2018年01月20日

ブルーバード血液運搬車

 おはようございます。この記事は予約投稿です。

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 この車は日産U11ブルーバードワゴンの血液運搬車です。
血液運搬車
なかなか良い出来のトミカです。27年くらい前のトミカ
「緊急車セット」に入っていたものです。
献血センターから病院に血液を運ぶ車で緊急自動車となります。
私が専門学校に行っていた頃の友人で、この「血液運搬車」を
好きな友人がいました。彼の目撃情報によれば、
血液運搬車のサイレン音は救急車のサイレン音と同じだそうです。

 血液運搬車でした。  
タグ :ミニカー


Posted by 樹廊 臣 at 04:28Comments(0)本日の画像

2018年01月20日

小説『中学生も色々と』その316

 おはようございます。この記事は予約投稿です。

 私の作った小説『中学生も色々と』第316話(その316)です。
このお話はフィクションであり、登場する人物、団体、企業、事件等は
実在のものとは一切関係ありません。

樹廊臣物語中学生シリーズ

                     中学生も色々と

           その316「ひな乃ちゃん一人きりの1月2日」

 2018年1月2日火曜日です。ひな乃ちゃんの家族(お父さんとお母さん)は1月3日夕方までハワイ旅行ですので、ひな乃ちゃんはお家に一人きりで過ごしていました。朝5:22分。ひな乃ちゃんは目を覚ましました。
「まだこんな時刻か……。お外真っ暗なわけだ。でも、カーテンを開けて外を見ると、
「わー。雪降ってる。積もってきてるー。」という天気なのです。
「夜更け過ぎに雪が降り出したというわけね。」完全に覚醒してしまったひな乃ちゃんは、
「今頃親はハワイで何食べて過ごしているだろう?」と思いました。そして、
「あーっ!ハワイ旅行行きたかったよ!あの魔女先公!おかげでこんな寒い日本で!」と、怒りが湧き上がったのでした。あの武田先生のせいで楽しみにしていたハワイ旅行が消えてしまったのですから。
 「あーもー。ブツブツ。ブツブツ。本当に武田先生で不愉快よ!」ひな乃ちゃんは、
「せっかくだから何かおいしいものでも自分で作って食べませう。」と言って冷蔵庫を開けるのですがめぼしいものがありません。
「何か料理しようにも材料が無いときてる!」それでもひな乃ちゃんはニンジンとジャガイモを見つけました。
「えーと、このにんじんとじゃがいもを……。」とりあえず皮を剥いて包丁で切って煮てみます。
「にんじんとじゃがいもを煮て……、何か無いかな?無いなあ……。旅行に行くからがんばって食料在庫を減らしたんね。……マヨネーズとケチャップと福神漬けを混ぜてタルタルソースみたいなのを作りませう。」ひな乃ちゃんの朝ご飯はじゃがいもとにんじんの煮っころがしに特製のマヨネーズソース。って、
「まず~い!ケチャップと福神漬けがいけなかったか!でももったいないから食べる!昨日は缶詰とカップメン!お餅ももう無いし。年明けからこんな食事になっちゃったわ!武田先生の奴~!」本当に迷惑な武田先生です。そしてひな乃ちゃんは食器を洗って洗濯をして干して、まだ午前8:00という早さにお風呂に入って出てきました。8:30に武田先生のスマホに電話します。
「出ないか。まったく!」今度は幹部かきくけこさんのスマホに電話しますが圏外のようです。かきくけこさんは交代して山奥の基地で留守番しているのでしょう。ひな乃ちゃんはこの数日のうちに幹部全員の電話番号を聞き出すのに成功しており、たちつてとさんのスマホと通話することができました。たちつてとさん曰く、
「武田先生はまだ絶対安静の状態で……。ごめんなさい。」とのことでした。
 ひな乃ちゃんはお里さんに電話してみます。
「お里さん、からちゃんと史乃さんどんな感じか分かる?悪化してなければいいんだけど……。武田先生がまだ絶対安静で。」と、ひな乃ちゃん。お里さんは、
「からちゃんと史乃さんね、変わりないみたいよ。それでひな乃ちゃんとこ、雪すごいんじゃない?田上もすごい雪だよ。」と言いました。ひな乃ちゃんが窓の外を見るとけっこうな雪が積もっていました。
「保育園の頃は雪遊びしたけど、今さら雪遊びする気になんかならないし。食料も買いに行かなきゃだし……。あーっ!ハワイがうらやましい!後で雪かきかよ!」ひな乃ちゃんは怒って言いました。そして、
「親が留守なら気楽かなって思ったことが昔有ったけど、あまり変わらないな。こう考えるとうちの親は放任主義なんね。ゆるくてありがたい親で良かったよ。」と思ったのでした。親が留守の生活、良いものかと思ったのですが、ひな乃ちゃん家ではあまり変わりないようです。
 窓の外は未だに雪が降り続いています。
「さーて、明日までの食料を買いに行かないと。」ひな乃ちゃんの家は桐亜村と品美田村境にある山奥です。周りに商店というものはありません。でも、桐亜村口というバス停留所があって涼交の路線バスで移動できます。ひな乃ちゃん家から右(東)方向へ行くバスは花町市に、左(西)方向に行くバスは田上市に行きます。
「どっちに行こうかな?やっぱ左の田上に行ってからちゃんの様子も見に行こう。」と思って田上行きバスに乗ります。年末年始でもけっこうな本数のバスが動いているこの地域はバスには恵まれています。
「ブブーブー。」というエンジン音を立てて涼交バス田上営業所所属の中型路線バスCA-5100号車(北村ボディのいすゞK-CCM410)がやって来ました。運転していたのは北村広美(きたむらこうみ)さんという、ひな乃ちゃんともからちゃんとも仲の良いお姉さんで、北村さんは、
「ひな乃ちゃん、からちゃんどうしたの?何か変だという話だけど?」と聞きました。ひな乃ちゃんは、
「からちゃん、ちょっと……。よく分からないけど具合が悪いんです。」と言いました。洗脳されたということは説明のしようがありません。こう言うのが精一杯でした。
「次は終点、田上バスターミナルでございます……。」バスは田上駅前にある終点、田上バスターミナルに着きました。
「デパートの初売りを見に行ってみよう。」田上駅前のデパートは2つ。涼交百貨店というのと丸本百貨店というのがあります。共に新春初売りは今日の1月2日です。
「ほー。けっこう賑わっておる。田上市の駅前は意外に賑わっているようでけっこうなこと。」駅前というと空洞化していてさみしいところが多いのですが田上駅前は例外なようで、駅前なのに賑わっています。ひな乃ちゃんはデパートの中で史乃を見つけました。
「あ。ひな乃ちゃん。」史乃もひな乃ちゃんを見つけました。ひな乃ちゃんは、
「史乃さん、御加減いかがですか?」と聞きました。史乃は、
「どんなもんかなあ?昔オレは充実していたんでしょ?それを思い出したくなってきた。でも仕事に楽しさを見出すことができないのじゃ。」と言いました。ひな乃ちゃんは、
「もうすぐ、武田先生の具合が良くなったら松本の大学病院に乗り込んでいきましょう。そこで武田先生に魔法で洗脳を解いてもらいませう。後しばらくの辛抱です。」と言いました。史乃は、
「でも、考えてみると恐いよね。もし武田先生が事故で死んでたら、洗脳は一生解けないということじゃよね。恐ろし。」と言いました。本当に恐いです。
 デパートで、お金が許す限り(といっても1500円くらい)食料を買ったひな乃ちゃんはからちゃんの様子を見に、からちゃん家に行きました。からちゃんママが出てきて、
「あらひな乃ちゃん。からを心配して見に来てくれたんね。からはちょっとだけ箱根駅伝を見て『努力っていいねー。』なんて言ってたけど、その後一生懸命お勉強してるの。洗脳だとしてもお勉強してるのはうれしいわ。だから、心配しないでね。」と言いました。ひな乃ちゃんは、
「洗脳がなんかの拍子(ひょうし)に解けた時が大変ですよ。」と言いました。からちゃんママは、
「解けない方がいいんよ。良い子になってるから。」なんて言うのでした。
 雪も降っていて寒いのでひな乃ちゃんは帰宅しました。テレビジョンを箱根駅伝点けっぱなしにして買ってきたものを食べますが、中学生なのであまりお金が無く、贅沢なものは食べることができません。
「史乃さん、本当に大学に行っちゃたら、今より貧しくなっちゃうよね。学生にはお金が無いということ分かってんのかしら?洗脳でそういうデメリットが分かんなくされちゃってなければいいけど。」と心配になりました。
「やっぱりあのデパートのおかずパンはおいしい。」箱根駅伝を見ながらパンを食べる1月2日。ひな乃ちゃんは、
「あー、一人だけの気楽なお休み。こういうのっていい……わけねーだろ!楽しみにしてたハワイ旅行返しやがれ!」と、また立腹してしまいました。それで、時間がある時にひな乃ちゃんがするのは大好きな「パーソナルコンピュータの研究」です。
「クリスマスプレゼントにネズミコンピュータを買ってもらったんよね。新しいメーカのネズミコンピュータの性能と耐久性はどれくらいなのか研究中。色々な評判はネット内で言われているが真実は実物を触らないと分からないからね。」というわけです。
「はて、このコンピュータ、『安い物はすぐ壊れるというセオリー』に当てはまるか否か?」ひな乃ちゃんは何やらよく分からない研究中です。コンピューターの研究するのがひな乃ちゃんの趣味なのです。趣味の研究中でもからちゃんのことは忘れていません。
「いつになったら武田先生、動くことができるようになるのかな?面会できるようになったら松本の大学病院に乗り込んで……。」なんて思いながらやっています。
 ひな乃ちゃん、親がいないことで唯一違うのが「もう寝なさい」と言われないこと。この日は徹夜でコンピューターの研究をして、翌日の1月3にはお昼寝をしていました。
 1月3日の夕方ひな乃ちゃん両親が帰宅し、ひな乃ちゃんを見て、
「あれ?冬休み中えらい先生の所で指導されているんじゃなかったの?」と聞かれ、
「その先生の都合で今日早く帰らされた。」とひな乃ちゃんは親に説明しました。ハワイはじつに良かったとのこと。翌4日からひな乃ちゃん両親はお仕事です。ひな乃ちゃんの冬休みは1月8日月曜日までです。
            
            その316おわり         その317につづきます



個人的メモ:2018-0505点検済  


Posted by 樹廊 臣 at 04:25Comments(0)小説『中学生も色々と』