2016年11月15日

スーパームーン

さっき、こよいの月をデジカメで撮ってきました。
しかしうまく撮影できない・・・。
月の模様が写るとおもしろいのにな・・・

スーパームーン

今、長野県中部ではきれいな月が出ていますよ♪  
タグ :雑記


Posted by 樹廊 臣 at 20:00Comments(1)雑記

2016年11月15日

ミニカー紹介…Z32フェアレディZ

 おはようございます。この記事は予約投稿です。

 今回紹介するミニカーは日産のZ32フェアレディZのトミカです。
日本製で車の裏に1990の刻印があります。
日産Z32フェアレディZのトミカ
ナンバーは2345。お手製の検査証票は青の1月。

 赤い色が似合うZ32です。屋根は黒い色で
Tバールーフを表現しています。
ドアも開き、リアワイパーも表現してあって良い出来です。
大きさは1/59でやや大柄です。
 内装は、薄い茶色で中を見やすくて良いです。
前席も後席もうまく表現されています。

 しかし、この個体で一つ残念なのは、車軸の細い
スーパースピードの車なのに、前のタイヤの回り具合が悪いことです。
スポーツカーだから、タイヤの回り具合は良いのにこしたことはありませんので、
ちょっと残念なタイヤでした。
  
タグ :ミニカー


Posted by 樹廊 臣 at 05:28Comments(0)ミニカー

2016年11月15日

小説『中学生も色々と』その86

おはようございます。この記事は予約投稿です。

私の作った小説『中学生も色々と』第86話(その86)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。

樹廊臣物語中学生シリーズ
  
                中学生も色々と

            その86「冬休みがやってくる」

 2016年12月28日水曜日から1月9日月曜日までは各学校の冬休みです。前日、12月27日の日は終業式です。お里さんの通う南中では川白先生から注意事項が告げられます。
「年末年始の冬休み、2年参りや初詣を計画している者もいるかもしれない。が、しかーし!」しかし?
「2年参りや初詣に行ってはいけません!近所の小さい神社や寺でも行ってはいけません!ましてや学区外の田上神社とかに行くのなんて論外!行ったら反省文と罰ドリル!先生達が各神社をパトロールしているからそのつもりでいなさい。夏休みに田上祭りや西乃池の花火に行って捕まった生徒が何人もいる。その捕まった生徒はひどい目に遭っている。パトロールしている先生に見つかったんだ。ひどい目に遭いたくなければ、年末年始は家でおとなしく勉強でもしていなさい。」
「先生。質問です。」一人の生徒が手を上げました。
「なんだ?」川白先生は聞きました。その生徒は
「私の家は、正月に長野に家族旅行に行くのですけど、その家族旅行で善光寺という寺に行くのもダメなんですか?」と聞きました。川白先生は
「ダメーッ!」と、大きな声で言いました。そして、
「家族旅行でも何でも、二年参りも初詣も行ってはダメ!これは校則で決まっていることです。それに生徒だけでスキーやスケートに行くのもダメ!親と行きなさい。」と、言いました。相変わらず厳しい南中です。
 「それでは二学期の通知票を返す。」お里さんの二学期の成績は5段階評定で、
国語  3
数学  3
社会  5
理科  3
英語  1
体育  3
技術家庭4
音楽  3
美術  5
でした。これ、一学期とほとんど変わっていません。国語が4から3になっています。これはテスト勉強で英語をがんばったからです。通知票には「後で職員室に来い」という紙が挟んであります。職員室に成績の悪かった他の生徒共々行くと川白先生が、
「ちょっと遅いクリスマスプレゼントだ。」と、言って英語のドリルを2冊くれました。嫌なクリスマスプレゼントでした。
 一方こちらは中中です。こちらでも二学期の通知票が渡されます。からちゃんの二学期の成績は5段階評定で、
国語  3
数学  3
社会  3
理科  4
英語  3
体育  3
技術家庭3
音楽  3
美術  3
でした。
「あっ。理科が3から4になってる。」からちゃんちょっと上がりました。
 さて、暗井不機味の結果は国語の評価はマイナス1!後はすべてオール1でした。
「こんな点数なんてひどいっ!ひどいわっ!うううしくしくしく!」暗井はあんまりな点数に泣きました。そして篠口先生に、
「国語がマイナスってどういうことですか!うううしくしくしく!」と泣いて抗議しました。篠口先生は、
「暗井、お前は国語の期末テストでカンニングしただろう。カンニングするような奴はマイナスだ!」と、きっぱり言いました。暗井は
「ひどいっ!ひどいわっ!うううしくしくしく!」と泣きましたが篠口先生は、
「ひどくない!カンニングするのが悪い!」ときっぱり言ったのでした。
 「ビー!ビー!ビー!」今日もウポンのゾックンは元気です。篠口先生は、
「さて、ウポンのゾックンの餌やり当番のことだが、冬は寒い。しかし学校は年末年始閉まってしまう。かといってゾックンのハウスを寒い屋外に置いておいたらゾックンは風邪をひいてしまう。誰か冬休み、ゾックンを預かってくれる人はいないかな?」と言いましたが、
「し~ん。」誰も預かってくれる人は出ませんでした。不良の渡利君が、
「先生ウポン好きなんだから、先生が預かれば?」と、言いました。篠口先生は、
「無理を言うな!先生は年末年始、勝曽(かちそ)(勝曽という田上市から60㎞ぐらい離れた街)の実家に帰らなきゃいけない。だからダメだ!勝曽まで行くのに電車にウポンを乗せることはできない。」と言いました。渡利君は、
「先生のバイクにくくりつけていけばいいじゃん。」と言いましたが、篠口先生は
「そんなことができるか!」と、言いました。
 「小高、小高ん家は金持ちだから預かってくれないか?」篠口先生はそう言いましたが、小高さんは、
「だから、うちには犬が3匹いるからダメですって言ったじゃないですか!それに冬はバリ島に家族旅行に行くからダメです。」と言いました。篠口先生は、
「ほ~。そういうこと言って良いのかな?内申書が楽しみだな~。」と、言いました。内申書を引き合いに出すとはやな先生!小高さんは、
「内申……。」と、固まりました。篠口先生は
「ゾックンを冬休み預かってくれたら内申書に『良い生徒だ』って書くよ。」と言いました。するとクラスで二番目に頭の悪い田山君が
「せんせー。それ本当?!内申書に良い生徒だって書いてくれるの?!そんなら俺が預かるじょ!ワハハワハハ。」と言いました。大変なのに、家族の許可も得ず、後先のことを考えず、内申書に引かれてゾックンを預かると言う田山君。
「おお!田山君!ゾックンを預かってくれるか!君はなんて良い生徒なんだろう!内申書は良く書いてあげるからな!」篠口先生はそう言いました。田山君は
「ワハハワハハ先生、内申書は約束だじょ。ワハハワハハ。」と、笑って言いました。クラスのみんなは、田山君がゾックンを預かってくれるというのでホッとしました。冬休みはウポンの餌やり当番は無くなりました。
 終業式も終わり下校時刻、篠口先生は、田山君に
「それでは学校の台車を貸してあげよう。」と、学校の台車を貸してくれました。その台車にゾックンをオリごと乗せます。
「ワハハワハハ。台車だ台車だ。楽ちんだじょー。」篠口先生も、
「田山君のご両親にあいさつしないとな。ゾックンを預かってくれるんだから。」と言いました。そして20分ほどで田山君の家に着きました。
「まあ!輪波男(わはお)!何なのそのウポンは?!」田山君のお母さんはびっくりしました。田山君は
「篠口先生がうちで預かってくれって頼んだんだじょ。ワハハワハハ。」と言いました。篠口先生は、
「田山君がクラスで飼っているウポンを預かって下さると言ってくださったのです。冬休み中よろしくお願いします。」と、田山君ママに言いました。田山君ママは
「うちでは困ります。」と言ったのですが、田山君は、
「このウポンをうちで預かったら、篠口先生が『内申書を良く書いてくれる』って言ったんだじょ。これで高校入試はバッチリだ!ワハハワハハ。」と言いました。田山君ママは、
「先生、息子の言う内申書のことは本当なんですか?内申書で子供を釣るなんて……。」と言いました。篠口先生は
「はい、内申書は特別に考慮しますので……。」と言いましたが、田山君ママは
「絶対にダメです!」と断りました。田山君は、
「あ~。俺の内申書が~。」と言いましたが、篠口先生は、ゾックンを台車に乗せたままとぼとぼと
「弱ったなあ~。」と言いながら去っていきました。困り果てた篠口先生。
「どうしよう。生徒達もみんな帰ってしまっているし……。大体田山も田山だ!こんなことになるなんて!田山の内申書ボロカスに書いてやる!」と、いやな先生ですが、困り果てた篠口先生はゾックンをペットホテルに預けました。
 とにかく明日から、楽しい冬休みが始まります。

                  その86おわり       その87につづきます  


Posted by 樹廊 臣 at 05:25Comments(2)小説『中学生も色々と』