん!」と、もっと感動しました。しかし甜瀬先生、感動しすぎて
「ププッ!」と鼻血を出しました。
「まあ!鼻血!なんて赤いのでしょう!なんていう色なのでしょう!」と、また感動しました。
「血の赤もこうして見ると美しいわ!」まだ感動しています。
「先生、保健室に行った方が……。」みんなが言いました。甜瀬先生は、
「保健室!なんて響きかしら。早速行ってくるわ!」と、感動して言いました。保健室で甜瀬先生は保健の先生に
「どうして鼻血を出したの?」と聞かれました。甜瀬先生は
「虹があまりにきれいだったもので感動して……。」と、窓の外を指さしました。きれいな虹が架かっています。
「本当にきれいね。」保健の先生もこの虹には感動しました。
次の美術の授業は教室内での芸術鑑賞の授業でした。甜瀬先生はピカソの絵の写真を持ってきました。
「これはピカソの『ゲルニカ』という絵です!」またもや感動して言いました。
「先生また感動してる。」誰かが言いました。甜瀬先生は、
「美しい美術品を見れば感動するものよ。」と言いました。
「ピカソの『ゲルニカ』という絵はあーでーこーで、であるから、こうなるのです。」甜瀬先生は感動しながら説明しました。そして甜瀬先生は感動しすぎて
「ヨヨヨ」と、泣き出しました。
「この『ゲルニカ』という絵は戦争でゲルニカという都市が空襲を受けたという悲しい絵なの……。」
1年6組には感動する生徒が一人います。それはみんなから差別されている暗井不機味です。
「戦争?!空襲?!かわいそう!うううしくしくしく。」暗井は感動して泣きました。甜瀬先生は、
「まあ!暗井さん、暗井さんはこのピカソの絵の良さが分かるのね。感動してるのね?!すごいわ!えらいわ暗井さん!」と暗井を褒めました。いつも褒められることのない暗井は
「褒められた!うれしい!うううしくしくしく。」とうれしくて泣きました。美術室では甜瀬先生の
「ヨヨ」という泣き声と、暗井の
「うううしくしくしく。」という泣き声が響いていたのでした。
「ポカーン」みんな、その光景を見て「ポカーン」となりました。美しい絵画や美術品を見て感動するのは分かりますが、何もピカソの絵で泣くこと無いのでは……。と思いました。
甜瀬先生の感動は絵画だけではありません。
「今日は、自分の顔の粘土細工を作りましょう!」甜瀬先生はまた感動しながら言いました。
「皆さん、粘土が乾燥しないためのビニール袋は持ってきましたね!?」こんなことも感動しながら言います。
「ワハハワハハ。ビニール袋忘れたじょ。」田山君はビニール袋を忘れました。忘れ物をしても笑っている田山君。
「笑い事ではありません!」甜瀬先生はまたもや感動しながら言いました。
「まあ!田山君!あなたは忘れ物をしたのですよ!」感動しながら注意する甜瀬先生。田山君は、
「ワハハワハハ……。は、はいっ!」と言って笑い声を止めました。
「どうするつもりですか!粘土が乾いてしまいますよ!」感動しながら怒る甜瀬先生。田山君はその異様な迫力で怖(お)じ気(け)づきました。
「しょうがないから、後ろにある新聞紙でもかぶせておきなさい!」甜瀬先生は感動しながらそう言いました。
「ワハハワハハ……。」田山君は制作が始まると再び笑い始めました。
「まず。木の芯に発泡スチロールをくくりつけます。発泡スチロールをヒモでぐるぐる巻きにしばって下さい!」甜瀬先生は感動しながら言いました。
「ぐるぐるぐるぐる。」みんなヒモで木の芯に発泡スチロールを巻き付けます。これが顔の粘土細工の中身になります。
「まあ!春田沢さん、上手に発泡スチロールを巻いたわねえ!美しい巻き方だわ!」甜瀬先生はまた感動して
「ヨヨ。」と泣きました。まだこれ、美術品ではありません。粘土細工の中身になる発泡スチロールを巻いただけのものです。それを見て感動するとは……。
みんなが木の芯に発泡スチロールを巻き終わりました。こんどはそれに粘土をくっつける番です。
「このバケツの中に粘土が入っています。皆さん好きなだけ粘土を持って行って下さい。」甜瀬先生は感動しながら言いました。
「この粘土は非常に良い粘土です。」甜瀬先生はまた感動して
「ヨヨ」と泣きました。
「せんせー。なんで泣いているんですか?」金田君が聞きました。甜瀬先生は
「粘土がとてもきれいだから感動したの……。」これはまだ粘土です。美術品ではありません。
「せんせー。なんで感動したんですか?」金田君がまた聞きました。甜瀬先生は
「この粘土の質の良さ、粘土の美しさに感動したの。」と言いました。甜瀬先生感動しすぎです。
「先生、このバケツを見ても感動しますか?」誰かが聞きました。甜瀬先生は
「もちろん感動するわ。」はっきりと自分で感動することを認めました。
「このバケツの形、美しい水色。粘土をたたえた姿。すべて美しいわ。感動するわ。」と言いました。
不良の渡利君が、
「先生!俺のこのかっちょいい短ラン(違反制服)を見ても感動してくれるよな?」と甜瀬先生に言いました。甜瀬先生は、
「まあ!なんて変な違反服なんでしょう。変よ!感動しないわ!」と、感動して言いました。口では感動しないと言っているものの、心が感動していることは一目瞭然です。渡利君は
「なんだ、俺の服は感動しないのか……。」とずっこけました。甜瀬先生は実は感動していたのですが……(まあ!変な服と。)
田山君は
「できたー!俺の顔!」意外と早く粘土細工を完成させました。
「完成しちゃえばビニール袋はいらないんですよね。」田山君がそう言うと甜瀬先生はまた、
「まあ!早いわね!できあがってしまえばビニール袋はもういらないわ!」と感動して言いました。
「それにしても、田山君の作品はあまり上手くは無いけれどいい味を出しているわ!良い雰囲気です!」と感動して言いました。
「褒められてるのかな~?」田山君は言いました。感動はしてもらいましたが……。
こうして感動する甜瀬先生はかわいい先生で人気者です。
その74おわり その75につづきます
タグ :『中学生も色々と』