2018年09月08日
小説『中学生も色々と』その437
おはようございます。この記事は予約投稿です。
本日の更新はこの『小説』だけです。
私の作った小説『中学生も色々と』第437話(その437)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません。
また、このお話に出てくる「25時間テレビ」は架空のものであり、
24時間テレビや日本テレビとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
書き下ろし新作話です
その437「ねりくん25時間テレビに捕まる!」
「センテェレングネリートを捕まえました!」TTCVマラソンスタッフは自慢げに言いました。TTCVマラソンスタッフに捕まってしまったねりくんは万事休すです。テレビの前の視聴者は、
「センテェレングネリートが拉致されている!センテェレングネリートって、一般人だろう?!一般人拉致するなんてどういう企画なんだこれは?!」と、なんだか分からなくなっていまして、当然インターネットは、
「センテェレングネリートTTCVに拉致られる!」
「一般人を拉致するTTCV!」
「じつはセンテェレングネリートはTTCVの回し者w」
「なーんだやらせか。」等と炎上していました。当然ねりくんはTTCVとはまったく関係ない一般人です!
捕まったねりくんにTTCV本社野外スタジオに居る読舌アナは、
「センテェレングネリートくん。我々といっしょに感動の25時間テレビを創りあげよう!」と、言いました。ねりくんは、
「テレビに出たくありません!」と、力強く言いました。すると読舌アナは、
「じゃあ、スッテーン掛山といっしょにマラソンしなさい。」と言いました。ねりくんは、
「いやです!」と、言いました。読舌アナは、
「車回すからさ、センテェレングネリートをとりあえず本社スタジオまで連れてきてよ。で、そろそろスッテーン掛山のマラソン、再開できたら再開して。」と、言いました。ねりくんはどうなってしまうのでしょうか?
「ちょっとねりくんどうなっちゃうんー?」苑中のみんなもひな乃ちゃんもからちゃんもドキドキハラハラです。ねりくんの運命やいかに?!
「掛山?体の具合は良くなったかい?大丈夫?おなかに力入る?よし。はーい。そろそろスッテーン掛山のマラソン再開できそうでーす。」マラソンスタッフはスッテーン掛山のマラソンの用意をしています。
「掛山ー。大丈夫?」と、マラソンスタッフ。
「はい!大丈夫っす!」と、スッテーン掛山。
「おい、センテェレングネリート。スッテーン掛山、山から転げ落ちたけどまたマラソンを再開するって。感動だろう?」ねりくんに問いかけるマラソンスタッフ。
「感動しません。てゆーか、俺をテレビに出さないでくださいよ!」と、ねりくん。そこへ一台のスズキアルト(軽乗用車)が
「おむかえでごんす。」と、やって来ました。車のドアには「TTCV田上ケーブルビジョン」と、書かれています。
「センテェレングネリート。この車に乗れ!」ねりくんは無理矢理TTCVの車に乗せられます。ねりくんは、
「ちょっ!やめて!知らない人の車に乗っちゃいけないんですよー!」等と抵抗していましたがTTCVの車に無理矢理乗せられました。そしてねりくんはTTCV本社の野外スタジオに強制連行です。
「センテェレングネリートはTTCV本社前のお祭り広場にある野外スタジオに送られました。感動の放送を予定しておりますのでお楽しみに!では、スッテーン掛山のマラソンを再開します!」マラソンスタッフはもみじ山の登山口で感動的に言いました。
「よし!行くぞー!」眠って休憩したために元気いっぱいのスッテーン掛山。10:00に25時間テレビのマラソンは再開し、スッテーン掛山は走り出しました。
「第2回25時間テレビマラソンランナーのスッテーン掛山は力強く走り出しました!TTCV本社前のお祭り広場に向かって走ります!」テレビジョンの画面は再びスッテーン掛山の実況中継を始めました。と、思ったら、すぐに画面はTTCV本社野外スタジオに切り替わりました。石殻アナが出まして、
「こちらはTTCV本社前のお祭り広場にある野外スタジオです。こちらにすばらしいお客様をお迎えしています。去年も出てくださいました甜瀬鈴音(てんせりんね)さんです!」と、甜瀬先生登場!
「甜瀬先生が出てるー!」驚愕するからちゃん!
「先生?」と、ひな乃ちゃん。からちゃんは、
「あの人中中の美術の先生なんよ!いつも感動してるんよ。去年25時間テレビに出てさ!今年も出るとは!」と、言いました。石殻アナは、
「あらあらまあかわいらしいこと。甜瀬さん華やかでかわいいですねえ。感動してくれるすばらしいお嬢さんなんですよー。」と、言いました。甜瀬先生は、
「はい!とっても感動しています!」と、感動しながら言いました。
「なんだかな~。」と、からちゃん。一方ひな乃ちゃんは、
「ねりくん……。」と、ねりくんの心配ばかりしています。
「センテェレングネリートはただいまこちらに向かっております。では、センテェレングネリート到着までスッテーン掛山のマラソンシーンをお送り致します。」と、読舌アナ。画面はスッテーン掛山のマラソンシーンに変わりました。
スッテーン掛山はもみじ山からまっすぐ東に走り森を抜け、品美田村という田園地域に出ました。
「わーわー!」
「スッテーン掛山だ!」
「ドヂーズはドジお笑い!」
「スッテーンバカお笑い!」
「スッテーン!こけろ!」等と、地域の一般人からの声援(?)が飛んでいます。そして地区のおばあさんが、
「スッテーン掛山、がんばって。」と、スッテーン掛山に向かって手を出しました。それを見たTTCVマラソンスタッフは、
「ランナーにさわるな!このばあさんが!」と、一般人のおばあさんに怒鳴りました。
「んまっ!」と、おばあさん。すると突然、
「しばらくそのままでお待ちください」に、画面が切り替わりました。この場面はテレビジョンの前の視聴者にしっかり目撃されてしまっていまして、
「TTCVマラソンスタッフ、一般人に暴言を吐く!」と、インターネットは炎上しておりました。
画面がTTCV本社野外スタジオに切り替わりました。
「甜瀬さん、感動してますかー?!」マラソンスタッフの暴走であせった読舌アナはなんの脈絡もない問いかけをしました。甜瀬先生は、
「とっても感動しています!スッテーン掛山の頑張るシーンにとても感動しています!コケブー片木がリタイヤしてしまったのは残念ですが、スッテーン掛山にはぜひ、最後まで頑張ってもらいたいですね!スッテーンには感動をありがとうと言いたいです!そして私、先程4万円の募金をしました!」と、言いました。読舌アナは、
「おおっ!4万円も募金してくださったのですか!ありがとうございます!」と、言いました。甜瀬先生が感動的なことを言ったのでうれしいのです。甜瀬先生は、
「私、日テレの24時間テレビには3万円募金しました!」と、続けて言いました。読舌アナはじめTTCVスタッフは、
「おおーっ!」と、言ったのですが一般人は、
「あのお姉さん、やらせ臭い発言~。」と言って本気にしていませんでした。しかし、甜瀬先生の募金したという話ですが、甜瀬先生はそれだけの募金を実際にしていたのでした。
「センテェレングネリートを連れてきました。」TTCVスタッフがねりくんを無理矢理連行してTTCV本社前のお祭り広場に野外スタジオにやって来ました。読舌アナは、
「はい、ただいま、センテェレングネリートくんが到着しました。この、センテェレングネリートっていうのはね、去年の25時間テレビで『感動しない』って言うFAX送りつけてきたりしたかわいそうな妖精!私はこれからね、この感動できないかわいそうな妖精とこのかわいいお家の中でお話をするからね。お祭り広場の皆さんは2018オカメドライブのライブでお楽しみください。」と、言いました。スタジオには小屋のセットができていて、ねりくんはその小屋に押し込まれようとしていました。
「ちょっと!ねりくんに何をするんじゃ!一般人を拉致するだな!離せ!」ひな乃ちゃんが怒鳴りました。読舌アナは、
「ん?おまえはもしかしてセンテェレングネリートの彼女か?!」と、言いました。ひな乃ちゃんは、
「そーだよ!悪いか!」と、言いました。すると読舌アナは、
「彼女さんもこちらへ来なさい!」と、言いました。するとひな乃ちゃんは、
「あー!行ってやろうじゃねえか!」と、小屋のセットの中に入って行ってしまったのです。からちゃんは、
「えーっ!ひな乃ちゃんまで!」と、驚愕しています。その頃苑中では、
「25時間テレビにねりくんだけじゃなくてひな乃ちゃんも出てるーっ!」と、大騒ぎになっていました。
その437おわり その438につづきます
個人的メモ:2018-0907点検済
本日の更新はこの『小説』だけです。
私の作った小説『中学生も色々と』第437話(その437)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません。
また、このお話に出てくる「25時間テレビ」は架空のものであり、
24時間テレビや日本テレビとは一切関係ありません。
樹廊臣物語中学生シリーズ
中学生も色々と
書き下ろし新作話です
その437「ねりくん25時間テレビに捕まる!」
「センテェレングネリートを捕まえました!」TTCVマラソンスタッフは自慢げに言いました。TTCVマラソンスタッフに捕まってしまったねりくんは万事休すです。テレビの前の視聴者は、
「センテェレングネリートが拉致されている!センテェレングネリートって、一般人だろう?!一般人拉致するなんてどういう企画なんだこれは?!」と、なんだか分からなくなっていまして、当然インターネットは、
「センテェレングネリートTTCVに拉致られる!」
「一般人を拉致するTTCV!」
「じつはセンテェレングネリートはTTCVの回し者w」
「なーんだやらせか。」等と炎上していました。当然ねりくんはTTCVとはまったく関係ない一般人です!
捕まったねりくんにTTCV本社野外スタジオに居る読舌アナは、
「センテェレングネリートくん。我々といっしょに感動の25時間テレビを創りあげよう!」と、言いました。ねりくんは、
「テレビに出たくありません!」と、力強く言いました。すると読舌アナは、
「じゃあ、スッテーン掛山といっしょにマラソンしなさい。」と言いました。ねりくんは、
「いやです!」と、言いました。読舌アナは、
「車回すからさ、センテェレングネリートをとりあえず本社スタジオまで連れてきてよ。で、そろそろスッテーン掛山のマラソン、再開できたら再開して。」と、言いました。ねりくんはどうなってしまうのでしょうか?
「ちょっとねりくんどうなっちゃうんー?」苑中のみんなもひな乃ちゃんもからちゃんもドキドキハラハラです。ねりくんの運命やいかに?!
「掛山?体の具合は良くなったかい?大丈夫?おなかに力入る?よし。はーい。そろそろスッテーン掛山のマラソン再開できそうでーす。」マラソンスタッフはスッテーン掛山のマラソンの用意をしています。
「掛山ー。大丈夫?」と、マラソンスタッフ。
「はい!大丈夫っす!」と、スッテーン掛山。
「おい、センテェレングネリート。スッテーン掛山、山から転げ落ちたけどまたマラソンを再開するって。感動だろう?」ねりくんに問いかけるマラソンスタッフ。
「感動しません。てゆーか、俺をテレビに出さないでくださいよ!」と、ねりくん。そこへ一台のスズキアルト(軽乗用車)が
「おむかえでごんす。」と、やって来ました。車のドアには「TTCV田上ケーブルビジョン」と、書かれています。
「センテェレングネリート。この車に乗れ!」ねりくんは無理矢理TTCVの車に乗せられます。ねりくんは、
「ちょっ!やめて!知らない人の車に乗っちゃいけないんですよー!」等と抵抗していましたがTTCVの車に無理矢理乗せられました。そしてねりくんはTTCV本社の野外スタジオに強制連行です。
「センテェレングネリートはTTCV本社前のお祭り広場にある野外スタジオに送られました。感動の放送を予定しておりますのでお楽しみに!では、スッテーン掛山のマラソンを再開します!」マラソンスタッフはもみじ山の登山口で感動的に言いました。
「よし!行くぞー!」眠って休憩したために元気いっぱいのスッテーン掛山。10:00に25時間テレビのマラソンは再開し、スッテーン掛山は走り出しました。
「第2回25時間テレビマラソンランナーのスッテーン掛山は力強く走り出しました!TTCV本社前のお祭り広場に向かって走ります!」テレビジョンの画面は再びスッテーン掛山の実況中継を始めました。と、思ったら、すぐに画面はTTCV本社野外スタジオに切り替わりました。石殻アナが出まして、
「こちらはTTCV本社前のお祭り広場にある野外スタジオです。こちらにすばらしいお客様をお迎えしています。去年も出てくださいました甜瀬鈴音(てんせりんね)さんです!」と、甜瀬先生登場!
「甜瀬先生が出てるー!」驚愕するからちゃん!
「先生?」と、ひな乃ちゃん。からちゃんは、
「あの人中中の美術の先生なんよ!いつも感動してるんよ。去年25時間テレビに出てさ!今年も出るとは!」と、言いました。石殻アナは、
「あらあらまあかわいらしいこと。甜瀬さん華やかでかわいいですねえ。感動してくれるすばらしいお嬢さんなんですよー。」と、言いました。甜瀬先生は、
「はい!とっても感動しています!」と、感動しながら言いました。
「なんだかな~。」と、からちゃん。一方ひな乃ちゃんは、
「ねりくん……。」と、ねりくんの心配ばかりしています。
「センテェレングネリートはただいまこちらに向かっております。では、センテェレングネリート到着までスッテーン掛山のマラソンシーンをお送り致します。」と、読舌アナ。画面はスッテーン掛山のマラソンシーンに変わりました。
スッテーン掛山はもみじ山からまっすぐ東に走り森を抜け、品美田村という田園地域に出ました。
「わーわー!」
「スッテーン掛山だ!」
「ドヂーズはドジお笑い!」
「スッテーンバカお笑い!」
「スッテーン!こけろ!」等と、地域の一般人からの声援(?)が飛んでいます。そして地区のおばあさんが、
「スッテーン掛山、がんばって。」と、スッテーン掛山に向かって手を出しました。それを見たTTCVマラソンスタッフは、
「ランナーにさわるな!このばあさんが!」と、一般人のおばあさんに怒鳴りました。
「んまっ!」と、おばあさん。すると突然、
「しばらくそのままでお待ちください」に、画面が切り替わりました。この場面はテレビジョンの前の視聴者にしっかり目撃されてしまっていまして、
「TTCVマラソンスタッフ、一般人に暴言を吐く!」と、インターネットは炎上しておりました。
画面がTTCV本社野外スタジオに切り替わりました。
「甜瀬さん、感動してますかー?!」マラソンスタッフの暴走であせった読舌アナはなんの脈絡もない問いかけをしました。甜瀬先生は、
「とっても感動しています!スッテーン掛山の頑張るシーンにとても感動しています!コケブー片木がリタイヤしてしまったのは残念ですが、スッテーン掛山にはぜひ、最後まで頑張ってもらいたいですね!スッテーンには感動をありがとうと言いたいです!そして私、先程4万円の募金をしました!」と、言いました。読舌アナは、
「おおっ!4万円も募金してくださったのですか!ありがとうございます!」と、言いました。甜瀬先生が感動的なことを言ったのでうれしいのです。甜瀬先生は、
「私、日テレの24時間テレビには3万円募金しました!」と、続けて言いました。読舌アナはじめTTCVスタッフは、
「おおーっ!」と、言ったのですが一般人は、
「あのお姉さん、やらせ臭い発言~。」と言って本気にしていませんでした。しかし、甜瀬先生の募金したという話ですが、甜瀬先生はそれだけの募金を実際にしていたのでした。
「センテェレングネリートを連れてきました。」TTCVスタッフがねりくんを無理矢理連行してTTCV本社前のお祭り広場に野外スタジオにやって来ました。読舌アナは、
「はい、ただいま、センテェレングネリートくんが到着しました。この、センテェレングネリートっていうのはね、去年の25時間テレビで『感動しない』って言うFAX送りつけてきたりしたかわいそうな妖精!私はこれからね、この感動できないかわいそうな妖精とこのかわいいお家の中でお話をするからね。お祭り広場の皆さんは2018オカメドライブのライブでお楽しみください。」と、言いました。スタジオには小屋のセットができていて、ねりくんはその小屋に押し込まれようとしていました。
「ちょっと!ねりくんに何をするんじゃ!一般人を拉致するだな!離せ!」ひな乃ちゃんが怒鳴りました。読舌アナは、
「ん?おまえはもしかしてセンテェレングネリートの彼女か?!」と、言いました。ひな乃ちゃんは、
「そーだよ!悪いか!」と、言いました。すると読舌アナは、
「彼女さんもこちらへ来なさい!」と、言いました。するとひな乃ちゃんは、
「あー!行ってやろうじゃねえか!」と、小屋のセットの中に入って行ってしまったのです。からちゃんは、
「えーっ!ひな乃ちゃんまで!」と、驚愕しています。その頃苑中では、
「25時間テレビにねりくんだけじゃなくてひな乃ちゃんも出てるーっ!」と、大騒ぎになっていました。
その437おわり その438につづきます
個人的メモ:2018-0907点検済
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