2016年11月23日
小説『中学生も色々と』その89
おはようございます。この記事は予約投稿です。
6日ぶり。
私の作った小説『中学生も色々と』第89話(その89)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その89「2017年のお正月」
年が明けました。2017年(平成29年)になりました。からちゃんは鳩野さんとみほちゃんと田上神社で年を越し、お里さんは「ゆくとし来る年」のテレビジョンを見ながら年越し、ひな乃ちゃんは花町市の花町神社で2年参りをしながら年越し。こでなずさんは自宅の部屋でラジオを聞きながら年越し、鎌霧くんはお里さんの夢を見ながら寝て年越し、史乃は、いつものようにバス会社でバス車内の清掃バイトをしながら年を越しました。それぞれの年の越し方、いろいろです。
「おはよう。」二年参りから家に帰ってちょっと寝たからちゃん。起きて両親におはようと言いました。からちゃんの両親は
「あけましておめでとう。」と言いました。今日はお正月です。朝ご飯はお雑煮です。からちゃんは正月料理が嫌いでした。
「お正月は、いつもこれだね。お雑煮に黒豆に昆布巻きに伊達巻きに……。3が日、これ?」からちゃんは言いました。からちゃんママは、
「そうだよ。からはおせちが嫌いなんだから。まあ、特別おいしいもんじゃ無いってお母さんも思うけどさ。残っちゃって困っちゃう。」と、言いました。テレビジョンを付けると『新春特別番組』です。からちゃんはこの年末年始の『新春特別番組』が嫌いでした。この番組があると、普段放送しているお気に入りの番組が無くなり、つまんない新春特別番組が放送されます。これがいやでした。つまんない。それでもからちゃんはテレビジョンを点けてみました。
「ちゃん、ちゃらららら~、ちゃん、ちゃららら~。」正月の番組でよく聞く音楽。からちゃんは憂鬱な気分になりました。
「5日くらいまで、つまらない正月特別番組が続くのか。つまらん。」からちゃんはテレビジョンを消しました。すると……。
「から。ちょっとおいでなさい。」とからちゃんママの声。
「お年玉をあげよう。」からちゃんは待ってましたばかりに受け取りました。
「ありがとう。」からちゃんが自室で金額を確認すると5000円入っていました。お父さんから5000円、お母さんから5000円。合計10000円。
「やりぃ。これでおじいちゃんとおばあちゃんからいくらもらうことができるかな~。」期待が高まります。
「お正月の楽しみは神社へ行くこととお年玉しかないもんなあ。」からちゃんはそう言いました。そして、からちゃんの父方のおじいちゃんとおばあちゃんの乗った車の音がしました。
「おじいちゃんとおばあちゃんだ!」
「あけましておめでとうございます。」
「おお、からちゃん、おおきくなったねえ。まだちっこいけど。」おじいちゃんが言いました。
「お年玉をあげようかね。」おばあちゃんが言いました。
「ありがとう。」いつもは冷静なからちゃんも欲が出てしまうお正月です。あとでおじいちゃんとおばあちゃんのお年玉の額を確認するとそれぞれで10000円も入っていました。つまり、おじいちゃんとおばあちゃんとで合計20000円。
「こんなに入ってるなんて予想外!」からちゃんは歓喜しました。
一方、こちらは暗井姉弟です。
「わーい!5000円お年玉もらったーっ!」と、姉の不機味。
「わーい!3000円お年玉もらったーっ!」と、弟の妙男。二人は大喜びでウマシ教の教会に駆けていきました。
「今日は楽しみにしていたウマシ教のお正月会!」今日元旦はウマシ教の「お正月会」です。
「教祖様。明けましておめでとうございます。」暗井姉弟は教祖に言いました。教祖ウマシカリコオは、
「夕べの年越しパーティーにはお前達は来なかったなあ。どうしたのだ?さみしかったぞ。」と言いました。暗井姉弟は、
「ママが行っちゃダメって言ったの。だから来ることができなかったの。しくしくしく。」と、泣いて言いました。教祖は、
「そうか、それは残念だったなあ。しかし、『行っちゃダメ』なんて言う悪い人は地獄に堕ちるから安心しなさい。」と言いました。言い方が恐いです。
ウマシ教のお正月会が始まりました。ここへ来た信者達は次々とお布施を祭壇に置いていきます。
「ハッピーニューイヤー!」教祖がマイクでそう叫ぶと、信者達は
「ハッピーニューイヤー!わーっ!」と歓声を上げました。やっぱり怪しい宗教団体です。そして
「教祖様と神父様とシスター様の愛の接吻の儀式です。」またもや「愛の接吻」の儀式!
「わーい!愛の接吻だって!うれしい!」暗井姉弟は言いました。
「愛の接吻の儀式を受けるには一人10万円のお布施が必要です。」と、言う放送が流れました。暗井姉弟は
「私中学生だから10万円持ってない。うううしくしくしく。」
「ぼく小学生だから10万円持ってない。えーんえーんしくしくしく。」と泣きました。シスターは、
「あらあら。10万円持ってないの?」と言いました。暗井姉弟は、
「持ってない。しくしくしく。」と泣いて言いました。シスターは
「お年玉はもらわなかったの?今日はお正月でしょう。」と、言いました。暗井姉弟は、
「私は5000円しかもらってない。」
「ぼくは3000円しかお年玉もらってない。」と言いました。シスターは、
「あらあら。それじゃあ、持ってるだけで良いわよ。」と言いました。なんて優しいシスターなのでしょう!(爆)暗井姉弟はもらったお年玉、5000円と3000円をウマシ教に渡しました。そしていよいよ、愛の接吻、暗井姉弟の番!
「わーい!」暗井姉弟は「愛の接吻を受けることができる!」となり、歓喜しました。ものすごく喜びました。
「ブチュ。」まずシスターと接吻!
「ブチュ。」次に神父と接吻!
「ブチュ。」最後に教祖と接吻!
「よかった~。愛の接吻!し・あ・わ・せ」暗井姉弟は感激し、喜びのあまり
「あ~。」と言って気絶しました。洗脳はされていませんが大丈夫じゃありません。それにしてもせっかくのお年玉をこんなことに使って本当に良いのか?と、思いますが暗井姉弟はし・あ・わ・せでした。それにしてもウマシ教は接吻が好きですね。
※ウマシ教はキリスト教などとは関係のない架空の新興宗教団体です。
一方、こちらはお里さんです。
「あー。神社へ行きたいなあ~。」そこへからちゃんが来ました。
「お里さん、明けましておめでとう!」
「おめでと。」お里さんは浮かない顔です。
「どうしたの?お里さん。」からちゃんは尋ねました。お里さんは、
「お正月でしょ。せっかくだから初詣に行って、お好み焼きとか食べたいんだけど、南中の先生共がパトロールしているでしょう。だから無理。あーあ。憂鬱。」と言いました。からちゃんは
「史乃さんの所に行ってみない?」とお里さんを誘いました。史乃は涼交バスの田上営業所に今日もいるはずです。その道すがらからちゃんはお里さんに、
「お里さんはお年玉、今時点でどのくらいもらったん?」と、聞きました。お里さんは
「そういうことは秘密にしておくものよ。」と言いつつ、
「からちゃんにだけは教えてあげよう。いまの時点で10000円。」と言いました。現時点ではお里さんよりからちゃんの方がもらっています。なのでからちゃんはお年玉の額を言うことはできませんでした。
「明けましておめでとうございます!」からちゃんとお里さんはそう言って涼交バス田上営業所の建物に入っていきました。
「おめでとう。」松木課長(待遇)さんが言いました。そして、松木課長(待遇)さんはからちゃんの伯父ですが、
「お年玉なんて無いぞ。」と言いました。からちゃんは、
「お年玉をせびりに来たわけじゃありません。」と笑って言いました。このバス会社はお正月も通常営業です。お正月はほとんど運休としてしまうバス事業者さんも多い中、このバス会社は正月でも良くバスを動かしています。史乃もいつもどおりここに来て物語作りの仕事をしています。でも今日は物語の話があまり浮かばない様子。からちゃんは
「史乃さん、田上神社に行ってみませんか?」と史乃を誘ってみました。史乃は
「そうだね。行こうか。」と言います。史乃とからちゃんが神社に行くとそこには……。次回に続きます。
その89おわり その90につづきます
6日ぶり。
私の作った小説『中学生も色々と』第89話(その89)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その89「2017年のお正月」
年が明けました。2017年(平成29年)になりました。からちゃんは鳩野さんとみほちゃんと田上神社で年を越し、お里さんは「ゆくとし来る年」のテレビジョンを見ながら年越し、ひな乃ちゃんは花町市の花町神社で2年参りをしながら年越し。こでなずさんは自宅の部屋でラジオを聞きながら年越し、鎌霧くんはお里さんの夢を見ながら寝て年越し、史乃は、いつものようにバス会社でバス車内の清掃バイトをしながら年を越しました。それぞれの年の越し方、いろいろです。
「おはよう。」二年参りから家に帰ってちょっと寝たからちゃん。起きて両親におはようと言いました。からちゃんの両親は
「あけましておめでとう。」と言いました。今日はお正月です。朝ご飯はお雑煮です。からちゃんは正月料理が嫌いでした。
「お正月は、いつもこれだね。お雑煮に黒豆に昆布巻きに伊達巻きに……。3が日、これ?」からちゃんは言いました。からちゃんママは、
「そうだよ。からはおせちが嫌いなんだから。まあ、特別おいしいもんじゃ無いってお母さんも思うけどさ。残っちゃって困っちゃう。」と、言いました。テレビジョンを付けると『新春特別番組』です。からちゃんはこの年末年始の『新春特別番組』が嫌いでした。この番組があると、普段放送しているお気に入りの番組が無くなり、つまんない新春特別番組が放送されます。これがいやでした。つまんない。それでもからちゃんはテレビジョンを点けてみました。
「ちゃん、ちゃらららら~、ちゃん、ちゃららら~。」正月の番組でよく聞く音楽。からちゃんは憂鬱な気分になりました。
「5日くらいまで、つまらない正月特別番組が続くのか。つまらん。」からちゃんはテレビジョンを消しました。すると……。
「から。ちょっとおいでなさい。」とからちゃんママの声。
「お年玉をあげよう。」からちゃんは待ってましたばかりに受け取りました。
「ありがとう。」からちゃんが自室で金額を確認すると5000円入っていました。お父さんから5000円、お母さんから5000円。合計10000円。
「やりぃ。これでおじいちゃんとおばあちゃんからいくらもらうことができるかな~。」期待が高まります。
「お正月の楽しみは神社へ行くこととお年玉しかないもんなあ。」からちゃんはそう言いました。そして、からちゃんの父方のおじいちゃんとおばあちゃんの乗った車の音がしました。
「おじいちゃんとおばあちゃんだ!」
「あけましておめでとうございます。」
「おお、からちゃん、おおきくなったねえ。まだちっこいけど。」おじいちゃんが言いました。
「お年玉をあげようかね。」おばあちゃんが言いました。
「ありがとう。」いつもは冷静なからちゃんも欲が出てしまうお正月です。あとでおじいちゃんとおばあちゃんのお年玉の額を確認するとそれぞれで10000円も入っていました。つまり、おじいちゃんとおばあちゃんとで合計20000円。
「こんなに入ってるなんて予想外!」からちゃんは歓喜しました。
一方、こちらは暗井姉弟です。
「わーい!5000円お年玉もらったーっ!」と、姉の不機味。
「わーい!3000円お年玉もらったーっ!」と、弟の妙男。二人は大喜びでウマシ教の教会に駆けていきました。
「今日は楽しみにしていたウマシ教のお正月会!」今日元旦はウマシ教の「お正月会」です。
「教祖様。明けましておめでとうございます。」暗井姉弟は教祖に言いました。教祖ウマシカリコオは、
「夕べの年越しパーティーにはお前達は来なかったなあ。どうしたのだ?さみしかったぞ。」と言いました。暗井姉弟は、
「ママが行っちゃダメって言ったの。だから来ることができなかったの。しくしくしく。」と、泣いて言いました。教祖は、
「そうか、それは残念だったなあ。しかし、『行っちゃダメ』なんて言う悪い人は地獄に堕ちるから安心しなさい。」と言いました。言い方が恐いです。
ウマシ教のお正月会が始まりました。ここへ来た信者達は次々とお布施を祭壇に置いていきます。
「ハッピーニューイヤー!」教祖がマイクでそう叫ぶと、信者達は
「ハッピーニューイヤー!わーっ!」と歓声を上げました。やっぱり怪しい宗教団体です。そして
「教祖様と神父様とシスター様の愛の接吻の儀式です。」またもや「愛の接吻」の儀式!
「わーい!愛の接吻だって!うれしい!」暗井姉弟は言いました。
「愛の接吻の儀式を受けるには一人10万円のお布施が必要です。」と、言う放送が流れました。暗井姉弟は
「私中学生だから10万円持ってない。うううしくしくしく。」
「ぼく小学生だから10万円持ってない。えーんえーんしくしくしく。」と泣きました。シスターは、
「あらあら。10万円持ってないの?」と言いました。暗井姉弟は、
「持ってない。しくしくしく。」と泣いて言いました。シスターは
「お年玉はもらわなかったの?今日はお正月でしょう。」と、言いました。暗井姉弟は、
「私は5000円しかもらってない。」
「ぼくは3000円しかお年玉もらってない。」と言いました。シスターは、
「あらあら。それじゃあ、持ってるだけで良いわよ。」と言いました。なんて優しいシスターなのでしょう!(爆)暗井姉弟はもらったお年玉、5000円と3000円をウマシ教に渡しました。そしていよいよ、愛の接吻、暗井姉弟の番!
「わーい!」暗井姉弟は「愛の接吻を受けることができる!」となり、歓喜しました。ものすごく喜びました。
「ブチュ。」まずシスターと接吻!
「ブチュ。」次に神父と接吻!
「ブチュ。」最後に教祖と接吻!
「よかった~。愛の接吻!し・あ・わ・せ」暗井姉弟は感激し、喜びのあまり
「あ~。」と言って気絶しました。洗脳はされていませんが大丈夫じゃありません。それにしてもせっかくのお年玉をこんなことに使って本当に良いのか?と、思いますが暗井姉弟はし・あ・わ・せでした。それにしてもウマシ教は接吻が好きですね。
※ウマシ教はキリスト教などとは関係のない架空の新興宗教団体です。
一方、こちらはお里さんです。
「あー。神社へ行きたいなあ~。」そこへからちゃんが来ました。
「お里さん、明けましておめでとう!」
「おめでと。」お里さんは浮かない顔です。
「どうしたの?お里さん。」からちゃんは尋ねました。お里さんは、
「お正月でしょ。せっかくだから初詣に行って、お好み焼きとか食べたいんだけど、南中の先生共がパトロールしているでしょう。だから無理。あーあ。憂鬱。」と言いました。からちゃんは
「史乃さんの所に行ってみない?」とお里さんを誘いました。史乃は涼交バスの田上営業所に今日もいるはずです。その道すがらからちゃんはお里さんに、
「お里さんはお年玉、今時点でどのくらいもらったん?」と、聞きました。お里さんは
「そういうことは秘密にしておくものよ。」と言いつつ、
「からちゃんにだけは教えてあげよう。いまの時点で10000円。」と言いました。現時点ではお里さんよりからちゃんの方がもらっています。なのでからちゃんはお年玉の額を言うことはできませんでした。
「明けましておめでとうございます!」からちゃんとお里さんはそう言って涼交バス田上営業所の建物に入っていきました。
「おめでとう。」松木課長(待遇)さんが言いました。そして、松木課長(待遇)さんはからちゃんの伯父ですが、
「お年玉なんて無いぞ。」と言いました。からちゃんは、
「お年玉をせびりに来たわけじゃありません。」と笑って言いました。このバス会社はお正月も通常営業です。お正月はほとんど運休としてしまうバス事業者さんも多い中、このバス会社は正月でも良くバスを動かしています。史乃もいつもどおりここに来て物語作りの仕事をしています。でも今日は物語の話があまり浮かばない様子。からちゃんは
「史乃さん、田上神社に行ってみませんか?」と史乃を誘ってみました。史乃は
「そうだね。行こうか。」と言います。史乃とからちゃんが神社に行くとそこには……。次回に続きます。
その89おわり その90につづきます
タグ :『中学生も色々と』
2016年11月22日
ミニカー紹介…初代日産ローレル2000GX
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今回紹介するミニカーも第2ミニカー倉庫から出てきた
「トミカ誕生記念コレクション98」という復刻セットに入っていた復刻品の
初代日産ローレル2000GXのトミカです。2ドアハードトップです。
日本製で、当時ものは1970年か1971年に発売されたらしいです。

いかにも1970年代前半の日産車と言った雰囲気の
初代ローレルの2ドアハードトップのトミカです。
窓の開いた2ドアハードトップのデザインをうまく表現しています。
もちろんドアも開いて良い出来です。
内装は白内装でフロアシフト車となっています。
中をのぞくと後席もゆったりとしています。
のびやかなデザインの初代ローレル2ドアハードトップのトミカでした。
今回紹介するミニカーも第2ミニカー倉庫から出てきた
「トミカ誕生記念コレクション98」という復刻セットに入っていた復刻品の
初代日産ローレル2000GXのトミカです。2ドアハードトップです。
日本製で、当時ものは1970年か1971年に発売されたらしいです。
いかにも1970年代前半の日産車と言った雰囲気の
初代ローレルの2ドアハードトップのトミカです。
窓の開いた2ドアハードトップのデザインをうまく表現しています。
もちろんドアも開いて良い出来です。
内装は白内装でフロアシフト車となっています。
中をのぞくと後席もゆったりとしています。
のびやかなデザインの初代ローレル2ドアハードトップのトミカでした。
タグ :ミニカー
2016年11月21日
ミニカー紹介…ホンダ1300クーペ9
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今回紹介するミニカーは第2ミニカー倉庫から出てきた
「トミカ誕生記念コレクション98」という復刻版のセットに入っていた、
ホンダ1300クーペ9のトミカです。日本製です。
当時ものは1970年か1971年に発売されたらしいです。
それの復刻版です。

印象的であまりに個性的なフロントマスクのトミカです。
その印象的な顔もうまく表現しています。
ドアも開いて全体的に良い出来です。
後席のサイドウィンドウは抜けていますがガラスは入っていません。
しかし現在の、抜けていない後席の窓よりもはるかに良いです。
何はともあれやはり前面のフロントマスクに目が行ってしまいます。
内装は赤内装で、ローバックのシートです。
内装は昔の標準的な内装です。
デザインが印象的なホンダ1300クーペ9のトミカでした。
今回紹介するミニカーは第2ミニカー倉庫から出てきた
「トミカ誕生記念コレクション98」という復刻版のセットに入っていた、
ホンダ1300クーペ9のトミカです。日本製です。
当時ものは1970年か1971年に発売されたらしいです。
それの復刻版です。
印象的であまりに個性的なフロントマスクのトミカです。
その印象的な顔もうまく表現しています。
ドアも開いて全体的に良い出来です。
後席のサイドウィンドウは抜けていますがガラスは入っていません。
しかし現在の、抜けていない後席の窓よりもはるかに良いです。
何はともあれやはり前面のフロントマスクに目が行ってしまいます。
内装は赤内装で、ローバックのシートです。
内装は昔の標準的な内装です。
デザインが印象的なホンダ1300クーペ9のトミカでした。
タグ :ミニカー
2016年11月20日
ミニカー紹介…3代目トヨタプリウス
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今回紹介するミニカーは3代目トヨタプリウスのトミカです。
ベトナム製で車の裏に2009の刻印があります。

街でプリウス、駐車場でプリウス、田舎でプリウス、
山でプリウス、ついでに会社の車も白いプリウス・・・。
と、大増殖した3代目トヨタプリウスのトミカです。
あのプリウスの・・・なデザイン(一部自粛)を
そのまんま表現しています。ハイブリッドという理由で
たくさん売れた車です。デザインがあまりに個性的(失礼)でも、
減税があって燃費が良ければ売れるという実例となった(?)車です。
4代目プリウスは3代目とは比べものにならないほど
ぶっ飛んだデザインですが、どのように売れていくことでしょうか?
荷台のバックドアが開きます。塗装はエンブレムなども
うまく表現されています。
内装は実車の通り黒内装で、ナビゲーションの画面も表現されています。
このプリウスのプラモは全然売れなかったそうで、
このトミカはどのくらい売れたのか興味があるところです。
「家の車と同じトミカだ」という理由で買ってもらった子供は多いのかな?
でも模型は大爆死みたいですから・・・。
今回紹介するミニカーは3代目トヨタプリウスのトミカです。
ベトナム製で車の裏に2009の刻印があります。
街でプリウス、駐車場でプリウス、田舎でプリウス、
山でプリウス、ついでに会社の車も白いプリウス・・・。
と、大増殖した3代目トヨタプリウスのトミカです。
あのプリウスの・・・なデザイン(一部自粛)を
そのまんま表現しています。ハイブリッドという理由で
たくさん売れた車です。デザインがあまりに個性的(失礼)でも、
減税があって燃費が良ければ売れるという実例となった(?)車です。
4代目プリウスは3代目とは比べものにならないほど
ぶっ飛んだデザインですが、どのように売れていくことでしょうか?
荷台のバックドアが開きます。塗装はエンブレムなども
うまく表現されています。
内装は実車の通り黒内装で、ナビゲーションの画面も表現されています。
このプリウスのプラモは全然売れなかったそうで、
このトミカはどのくらい売れたのか興味があるところです。
「家の車と同じトミカだ」という理由で買ってもらった子供は多いのかな?
でも模型は大爆死みたいですから・・・。
タグ :ミニカー
2016年11月19日
40000アクセス突破
こんにちは、平素はこの「樹廊臣のブログ」
をご覧頂き、誠にありがとうございます。
お昼にどれぐらいのアクセス数になったかな?と
確認したら40014アクセスでした。このようなブログですが
皆様のおかげさまで40000アクセス突破いたしました。
ありがとうございます。
10月は「信州バスまつり」の記事を見に来て下さった方が多く、
一時はナガブロの順位が162位まで上昇したぐらいでした。
皆様どうもありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します。
樹廊 臣
をご覧頂き、誠にありがとうございます。
お昼にどれぐらいのアクセス数になったかな?と
確認したら40014アクセスでした。このようなブログですが
皆様のおかげさまで40000アクセス突破いたしました。
ありがとうございます。
10月は「信州バスまつり」の記事を見に来て下さった方が多く、
一時はナガブロの順位が162位まで上昇したぐらいでした。
皆様どうもありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します。
樹廊 臣
タグ :キリ番
2016年11月19日
ミニカー紹介…初代スバルR-2
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今回紹介するミニカーは第2ミニカー倉庫から出てきた、
「トミカ誕生記念コレクション98」のセットに入っていた、復刻版の
初代スバルR-2のトミカです。日本製です。
このトミカは1970年か1971年に当時ものは発売されたらしいです。

このR-2の実車を見たことがありますが、小さな360㏄の
軽自動車です。このトミカはそんなR-2をリアルに再現してあります。
サイドウインドウのガラスは入っていませんが、フロントの
ボンネット(この車は後ろにエンジンがあるためトランクです)が
開いて良い出来です。後ろにはSUBARU R-2の
エンブレムも表現してあります。
車内は白内装で、ローバックのシートと、フロアのシフトレバー、
サイドブレーキレバーが表現してあって良い出来です。
小さくても良い出来のスバルR-2のトミカでした。
今回紹介するミニカーは第2ミニカー倉庫から出てきた、
「トミカ誕生記念コレクション98」のセットに入っていた、復刻版の
初代スバルR-2のトミカです。日本製です。
このトミカは1970年か1971年に当時ものは発売されたらしいです。
このR-2の実車を見たことがありますが、小さな360㏄の
軽自動車です。このトミカはそんなR-2をリアルに再現してあります。
サイドウインドウのガラスは入っていませんが、フロントの
ボンネット(この車は後ろにエンジンがあるためトランクです)が
開いて良い出来です。後ろにはSUBARU R-2の
エンブレムも表現してあります。
車内は白内装で、ローバックのシートと、フロアのシフトレバー、
サイドブレーキレバーが表現してあって良い出来です。
小さくても良い出来のスバルR-2のトミカでした。
タグ :ミニカー
2016年11月18日
ミニカー紹介…ヤンマーコンバインAJ218
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今回紹介するミニカーは農機です。
ヤンマーコンバインAJ218というコンバインのトミカです。
中国製で、トミカではかつてこんな農機も作っていました。
なお、このコンバインAJ218のトミカは2015年5月で
製造中止(絶版)となっております。もし見つけたら買い時です。

このコンバインのトミカ、作りが非常に細かいです。
キャタピラ可動、刈り取り部上下可動、オーガ(刈った米が出てくるパイプ)可動。
というアクションがあります。運転席なども細かく作られています。
大きさは1/47で軽自動車くらいの大きさがありまして、
このミニカーは持ってみた感じずっしりときます。
全般的に良い出来のコンバインのトミカでした。
それにしてもこのトミカは細かいシールを貼るのに苦労しました。
このシールを作るのにも生産現場では苦労したはず。
農村風景や軽トラックとの並びが似合うトミカでした。
今回紹介するミニカーは農機です。
ヤンマーコンバインAJ218というコンバインのトミカです。
中国製で、トミカではかつてこんな農機も作っていました。
なお、このコンバインAJ218のトミカは2015年5月で
製造中止(絶版)となっております。もし見つけたら買い時です。
このコンバインのトミカ、作りが非常に細かいです。
キャタピラ可動、刈り取り部上下可動、オーガ(刈った米が出てくるパイプ)可動。
というアクションがあります。運転席なども細かく作られています。
大きさは1/47で軽自動車くらいの大きさがありまして、
このミニカーは持ってみた感じずっしりときます。
全般的に良い出来のコンバインのトミカでした。
それにしてもこのトミカは細かいシールを貼るのに苦労しました。
このシールを作るのにも生産現場では苦労したはず。
農村風景や軽トラックとの並びが似合うトミカでした。
タグ :ミニカー
2016年11月17日
ミニカー紹介…2代目トヨタスプリンターSL
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今回紹介するミニカーも、第2ミニカー倉庫から出てきた
「トミカ誕生記念コレクション98」に入っていた復刻版のトミカです。
今回は2代目トヨタスプリンターSL(KE25)のトミカです。日本製です。
当時ものは1970年か1971年に発売されたようです。

当時のカローラと姉妹車のスプリンターです。
この顔、昔を思い出しても見た記憶がありません。
ものものしい豪華な顔つきのフロントグリルです。
このトミカの出来はドアも当然開きますし、
細かいところまで良く作られており良い出来です。
特に細かいエンブレムもしっかり彫刻がしてあって
良い出来です。
ただ、この個体だけなんでしょうが、左ドアが全開できません。
内装は赤内装です。
実車の思い出もない車種のトミカでした。
いわば私の心の中では稀少車です。
今回紹介するミニカーも、第2ミニカー倉庫から出てきた
「トミカ誕生記念コレクション98」に入っていた復刻版のトミカです。
今回は2代目トヨタスプリンターSL(KE25)のトミカです。日本製です。
当時ものは1970年か1971年に発売されたようです。
当時のカローラと姉妹車のスプリンターです。
この顔、昔を思い出しても見た記憶がありません。
ものものしい豪華な顔つきのフロントグリルです。
このトミカの出来はドアも当然開きますし、
細かいところまで良く作られており良い出来です。
特に細かいエンブレムもしっかり彫刻がしてあって
良い出来です。
ただ、この個体だけなんでしょうが、左ドアが全開できません。
内装は赤内装です。
実車の思い出もない車種のトミカでした。
いわば私の心の中では稀少車です。
タグ :ミニカー
2016年11月17日
小説『中学生も色々と』その88
おはようございます。この記事は予約投稿です。
私の作った小説『中学生も色々と』第88話(その88)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その88「2016年が終わる」
今日は大晦日です。今日で2016年も終わりです。
「今年は色々あったなあ……。」からちゃんは窓の外を見ながらつぶやきました。
「まず、3月にすごく遠くの町から引っ越してきて、それで中学生になって……。人生の節目ってやつかね。これは。」と、つぶやくからちゃん。
「それにしても寒いね。ここは。3月まで住んでいたすごく遠くの町はとっても暖かかったんに。」外は数日前に降った雪が積もっています。
年末年始、塾も休みで宿題も日記もすべて終わらせてしまってあるからちゃんは、涼交バス田上営業所に行きました。
「ここ、年末の大掃除はしないんですか?」からちゃんは伯父さんである松木課長(待遇)さんに聞きました。松木さん曰く、
「ここはいつもきれいにしているから、大掃除する必要はないんだよ。」とのことです。部屋の奥、ロッカーで囲まれた史乃の所に行くと、史乃は何やらパソコンに何かを打ち込んでいました。物語でも打ち込んでいるのでしょうか?違います。史乃は「桜塩しののブログ」と言うのの記事を作成中でした。
「史乃さん、何してるんですかあ?」からちゃんは史乃の「部屋」(ロッカーに囲まれて部屋みたいになっている)を覗きました。
「FC2ブログの更新。」史乃は言いました。
「史乃さん、ブログもやってたんだ。」からちゃんは言いました。そして、
「史乃さん見せて。」と、言いました。史乃は
「はずかしいな。」と言いましたがからちゃんは、
「いいじゃん。見せて。」と言います。史乃は
「家帰ってからパソコンで見てよ。」と言いますがからちゃんは
「だって家にパソコン無いもん。見ることできないわ。」と言いました。史乃は、
「しゃあないなあ。」と言ってちょっと見せてくれました。その2016年12月31日付の桜塩しののブログには涼交バスD-5231号車(いすゞBU10というバス)の写真があり、「今日はおおみそかです。2016年も皆様に見て頂きましてありがとうございました。自動車のバスネタばかり、週一回の更新でしたが、来年は更新頻度を増加できるかどうかは分かりません。来年2017年もよろしくお願いします。皆様良いお年をお迎え下さい。」と書かれていました。
「ふーん。年末のあいさつ。」からちゃんは言いました。史乃は
「うん。」と言いました。
「史乃さん。あれ?からちゃんも。」と、そこへお里さんがやってきました。
「あれお里さん。ここで会うとは。どうしたん?」と、からちゃんは言いました。お里さんは
「史乃さんに会いに来たん。」と、言いました。
「そう、会いに来た……。二人ともかわいいねえ。」と、史乃は言うのでした。
「史乃さん二年参り行くの?」からちゃんが聞きました。史乃は
「行かない。だって寒いし……。今日はお仕事。」と言いました。からちゃんは、
「お仕事?バス車内清掃の?」と聞きました。史乃は。
「そう。夜は車内清掃。昼間は物書きの仕事の続き。」と、言いました。からちゃんは、
「史乃さん、お休み無いんじゃない?」と言いました。史乃は、
「そんなこと無いよ。休んでるよ。今日明日仕事して1月2日の日は休み。オレは休みを自由に決めることができるからね。あさってはお休みにして田上神社へ行く。夜は車内清掃に来るけど。」と言いました。からちゃんとお里さんは、
「休みを自由に決めることができるなんていいなあー。」と言いました。史乃は、
「それが物書きの良いところじゃ。」と言いました。こういうところ、史乃は結構いい加減なのです。自由業ですので。
「確かお里さんは二年参りに行くことできないんだよね。」史乃は言いました。お里さんは
「二年参りだけじゃないよ。初詣も行っちゃダメなんだよ。校則で。先生がパトロールしてるって言うし。」と言いました。からちゃんは、
「南中は本当にパトロールしているからね。私、花火の時とか見たことあるもん。」と、言いました。お里さんは、
「ほんとほんと。どうかしてるよねー。南中は。」と、言いました。そして、
「中中は二年参り行っても良いの?夜に?」と聞きました。からちゃんは
「行っても良いんだよ。みほちゃんと鳩野さんと行くつもり。」と言いました。お里さんは
「みほちゃんって中中の同じクラスの子だよね。こでなずさんやひな乃ちゃんや鎌霧くんは来ないの?」と聞きました。からちゃんは、
「3人とも行かないみたい。ひな乃ちゃんは花町の方へ行くみたいだし、こでなずさんは帰りの足がないって言うし、鎌霧くんは『お里さんが来ないならやめた』だって。」と言って笑いました。お里さんは、
「もうっ。鎌霧くんったら。」と笑って言いました。
一方、こちらは暗井姉弟の家です。暗井姉弟は、母親の暗香(あんか)に、
「私たちウマシ教の年越しパーティーに行きたい。」と言いましたが暗井ママは
「ダメ!年越しだからって夜遊びする子に育てたつもりはありません。」と言いました。暗井姉弟は、
「ウマシ教の年越しパーティーはとっても楽しくて、今夜一回限りなんだよ。行ってもいいでしょう。ママ。」とお願いしましたが暗井ママは
「ダメ!大体ウマシ教なんて言う怪しい宗教団体に行くのやめなさい!」と言って怒りました。すると暗井姉弟は、
「人間には日本国憲法で『信教の自由』が定められているんだよ。どんな宗教団体に参加しても良いんだよ!」と言いました。これはウマシ教の人たちに入れ知恵されたものです。暗井ママは
「不機味も妙男も変な宗教団体にはまりこんでしまった……。めそめそしくしくしく。」と泣きました。姉の不機味は
「私、ウマシ教の年越しパーティー行きたい!うううしくしくしく。」と泣き、弟の妙男は
「ぼくもウマシ教の年越しパーティーに行きたい!えーんえーんしくしくしく。」と泣きました。いっくら泣いても暗井ママは二人がウマシ教の年越しパーティーに行くのを許可してくれませんでした。なので暗井姉弟は、一ヶ月も前から楽しみにしていた「ウマシ教年越しパーティー」に行くことはできませんでした。そして姉の不機味は
「教祖様が待ってるのにー!うううしくしくしく。」と泣き、弟の妙男も
「教祖様が待ってるのにー!えーんえーんしくしくしく。」と泣きました。二人ともいくら泣いても年越しパーティーには行くことはできませんでしたとさ。
夜になりました。今晩はバスも列車も2年参り&初詣に行く人のために動いています。からちゃんはバスに乗ると鳩野さんがいました。
「こんこん(こんばんは)からちゃん!」
「ごきげんよう。鳩野ちゃん!」
「寒いねー。」
「寒いね。」なんて言っているとバスは田上神社に着きみほちゃんと合流。
「からちゃん、こちらの方が苑中のお友達?」みほちゃんがからちゃんに聞きました。からちゃんは
「そう。鳩野さんっていうの。こちらが中中で同じクラスの津藤(つとう)みほちゃん。」と、お互いを紹介。鳩野さんもみほちゃんも外向的な人であったのでうち解けることができました。そして、
「寒いねー。」なんて言いながらたこ焼きを食べたりしているうちに
「ゴ~ン」と、除夜の鐘が聞こえてきました。
「ゴ~ン」今年も、色々あったね。
「ゴ~ン」今年、色々ありがとう。
「ゴ~ン」来年はどんな年になるのかな?
そうやって二年参りで年を越す3人。家でテレビジョンなんぞを見ながら過ごすお里さんは
「二年参り、行きたかったな。」と、つぶやきました。お里さんは年が越しても初詣に行くことはできません。その頃、田上神社では南中の先生のパトロール隊がウロウロしていましたので行かなくて正解でした。
その頃史乃は涼交バスの中で車内清掃のバイトをしていました。バスの暖房を付け、おまけにバスのラジオも付けながらやっておりました。バスの中は非常に快適でした。
「明けた!2017年!明けましておめでとー!」ラジオが言いました。年が明けました。
「今年、2017年はいい年になるかな?」史乃はバスの中でつぶやくのでした。
その88おわり その89につづきます
お知らせ
この小説『中学生も色々と』についてのお知らせです。
この物語は今まで、毎日連載としてきましたが、現実時間と
物語時間がずれてきて、物語時間はもう大みそかになっています。
そのため、現実時間と物語時間を合わせるための措置として、次回から
この小説『中学生も色々と』の連載を、毎日連載から不定期連載とさせて頂きます。
今後は週に1~3回の連載となります。
ネタ切れの関係もありまして(汗)ご了承頂きたく存じ上げます。
作者 樹廊 臣
私の作った小説『中学生も色々と』第88話(その88)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業等は
実在のものとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
その88「2016年が終わる」
今日は大晦日です。今日で2016年も終わりです。
「今年は色々あったなあ……。」からちゃんは窓の外を見ながらつぶやきました。
「まず、3月にすごく遠くの町から引っ越してきて、それで中学生になって……。人生の節目ってやつかね。これは。」と、つぶやくからちゃん。
「それにしても寒いね。ここは。3月まで住んでいたすごく遠くの町はとっても暖かかったんに。」外は数日前に降った雪が積もっています。
年末年始、塾も休みで宿題も日記もすべて終わらせてしまってあるからちゃんは、涼交バス田上営業所に行きました。
「ここ、年末の大掃除はしないんですか?」からちゃんは伯父さんである松木課長(待遇)さんに聞きました。松木さん曰く、
「ここはいつもきれいにしているから、大掃除する必要はないんだよ。」とのことです。部屋の奥、ロッカーで囲まれた史乃の所に行くと、史乃は何やらパソコンに何かを打ち込んでいました。物語でも打ち込んでいるのでしょうか?違います。史乃は「桜塩しののブログ」と言うのの記事を作成中でした。
「史乃さん、何してるんですかあ?」からちゃんは史乃の「部屋」(ロッカーに囲まれて部屋みたいになっている)を覗きました。
「FC2ブログの更新。」史乃は言いました。
「史乃さん、ブログもやってたんだ。」からちゃんは言いました。そして、
「史乃さん見せて。」と、言いました。史乃は
「はずかしいな。」と言いましたがからちゃんは、
「いいじゃん。見せて。」と言います。史乃は
「家帰ってからパソコンで見てよ。」と言いますがからちゃんは
「だって家にパソコン無いもん。見ることできないわ。」と言いました。史乃は、
「しゃあないなあ。」と言ってちょっと見せてくれました。その2016年12月31日付の桜塩しののブログには涼交バスD-5231号車(いすゞBU10というバス)の写真があり、「今日はおおみそかです。2016年も皆様に見て頂きましてありがとうございました。自動車のバスネタばかり、週一回の更新でしたが、来年は更新頻度を増加できるかどうかは分かりません。来年2017年もよろしくお願いします。皆様良いお年をお迎え下さい。」と書かれていました。
「ふーん。年末のあいさつ。」からちゃんは言いました。史乃は
「うん。」と言いました。
「史乃さん。あれ?からちゃんも。」と、そこへお里さんがやってきました。
「あれお里さん。ここで会うとは。どうしたん?」と、からちゃんは言いました。お里さんは
「史乃さんに会いに来たん。」と、言いました。
「そう、会いに来た……。二人ともかわいいねえ。」と、史乃は言うのでした。
「史乃さん二年参り行くの?」からちゃんが聞きました。史乃は
「行かない。だって寒いし……。今日はお仕事。」と言いました。からちゃんは、
「お仕事?バス車内清掃の?」と聞きました。史乃は。
「そう。夜は車内清掃。昼間は物書きの仕事の続き。」と、言いました。からちゃんは、
「史乃さん、お休み無いんじゃない?」と言いました。史乃は、
「そんなこと無いよ。休んでるよ。今日明日仕事して1月2日の日は休み。オレは休みを自由に決めることができるからね。あさってはお休みにして田上神社へ行く。夜は車内清掃に来るけど。」と言いました。からちゃんとお里さんは、
「休みを自由に決めることができるなんていいなあー。」と言いました。史乃は、
「それが物書きの良いところじゃ。」と言いました。こういうところ、史乃は結構いい加減なのです。自由業ですので。
「確かお里さんは二年参りに行くことできないんだよね。」史乃は言いました。お里さんは
「二年参りだけじゃないよ。初詣も行っちゃダメなんだよ。校則で。先生がパトロールしてるって言うし。」と言いました。からちゃんは、
「南中は本当にパトロールしているからね。私、花火の時とか見たことあるもん。」と、言いました。お里さんは、
「ほんとほんと。どうかしてるよねー。南中は。」と、言いました。そして、
「中中は二年参り行っても良いの?夜に?」と聞きました。からちゃんは
「行っても良いんだよ。みほちゃんと鳩野さんと行くつもり。」と言いました。お里さんは
「みほちゃんって中中の同じクラスの子だよね。こでなずさんやひな乃ちゃんや鎌霧くんは来ないの?」と聞きました。からちゃんは、
「3人とも行かないみたい。ひな乃ちゃんは花町の方へ行くみたいだし、こでなずさんは帰りの足がないって言うし、鎌霧くんは『お里さんが来ないならやめた』だって。」と言って笑いました。お里さんは、
「もうっ。鎌霧くんったら。」と笑って言いました。
一方、こちらは暗井姉弟の家です。暗井姉弟は、母親の暗香(あんか)に、
「私たちウマシ教の年越しパーティーに行きたい。」と言いましたが暗井ママは
「ダメ!年越しだからって夜遊びする子に育てたつもりはありません。」と言いました。暗井姉弟は、
「ウマシ教の年越しパーティーはとっても楽しくて、今夜一回限りなんだよ。行ってもいいでしょう。ママ。」とお願いしましたが暗井ママは
「ダメ!大体ウマシ教なんて言う怪しい宗教団体に行くのやめなさい!」と言って怒りました。すると暗井姉弟は、
「人間には日本国憲法で『信教の自由』が定められているんだよ。どんな宗教団体に参加しても良いんだよ!」と言いました。これはウマシ教の人たちに入れ知恵されたものです。暗井ママは
「不機味も妙男も変な宗教団体にはまりこんでしまった……。めそめそしくしくしく。」と泣きました。姉の不機味は
「私、ウマシ教の年越しパーティー行きたい!うううしくしくしく。」と泣き、弟の妙男は
「ぼくもウマシ教の年越しパーティーに行きたい!えーんえーんしくしくしく。」と泣きました。いっくら泣いても暗井ママは二人がウマシ教の年越しパーティーに行くのを許可してくれませんでした。なので暗井姉弟は、一ヶ月も前から楽しみにしていた「ウマシ教年越しパーティー」に行くことはできませんでした。そして姉の不機味は
「教祖様が待ってるのにー!うううしくしくしく。」と泣き、弟の妙男も
「教祖様が待ってるのにー!えーんえーんしくしくしく。」と泣きました。二人ともいくら泣いても年越しパーティーには行くことはできませんでしたとさ。
夜になりました。今晩はバスも列車も2年参り&初詣に行く人のために動いています。からちゃんはバスに乗ると鳩野さんがいました。
「こんこん(こんばんは)からちゃん!」
「ごきげんよう。鳩野ちゃん!」
「寒いねー。」
「寒いね。」なんて言っているとバスは田上神社に着きみほちゃんと合流。
「からちゃん、こちらの方が苑中のお友達?」みほちゃんがからちゃんに聞きました。からちゃんは
「そう。鳩野さんっていうの。こちらが中中で同じクラスの津藤(つとう)みほちゃん。」と、お互いを紹介。鳩野さんもみほちゃんも外向的な人であったのでうち解けることができました。そして、
「寒いねー。」なんて言いながらたこ焼きを食べたりしているうちに
「ゴ~ン」と、除夜の鐘が聞こえてきました。
「ゴ~ン」今年も、色々あったね。
「ゴ~ン」今年、色々ありがとう。
「ゴ~ン」来年はどんな年になるのかな?
そうやって二年参りで年を越す3人。家でテレビジョンなんぞを見ながら過ごすお里さんは
「二年参り、行きたかったな。」と、つぶやきました。お里さんは年が越しても初詣に行くことはできません。その頃、田上神社では南中の先生のパトロール隊がウロウロしていましたので行かなくて正解でした。
その頃史乃は涼交バスの中で車内清掃のバイトをしていました。バスの暖房を付け、おまけにバスのラジオも付けながらやっておりました。バスの中は非常に快適でした。
「明けた!2017年!明けましておめでとー!」ラジオが言いました。年が明けました。
「今年、2017年はいい年になるかな?」史乃はバスの中でつぶやくのでした。
その88おわり その89につづきます
お知らせ
この小説『中学生も色々と』についてのお知らせです。
この物語は今まで、毎日連載としてきましたが、現実時間と
物語時間がずれてきて、物語時間はもう大みそかになっています。
そのため、現実時間と物語時間を合わせるための措置として、次回から
この小説『中学生も色々と』の連載を、毎日連載から不定期連載とさせて頂きます。
今後は週に1~3回の連載となります。
ネタ切れの関係もありまして(汗)ご了承頂きたく存じ上げます。
作者 樹廊 臣
タグ :『中学生も色々と』
2016年11月16日
ミニカー紹介…2代目サニー1200クーペ(青)
おはようございます。この記事は予約投稿です。
今回紹介するミニカーは第2ミニカー倉庫から出てきた
「トミカ誕生コレクション98」に入っていた青い
2代目日産サニー1200クーペのトミカです。
日本製で、当時は1970年か1971年に発売開始したものを
1998年に復刻生産したものです。箱には、
「この商品は金型改造の為、発売当時の仕様とは異なります。」と書いてあります。

お手製のナンバープレートは涼海55と83-10。後ろのナンバーは紛失。
昔懐かしい2代目サニークーペです。
後年の金型改造により、フロントスポイラー、リアウイング、
タイヤ回りにはビス止めのオーバーフェンダーがついた
レーシングカー仕様に改造されてしまっています。
個人的には、特にオーバーフェンダーというものは
私の好みではありません。ノーマルのフェンダーの方が好きです。
一般型仕様でないのは残念ですが、復刻は嬉しいです。
この車の出来は、ドアも開いてなかなか良いです。
内装ですが、白内装で中を見やすくて良いのですが、
後席の真ん中に一本の柱が立っています。謎の柱です。
レーシングカー仕様に改造したときに設けられたのでしょうか?
車内に謎の柱のある2代目サニークーペのトミカでした。
今回紹介するミニカーは第2ミニカー倉庫から出てきた
「トミカ誕生コレクション98」に入っていた青い
2代目日産サニー1200クーペのトミカです。
日本製で、当時は1970年か1971年に発売開始したものを
1998年に復刻生産したものです。箱には、
「この商品は金型改造の為、発売当時の仕様とは異なります。」と書いてあります。
お手製のナンバープレートは涼海55と83-10。後ろのナンバーは紛失。
昔懐かしい2代目サニークーペです。
後年の金型改造により、フロントスポイラー、リアウイング、
タイヤ回りにはビス止めのオーバーフェンダーがついた
レーシングカー仕様に改造されてしまっています。
個人的には、特にオーバーフェンダーというものは
私の好みではありません。ノーマルのフェンダーの方が好きです。
一般型仕様でないのは残念ですが、復刻は嬉しいです。
この車の出来は、ドアも開いてなかなか良いです。
内装ですが、白内装で中を見やすくて良いのですが、
後席の真ん中に一本の柱が立っています。謎の柱です。
レーシングカー仕様に改造したときに設けられたのでしょうか?
車内に謎の柱のある2代目サニークーペのトミカでした。
タグ :ミニカー