2018年09月23日

日産(ディーゼル)デー

 おはようございます。この記事は予約投稿です。

 今日は23日、日産デーです。
今回は日産は日産でも、日産ディーゼルです。
NISSANDEISEL
左が上田バスさんのN-962号車
(日産ディーゼルKC-RM211GSN)
右がJRバス関東さんの伊那の車。L538-99206号車
(日産ディーゼルKC-UA460LSN)
です。
バスまつりでのヒトコマ。

日産ディーゼルデーでした  
タグ :バスネタ


Posted by 樹廊 臣 at 04:28Comments(0)本日の画像

2018年09月23日

小説『中学生も色々と』その447

 おはようございます。この記事は予約投稿です。

本日の更新は先日のバスまつりの画像もひとつあります

 私の作った小説『中学生も色々と』第447話(その447)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません。


樹廊臣物語中学生シリーズ

                   中学生も色々と

             その447「川白先生音を上げる」

 2018年9月17日月曜日です。9月15日にやってきた台風はこの17日も暴れていました。
「あー。田上の別荘アパートに来るのは2か月ぶり。もういい加減TTCV25時間テレビの余韻は消えただろう。」樹廊臣はこの物語世界の涼海県田上市ムスカーリタウンというところに別荘のアパートを借りています。ですが25時間テレビのことでTTCVから逃げるためにここ2か月ほどこの別荘アパートには来ていませんでした。TTCV25時間テレビのほとぼりも冷めたと思われる9月17日に久しぶりに樹廊臣は田上の別荘アパートに来たのでした。
「TTCVのせいで別荘に来ることができなかった。こなくても農協の口座引き落としで家賃とか取られてるんだからな。ブツブツ。」樹廊臣はそう言って玄関ドアの郵便受けを見ました。チラシやら何やらが突っ込まれています。その中にはTTCVからの、
「バカ作者TTCV本社に至急出頭せよ!我々は25時間テレビのブタモドキが死んだ件で非常に困っている!」と言ったTTCVからの呼び出し状が何枚もありました。
「TTCVこえー!(恐い!)」樹廊臣は恐くなりました。ここは無視を決め込みます。無関係なテレビ局のことまで知ったことではありません。そして樹廊臣は別荘の冷蔵庫を開けました。
「マヨネーズとタルタル大丈夫かなあ?2か月放置したけど冷蔵庫の中だから大丈夫か?」マヨネーズとタルタルソースが腐っていたらTTCVのせいです!そして樹廊臣は裏のアパート駐車場に置いてある愛車AE95Gトヨタスプリンターカリブを見に行きました。
「うわー。風で葉っぱが。」2か月放置した愛車は台風のために葉っぱだらけでした。
「2か月放置してエンジンかかるかなあ?今年の5月の12か月点検の時にバッテリーは変えたけど、放電した?」エンジンはかかりました。
「あー良かった。エンジンはかかった。バッテリーは生きてる。ガソリンは半分か。バッテリー充電のためにこのままにしておく。」エンジンかけっぱなしです。
「?」車のワイパーに湿ってにじんだ紙が挟まっています。
「なんだこの紙?ん?あー先生からか。」広げてみると南中の川白先生からの手紙でした。
「郵便受けがいっぱいなのでここにはさみます。何かあったの?作者さんと久しぶりに飲みたいなあ。時間できませんか?色々困ったことがあってです。」とのことでした。
「先生もストレスが貯まってるのかな?」樹廊臣はこの日の夕方。川白先生と白木屋という酒屋に行くことにしました。今日は珍しく、バッテリーの充電もかねて樹廊臣は自分の愛車カリブで行きました。いつもはバスで行くのに。
 行ったのはN白木屋田上雪崎(ゆきさき)店という白木屋です。田上駅と樹廊臣の別荘アパートの中間地点にある店です。
「先生。お久しぶりで。」久しぶりに見る川白先生はやつれたような感じでした。でも、川白先生は元気なようで、
「これが作者さんの車?へえー。マニュアル車かい。ずいぶんクラッチの重い車ですねー。」なんて、運転席に座り、
「免許取ってからずうっとオートマだったからマニュアル運転できなくなっちゃったよ。」なんて言っていました。とりあえず本当に元気なようですね。
 テーブルに座ります。
「作者さん、カシスオレンジは飲みましたね?」と、川白先生。
「やめてくださいよ。アルコール弱いのはほんとだし、車運転できなくなって困るから。運転代行は金がかかるから使いたくないんでね、今日はアルコールは飲みませんよ。」と、樹廊臣は言いました。川白先生は、
「作者さん、アパートのドアの郵便受けに変な紙がいっぱい詰まってたけどどうしたの?」と、聞きました。樹廊臣は、
「TTCVから目ぇ付けられちゃってね、TTCVに追われて逃げてたんですよ。あの紙はTTCVからの呼び出し礼状みたいなもの。」と、答えました。川白先生、
「TTCVと何かあったの?」と、言いました。樹廊臣は、
「どう言って説明したらいいのか分かんない。TTCVと問題ができちゃったってことですわ。」と、言いました。そう言っているうちに飲み物が来ました。樹廊臣はオレンジジュースで川白先生は日本酒の燗(かん)です。
 タルタルソースがかかったチキンを食べる樹廊臣。日本酒を飲む川白先生。川白先生は酒が好きなクチで、
「たまには酒でも飲まなきゃ仕事なんてできないよ!」という感じの先生なのです。そして川白先生は、
「作者さん、お話聞いてくれますー?」と、言いました。樹廊臣は、
「ええ、いいよ。」と、言いました。川白先生は、
「また減給になっちゃったよ。」と、言いました。樹廊臣は、
「えっ!また!なんで?」と、言いました。川白先生の言うには、まず、
「おととい、15日の日にね運動会があったんですよ。作者さんはその日長野県に居ただろうから知らないかもしれないけど、ひどい台風の日。本当に暴風雨って感じの天気だったんですよ。台風が直撃してるときに運動会やるのもひどいけど、雷警報でどんどん雷が落ちてる中運動会やってたんですよ。」と。樹廊臣は、
「ほんとに田上南中はどんな天気でも行事やるだね。」と、言いました。川白先生は、
「そう!ものすごい雨だろうが落雷が有ろうが中止にしない!本当にとんでもない天気だったんですよ。その中で組体操とかやらせてたから本当にかわいそうだった!」と、言いました。樹廊臣は、
「雨ん中組体操……。」と、言い、川白先生は、
「それで雷がひどくて、本当に危険な状態になって……、半分ぐらいの生徒が雷におびえていましたしね、本当にいつ校庭に雷落ちてもおかしくない状態だったもんで我慢できなくなって校長先生に『運動会を中止にしてください』って言っちゃったんですよ。それで『校長に文句言ったから』って減給1か月になった……。」と、言いました。樹廊臣は、
「あの校長先生に口出しちゃダメでしょう。それ以前に、南中の横にでかいマンション有りますよね?だけど、校庭に雷って落ちるもんなの?マンションに落ちるんじゃなくて?」と、言いました。川白先生は、
「あー!知らないんですね!校庭に雷落ちますよ!本当にいつ雷が落ちてもおかしくない状態だったんですよ!文部科学省のホームページ見てごらんなさい。グラウンドにいた生徒に雷が落ちて大変なことになった事例が本当にあるんですよ!だけどあの校長先生は雷なってる所で人間ピラミッドさせるんですよ!校庭の真ん中にピラミッド有ったらそりゃ雷落ちるでしょう!」と、言いました。樹廊臣は、
「そうか。で、どうなったの?最後まで運動会はやって、雷は落ちずに済んだ?」と、聞きました。川白先生は、
「運の良いことに、人間ピラミッド作っている途中で、パトロールの消防署の人が通りかかりましてね、校長先生を無理矢理説得して運動会中止にさせたから助かりましたよ。消防署の人が通りかからなかったらと思うと本当に恐い。」と、言いました。樹廊臣は、
「運動会続行で人間ピラミッドに雷が落ちた可能性も……。」と、言い、川白先生は、
「本当に落ちてもおかしくなかったです!中止になって、一人の負傷者も出なくて本当に良かった……。だけど、10%の減給1か月になっちゃった……。」と、落ち込んで言いました。樹廊臣は、
「まあでも、いつだったかは70%減給されて半年とかなかった?それに比べれば1か月で済んで良かったかも?」と、言いました。川白先生は、
「良くないですよ!生徒の安全を考えておねがいしたら減給って!まあ、私も『給料減らされてもいいや!』って思って直訴したんですけどね!まあいいや!生徒助かったから!校長は生徒の安全を全然考えてないんですよ!あの校長は生徒虐待はする!部下にはパワハラをする!最悪の校長だ!」と、言いました。完全に酔っぱらっています。
 「先生も大変だね。」樹廊臣は川白先生に酒を飲ませながら言いました。川白先生は、
「本当、大変……。それよりも虐待されてる生徒がかわいそう。運動会の時だって生徒達、泥だらけの水浸しで、風邪引いた生徒もけっこう居るんじゃないかな?本当にかわいそうで、助けることができなくてごめんねって感じで……、学校は生徒を苦しめるために有るんじゃないですよ……。作者さん学校を大嫌いだけど、学校は生徒を苦しめるところじゃないってこと分かってよ。苑中見ればわかるでしょ。」と、言いました。樹廊臣は、
「苑中は例外だから。」と、言いましたが川白先生は、
「他の学校も苑中のようであって欲しいんですよ。」と、泣きながら言いました。そして、
「もうあの学校には居たくない……。苑中に戻りたい。田上南中に居ると自分が横暴になるのが分かるんですよ。おねがい、この物語の作者でしょう。今すぐとは言わないから、受け持ってる生徒も今年3年生だ。ちょうどいい区切りだ。来年度は苑中に異動になるようにしてくださいよ。おねがい……。」と、川白先生は樹廊臣に頼みました。樹廊臣は、
「登場人物の頼みは原則として聞かないんだけど……、でも、私と先生の仲だから……、来年3月まで待って。」と、言いました。川白先生は本当に異動できるのか?

                その447おわり       その448につづきます




個人的メモ:2018-0922点検済  


Posted by 樹廊 臣 at 04:25Comments(0)小説『中学生も色々と』