2018年01月18日

カップメンのふたの上にミニカーその9

 おはようございます。この記事は予約投稿です。

 本日の画像

カップメンシリーズ9番(勝手にシリーズ化してる)

  カップメンのフタが浮き上がらないように重しにするミニカー。
カップメン9
フラッシュでギラギラした撮影になってしまいました。
 今回はスーパーカップのとんこつ味。私はとんこつ味って
あまり食べないんですけどおいしかったです。
 今回は黒い車でまとめました。
左はトミカシステム2WAYベーシックどうろセットに付属していた
ホンダS660。
右はトヨタセンチュリーのTLVNEOです。
小さい車と大きい車です。
このカップメンのふたは浮き上がるので、重しが必要でした。

カップメンでした



今日、私はお休み。
もし本日、笹倉じんなという人が「見ない方がいいみつあみ」という
ブログを作ったら、それを作ったのは私、樹廊 臣です。
気持ち悪いブログだから見ない方がいいです。  
タグ :ミニカー


Posted by 樹廊 臣 at 04:28Comments(0)本日の画像

2018年01月18日

小説『中学生も色々と』その314

 おはようございます。この記事は予約投稿です。

 私の作った小説『中学生も色々と』第314話(その314)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません。

樹廊臣物語中学生シリーズ

                  中学生も色々と

              その314「2018年の正月」

 2018年(平成30年)1月1日月曜日になりました。新年の始まりです。史乃は午前6時頃目を覚ましました。
「今何時じゃ?6時1分か。年越した?来年になった?」史乃は寝ぼけまなこでパソコンの電源を入れました。史乃の住まいにはテレビジョンは無く、インターネットが映像系娯楽です。Yahooのトップページに日付が出てくるのですが、それを見ると本日が2018年1月1日月曜日であることが分かります。史乃は、
「朝だ朝。洗脳されてからというもの仕事する気が出てこない。困ったもんじゃ。」と言い、普段着に着替えてコンビニに行きました。そして朝ご飯にオムライスを買います。史乃は正月でも普段と同じものを食べるのです。史乃は餅とかおせち料理等の正月料理が嫌いなのです。オムライスを食べると路線バス(田上バス)に乗って、
「田上神社に行ってみるか。」と、出店目当てに田上神社に向かったのでした。史乃は、
「バスに乗せて頂いても楽しくない。洗脳される前はバスに乗るのが楽しかったようじゃが……。へんなの。」と思いました。
 さて、洗脳されているからちゃんはどんな正月を迎えたでしょうか?
「あけましておめでとうございます。」と、春田沢家一家は茶の間に集まりました。からちゃん両親はからちゃんに
「お年玉をあげる。」と言ったのですが洗脳されているからちゃんは、
「まあ!お年玉なんて!学校に行かせて頂いてるだけで満足なのに!だから辞退するわ!」と言ったのでした。年が明けてもからちゃんは大丈夫じゃありません。からちゃんの家ではおせち料理です。からちゃんはおせち料理が好きではなかったのですが、洗脳によって……、好きにはなっていませんでした。それとからちゃんは正月に放送されるテレビジョンの正月特別番組が嫌いだったのですが、洗脳によって……、
「何このくだらないテレビ。ただでさえくだらないテレビが正月にはもっとくだらなくなるのね。目に悪いわ!」と、もっと嫌いになったようです。
 さて、この朝ひな乃ちゃんは、一人きりの家で目を覚ましました。家族は今頃ハワイで楽しんでいます。一人きりの生活。気楽になるかと思いきや、からちゃんのことが心配なので楽しくありません。それよりも楽しみにしていた年末年始のハワイ旅行がおじゃんになっていたので不愉快です。
「お正月だからお餅を焼きませう。」ひな乃ちゃんは一人で餅焼いて食べました。テレビジョンを点けてみますと、
「ちゃん、ちゃららちゃんちゃんちゃん、ちゃん、ちゃららら~。」と、正月恒例の音楽が流れました。ひな乃ちゃんは、
「くだらん。」と、言ってチャンネルを次々と変えました。どこのテレビ局も同じような放送です。正月特番はっきり言ってつまらんです!
 9:00になるとひな乃ちゃんは武田先生のスマホに電話をかけました。出ません。しょうがないので幹部のかきくけこさんのスマホにかけます。かきくけこさん曰く、まだ武田先生は絶対安静で寝込んでいるようです。武田先生、悲惨な正月です。
 ひな乃ちゃんはお里さんの家に行きました。お里さん曰く、
「ひな乃ちゃん!からちゃんがもっと変なの。お年玉もいらないって言ったそうで……。」とのことでした。ひな乃ちゃんは、
「弱ったなあ。重症だね。」と言いました。お里さんは、
「ひな乃ちゃんはお年玉もらったん?」と聞きました。ひな乃ちゃんは、
「親は今ハワイだもん。3日に帰ってくるからその時にもらうことができるはず。」と言いました。お里さんはすでにお年玉をもらって喜んでいました。それでひな乃ちゃんは、
「からちゃんを誘って田上神社に初もうでに行く。」と言いました。お里さんは、
「それいいかもね。私は南中の校則で行くことできないけど。南中の先生が田上神社と服万寺でパトロールしてるかんね。」と言うことで行くことは出来ません。
 ひな乃ちゃんがからちゃんの家に行ってみると、からちゃんママが、
「あらひな乃ちゃん。あけましておめでと。からはお正月なのにお勉強してるのよ。お年玉も辞退するって言ったのは心配になったけど、洗脳ですっかりいい子になっちゃって。」と言いました。ひな乃ちゃんは、
「洗脳はいつか解けるものですよ。」と、適当なことを言いました。からちゃんママは、
「でも、解けるまではお勉強してるでしょ。解けるまでは良い子でいるのもありがたいわ。」なんて言っていました。それでからちゃんに「初もうでに行くか」を聞いたところ、
「中学時代の思い出作りのために行く。」と言って出てきました。
 ひな乃ちゃんは涼交バス田上営業所にある史乃の仕事場を覗いてみましたが史乃は来ていないとのでした。ひな乃ちゃんは、
「史乃さんお勉強してなきゃいいけど。」と思いながらからちゃんと田上バスターミナルに行きました。ここから田上神社に行くシャトルバス(涼交バスと田上バスの共同運行)が出ています。ここからバスで初もうでに行く人がけっこういます。からちゃんはバスの乗り方をすっかり忘れており、ひな乃ちゃんが教えてなんとかバスに乗車しました。乗ったのは田上バスの車両でしたが、からちゃんは、
「へー。こういう変な電車に乗ったのは初めてだわ。」と、バスのことは分からないままでした。バスが田上神社に着くとからちゃんは、
「去年ここへは来たわね。」と言いました。その記憶は残っていたみたいです。
 「誰か知ってる人は居ないかな?」ひな乃ちゃんが辺りを見回ると人混みの隅(すみ)に史乃を見つけました。
「史乃さーん。」と、ひな乃ちゃん。
「ひな乃ちゃんとからちゃん。」と、史乃。ひな乃ちゃんは、
「史乃さんに会うことができて良かった。」と言いました。からちゃんは、
「史乃さんも大学目指してがんばって!合格祈念に田上神社に来たのね!」と言いました。ひな乃ちゃんは、「この発言シャレになってない」と思い、
「史乃さん、大学行かない方がいいですよ。」と言いました。史乃は、
「うん……。でもなんかね、洗脳されてから心にぽっかり穴が開いたようなんじゃ。なんかむなしいっていうか、なんじゃろう?この穴に大学が収まると充実するのかな?」と言いました。からちゃんは、
「そうよ!心に開いた穴に大学生活とお勉強を入れると心が満たされるわ!」と言いました。ひな乃ちゃんは、
「史乃さん……。それダメ!史乃さん、洗脳される前はお仕事が楽しくて充実していたんです。心の穴は史乃さんの物語とバスのお仕事が入っていた所なんです。その穴に大学や勉強を入れたら史乃さん絶対後悔しますよ。心の穴に大学とか入れたら史乃さん学校人間になっちゃいますよ!洗脳が完全に解けるまで穴を埋めようとしないでください。洗脳が完全に解ければその穴は埋まります。」と言いました。史乃は、
「そうか。オレは洗脳されてたから心に穴が出来てるわけじゃったな。ひな乃ちゃんありがと。オレの本当に大事なものは今はオレ自心分からないんじゃよ。オレの大事なものはひな乃ちゃんの言うには物語とバスのお仕事なんじゃよな。それが戻ればいいと思うようになってきたよ。」と言いました。ひな乃ちゃんは、
「だんだん良くなってきてるようですね。大学や勉強にはやまらないでくださいね。」と言いました。からちゃんは、
「史乃さん、学校好き?」と聞きました。史乃は、
「学校大好き。」と、ごく自然に即答しました。ひな乃ちゃんは、
「まだまだ史乃さんもやばいや。」と思いました。そして、
「まあ、そんなことは考えるのやめて、出店で何か買って食べようよ。」とひな乃ちゃんが言いました。するとからちゃんはお好み焼きを買って食べていました。
「おいしいわ。」からちゃんは目を半分閉じながらもぐもぐしていました。目が閉じられると、からちゃんの目のキラキラが見えなくなり、洗脳前のからちゃんに見えるのでした。ひな乃ちゃんは、
「早く戻ってね。」と思うのでした。
 田上神社からからちゃんの家に戻ると年賀状が来ていました。からちゃんは、
「わあ。私にいっぱい年賀状が来てるわ!」と喜びました。ひな乃ちゃんは、
「からちゃん付き合いが多いもんね。」と言いました。からちゃんは、
「そう、私は付き合いが広いからね。」と言いました。ひな乃ちゃんは、
「ねえ、年賀状をくれた人、みんな覚えている人かな?」と聞きました。からちゃんは、
「当たり前だわ。でも……。よくわからない人からも来てる。どちら様だったかしら?」と言いました。からちゃんが分からないという人はみんな涼交バス会社の関係の人でした。洗脳により、会社の記憶は邪魔者扱いになってしまったのでしょうか?それを見た史乃はとても悲しくなりました。
「からちゃんって、涼交の会社大好きじゃったよね。それが洗脳で分からなくなってるなんて悲しいな。」と言いました。ひな乃ちゃんは、
「史乃さん、もっと悲しんでください!」と言ったのでした。

                 その314おわり        その315につづきます



個人的メモ:2018-0505点検済  


Posted by 樹廊 臣 at 04:25Comments(0)小説『中学生も色々と』