2018年09月15日

ミニカー紹介…ポルシェ911カレラRS2.7

 おはようございます。この記事は予約投稿です。

 今回紹介するミニカーは、トミカプレミアム12番、
ポルシェ911 カレラ RS 2.7というミニカーです。
外国の車にはうといのでタイプなど分かりませんが、
古いタイプのポルシェだと思います。
ベトナム製で車の裏に2017の刻印があります。
白いポルシェ

 デメキンのようなスタイルのスポーツカーポルシェ911です。
いかにもポルシェと言ったモデルで良い感じです。
トミカプレミアムに合っていると思ったモデル選択だと思いました。
ドア開閉などのアクションはありませんが、なかなか良い出来で、
デメキンのようなスタイルの再現が良く、
ランプはクリアーパーツが入っています。
 内装は黒内装です。狭い後席など、なかなかうまく
内装も再現されていて良い出来です。

 ポルシェのトミカプレミアムでした。  
タグ :ミニカー


Posted by 樹廊 臣 at 04:28Comments(2)ミニカー

2018年09月15日

小説『中学生も色々と』その443

 おはようございます。この記事は予約投稿です。

本日の更新はミニカーもあります。

 私の作った小説『中学生も色々と』第443話(その443)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません。
また、このお話に出てくる「25時間テレビ」は架空のものであり、
24時間テレビや日本テレビとは一切関係ありません。


樹廊臣物語中学生シリーズ

                    中学生も色々と
書き下ろし新作話です
           その443「第2回25時間テレビフィナーレ」

 TTCV第2回25時間テレビも終盤になりました。21:00の番組終了まで1時間半となっています。視聴者は飽きてあきれ、25時間テレビ登山&マラソンのスッテーン掛山は走り続けてすでに89㎞を走破しています。スッテーン掛山は心の中で、
「カーネ、カーネ、ギャーラ、ギャーラ、カーネ、カーネ。走った距離×1万円くれるってTTCVのスタッフ言っていたからなあ。」と、思いながら……。スッテーン掛山がマラソンを続けるエネルギー源はTTCVマラソンスタッフが言った、
「25時間マラソンをやり遂げたら走った距離に一万をかけたギャラをやろうじゃないか。」という言葉でした。それがスッテーン掛山の目の前のニンジンになっているのでした。このニンジンが無ければスッテーン掛山はこんなことやりません。相方のコケブー片木はニンジンがあっても嫌になってやめましたが。しかし、このマラソンで道路は大渋滞。スッテーン掛山の後ろにスクーターに乗ったコケブー片木が付き、その後にカメラマンのバイクと中継リポーターのジープが付き、その後ろ電波を飛ばすテレビ中継車とロケバスがのろのろと進んでいるのです。
「プープー。」
「プップップー」渋滞はこの日、鳴らされるクラクション。人々はみんな急いでいます。田上市でこんなにクラクションが鳴らされることは少ないのですが、今日はマラソン渋滞のために東京並みにクラクションが鳴らされています。道路使用許可は取っていますが一般人は大迷惑です。車の中の人は、
「TTCV25時間テレビのマラソン?そんなもん何人の人が見てるの?ろくに見てないんじゃない?そんなしょうもない企画で渋滞作るなよ。俺は急いでるんだよ!」なんて言っています。そういった渋滞に困った一般人から、
「田上市古番天地区、25時間テレビマラソンのせいで渋滞しています。とっても迷惑です!」等のメッセージがTTCVに大量に送られていますがTTCVはこれを完全無視!本物の24時間テレビマラソンでは渋滞対策はどうしているんでしょうね?謎ですが。
 「グルッポー、グルッポー、グルッポー、グルッポー、グルッポー、グルッポー、グルッポー、グルッポー。」と、鳩時計鳩。
「はとさんが8回言った。25時間テレビは9時に終わる。」ねりくんは25時間テレビの最後を見届けようとしていました。25時間テレビのテレビジョンでは、
「スッテーン掛山は着実にTTCVに向かって足を進めています!25時間で何㎞走ることが出来るか?!スッテーン掛山はすでに登山も含めて96㎞もの距離を走っています!現在の位置からTTCV本社前お祭り広場までの距離は5㎞あります!100㎞超えるでしょうか?!ぜひ、放送終了時間までにTTCV本社に戻ってきてください!がんばれ!がんばれ掛山!いや~、甜瀬さん、感動ですねえ。」と、読舌アナが感動的に言い、本当に感動しちゃってる甜瀬先生が、
「すっごく感動しています!あと5㎞!1時間でTTCVまで絶対に戻ってきて欲しいですね!」と、言いました。甜瀬先生、このマラソンで渋滞が起きているなんて夢にも思っていません。とにかくTTCVは30分間マラソンを実況中継すると25時間テレビのフィナーレの時間です。スッテーン掛山に向かって、
「負けないで~。」の曲が流されます。スッテーン掛山には聞こえているでしょうか?彼の脳内は「カネ、疲労」の二つしかありません。
 「さあ、みんなで25時間テレビテーマソング、『ブタイ』を歌いましょう。」この、『ブタイ』という曲は某感動テレビ番組の『サライ』という曲をまねした物です。読舌アナは、
「今回の第2回25時間テレビ、本当は天国にいるブタモドキのブタイに走ってもらうつもりでした。ですが、7月16日にブタイが急逝してしまいました。天国のブタイにも届くように、みんなで歌いましょう。」
「アカシア吹雪~のブタイのまーちに~……。」と、エンドレスで歌われる『ブタイ』です。そこへ、
「おおっ!スッテーン掛山が、今!TTCV本社前のお祭り広場に戻ってきました!」
「ガラガラ~」
「えっ!観客席がガラガラじゃん!」がっかりするドヂーズとTTCVマラソンスタッフ。スッテーン掛山はステージに駆け上がりましたが、読舌アナの前で、
「つかれた~。」と、倒れ込みました。疲労困憊しているのです。
「テーン!大丈夫か?!うわっ!」と、ステージ上でこけるコケブー片木。読舌アナが、
「掛山!よく頑張った!今の気持ちは?」と、聞きました。スッテーン掛山は、
「つかれた~。」と、言いました。読舌アナは、
「疲れた以外の気持ちあるだろ?」と、聞きました。スッテーン掛山は、
「つかれた~。」と、だけ言いました。読舌アナは、
「走りきって感動しただろう?」と、聞きました。スッテーン掛山は、
「感動なんてしてねーよ……。つかれた~。」と、言いました。読舌アナは、
「掛山!お前100.24㎞も走ったんだぞ!」と、言いました。100.24㎞もの長距離を走り遂げたスッテーン掛山。それを聞いたスッテーン掛山は立ち上がり、
「やったあ!ギャラは100万240円だ!」と、言いました。なんか計算が変なような?とにかくスッテーン掛山は、
「100万円ものギャラなんて初めてだ!やったぜ!」と、言ったので画面が、
「しばらくそのままでお待ちください」に変わり、しばらくして元に戻りました。
 「コケブー?相方の頑張りを見て感動しただろう?」読舌アナはドヂーズ相方のコケブー片木に聞きました。コケブー片木は、
「感動なんてしないよ!よくまあこんなしょうもないことやったもんだと感心はしたよ!」と、言いました。読舌アナは、
「コケブー片木はとっても感動しています!」と、一方的に言いました。どうしても場内とテレビジョンの前を感動させないといけないのです。ですが一般人はみんな、
「感動してねーよ!」でした。
 もうすぐ25時間テレビが終わります。ねりくんは、
「しょうもない番組だったなあ。去年の方がおもしろかったな。」と、言いました。25時間見た感想です。読舌アナは、
「では最後にブタモドキブタイの映像を交え(まじえ)ながら『ブタイ』でお別れしたいと思います!」と、言い、
「アカシア吹雪~のブタイのまーちに~……。」と、『ブタイ』の合唱がおこなわれ、テレビジョンの画面には在(あ)りし日のブタイのかわいい映像が画面の右上に映し出されました。読舌アナが最後の言葉、
「25時間テレビ、これで終わりますが本当の主役は、テレビの前のあなたです!」と言って終わりです。ですが最後に、
「ぼっちゃーん!」と、ブタモドキが西乃池に放り込まれる映像が出て、
「たーのんじゃお~!たーのんじゃお~。ゴミ取り、草取り、便所の掃除!めんどくさいことはー、みんな行舎(ギョウシャ)にたーのんじゃおー!田上市北バイパス和泉信号そば!便利屋業者、株式会社行舎です!」というCMが流れて終わりました。あとは普通にCMが流れています。ねりくんはじめ視聴者は、
「ブタモドキが水に……。今の何?」と、謎のシーンで「???」と、なっており、
「結局募金はいくら集まったのさ?」と、言っていました。最終募金額が発表されなかったのです。当然インターネットは、
「ブタモドキのブタイは西乃池に放り込まれたのか?募金額はいくらになった?」と、炎上しまくっていました。
 「謎のシーン。ブタモドキのブタイはもしかして、水死……?」視聴者はみんな良からぬことを考えていました。25時間テレビ終了後TTCV社内では、
「募金が1,659,841円しか集まらなかった!去年の三分の一も集まらなかった!こんなの発表できない!」と、嘆き、
「みんな感動してくれなかった!第2回25時間テレビは大失敗だ!」と、嘆き、
「あの謎のシーンはなんだ!まさかブタイを西乃池に放り込んだんじゃないだろうな?!」と、読舌社長兼アナウンサーが激怒し犯人捜しがおこなわれ、マラソンをしたドヂーズのスッテーン掛山は、
「スタッフさん、25時間マラソンのギャラちょうだい。」と、言ったらスタッフから、
「25時間テレビはチャリティーだよ。チャリティーにギャラが出るわけ無いじゃないか。ギャラの話は9月バカ。今日はセプテンバーフールなんだよ。」と、言われ、
「TTCVめ!詐欺だー!今日は4月1日ではない!何が9月バカだー!ギャラよこせー!俺はカネが欲しくてこれやったんだぞ!ギャラが出ないと分かっていたらやらなかった!」と、スッテーン掛山とTTCVスタッフとで大喧嘩となっていましたとさ。ちなみにドヂーズ相方のコケブー片木は、
「このマラソンでドヂーズのイメージアップになる。ニヤニヤ。」と、言っていましたが、結局全然イメージアップにはなりませんでした。
 ほとんど誰も感動しなかった25時間テレビはこうして終わりました。来年は無いでしょう。とっぴんぱらりのぷう。
              
                  その443おわり       その444につづきます



個人的メモ:2018-0913点検済  


Posted by 樹廊 臣 at 04:25Comments(0)小説『中学生も色々と』